四者だより
発行・四者会議
発行日 1998年1月16日(金)
四者だより
No. 1/16発行
発行:四者会議
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1月13日(火)、校長先生と話し合いをしました。全校で集まり話しあう最後
の機会。たくさんの意見、質問、どうもありがとうございました。
結果報告
結局、校長先生の考えは変わっていない
→校長先生は今回の話し合いで、「卒業記念祭は卒業証書授与
がないので、卒業式のかわりにはならない。
厳粛で、清新な、法にのっとた(=日の丸、君が代をおこなう)
式を行う。」とおっしゃったのです。
しかし !! 学習指導要領では卒業式を行うことを義務づけていないので、
卒業式を行いたいというのは校長先生の独断の考えでしかありません。
それに、卒業記念祭は生徒総会や職員会議で決定したものです。
なのに、校長は主役の3年生を含む全生徒の意見(13日の全校での話し合いや、
1/8に承認された抗議文)を無視しています。
ということは、所高の自主、自由、自立という校風の中でつくられたシステムを
根底からくつがえし「卒業式」を行うことを強要しているのです。
結局校長先生は今までの考え方を変えていません。
つまり !! 校長先生は日の丸君が代さえ行えば、
生徒が作り上げた卒業記念祭を混乱さ
せてもかまわない。と思っているしか考えられません。
私達は自分達の行っていることに自信をもっていい。
もし、私達が校長先生のおっしゃる“卒業式”を受け入れてしまったら・・・。
そのことは、“話し合いで決めていく”という所高のスタイルを壊されることを
認めてしまった事にもつながります。なぜなら、生徒と先生で「どうしたら3年
生に喜んでもらえるか」を、1から話し合い、決めてきた記念祭を校長先生一人
の意志で変えてしまうことを許すことになってしまうからです。
所高が所高でなくなる。
┌────────┐┌─────┐ ┌─────────────────┐
│生徒で何決めても││何言っても│ │こんな気持ちでは所高祭も、体育祭も│
│結局校長先生の ││無駄だよ。│→│盛り上がらないよ。 (;_;) │
│一言で変わっちゃ│└─────┘ │─────────────────│
│うんじゃん │ │どうせつぶ│ │ちょっと │
└────────┘ (はぁ) │ されるよ│悲観的│ 極端だけど │
│ ───┘ │ 十分 │
│やる前からそんな │ ありうる│
└─────────────────┘
☆これまで所高は、生徒の声を取り入れてもらうため、話し合って決めていく、
という方法を守り続けてきました。そしてそれをこれからも守っていかなくては
なりませんよね!
ここがふんばりどころ
四者の考え。
私達四者会議は、入学式が混乱に終わってしまった後から活動を始め、
どうしたら卒業式が混乱しないかを検討してきました。そして
「卒業記念祭」という形に変えることで3年生を温かく送り出そうという
意志で頑張ってきたのです。しかし、校長先生のこれまでの身勝手な行動は、
これらのことをくつがえすばかりでなく、今後の所高の自治の危機にも
つながります。それは、決して許されることではありません。
あきらかにまちがっていることに、私達が妥協する必要はないし、
自信を失うことも全く無いのです !!
だから、私達はこれから「卒業記念祭」の実務的な活動をどんどん進め、
校長に、私達の「卒業記念祭を絶対に成功させるぞ !!」という姿勢を
アピールして運動してゆかなければならないのです。
やるしかないのです。卒業記念祭を皆で成功させよう!
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