埼玉県教育委員会資料
児童生徒、教員等の事故報告について
発行日 1998年1月8日(木)
発行 埼玉県教育委員会教育長
(Web管理者記)
下記の資料は、竹永教諭が人事委員会に不服申立を行った「平成10年(不)第3号
懲戒戒告処分事案」における「甲第三五号証」です。
内田達雄前校長が提出した職員事故報告書は「別記3」に記載された「職員の事故
報告の範囲」に基づき、「(様式1)体罰以外の事故の場合」を用いて記載されてい
ます(そのはずです)。
そして、職員事故報告書の「事故の種別」をみますと「その他」となっております。
これは、
│ 9│その他 │1 窃盗、脅迫、その他の非違行為 │ │
│ │ │2 埼玉県財務規則第215条第1 │ │
│ │ │ 項に規定する行為違反 │ │
に該当します。
1999年7月14日の第7回公開口頭審理における尋問で、内田達雄前校長は
「窃盗、脅迫、その他の非違行為」に該当するということで、事故報告を提出したと
答弁しております。
また、竹永教諭の処分は1998年3月18日の入学説明会での「竹永教諭の発言」
そのものが事故報告の事由だとも答弁しています。
請求人側の中山弁護士が、内田達雄前校長に「その他のなかの1又は2のどちらか」
と尋問し、内田達雄前校長は「1である」と答弁しています。
更に、中山弁護士が「1の中の『窃盗』『脅迫』『その他の非違行為』のうちの
どれか」と尋問したところ内田達雄前校長は「『その他の非違行為』である」と答弁
しました。
ところで、この「その他の非違行為」というのは、「窃盗」或いは「脅迫」に類似
の「非違行為」ということのようです。
私には、どう考えても「竹永教諭の入学説明会での発言」が「窃盗」或いは「脅迫」
に類似した行為だとは思えないのですが、内田達雄前校長及び処分をした教育委員会、
教育局などは、そのようにお考えなのでしょうか。
教高一第990号
平成10年1月8日
各県立学校長 様
埼玉県教育委員会教育長
児童生徒、教員等の事故報告について (通知)
このことにつきましては、従来から格段の語は御配意を願っているところですが、
このたび、別記のとおり事故報告書作成要領等を定めたので、各学校においては、適
切に処理されるよう願います。
なお、この通知は、平成10年1月12日以降に報告する事故から適用することと
し、これに伴い、昭和59年7月9日付け教高第536号「児童生徒の事故報告等に
ついて(通知)」は、廃止します。
----------------------------------------------------------------------------
別記1
事故報告書作成要領
1 事故が発生した場合には、高校教育第一課(特殊教育諸学校にあっては特殊教育
課)に電話により報告を行うとともに、速やかに事故報告書を作成し、県教育委員
会教育長あて提出する。
2 別記3から別記5までに揚げる事故報告の範囲及び様式により作成する。
3 事故報告の範囲に揚げる事故以外のものについても、学校運営上重要性をもつと
判断される場合は、報告を行う。
4 関係者の立場を配慮しながら十分な調査を行い、特に加害、被害のある事故につ
いては、事故の正確な把握に努める。
5 事故の内容によっては、必要に応じて、様式中の項目を削除し、あるいは項目を
追加して作成することができる。
6 情緒的な表現を避け、事故に直接関係のない事柄や憶測によるものは記載しない。
7 医師や警察の判断に基づくものについては、その旨を記載する。
8 事故報告書の提出後に、新たに判明したことについては、続報(第2報等)とし
て報告を行う。
9 事故報告書の提出の経過等については、別記6による。
----------------------------------------------------------------------------
別記2
体罰に係る事故報告書作成要領
体罰に係る事故報告書については、別記1による外、以下によるものとする。
1 当事者(体罰を加えた者及び体罰を受けた児童生徒をいう。以下同じ。)、目撃
した児童生徒・教員及び保護者等から十分に状況等を聴取する。
2 当事者等の事故に対する意見等を記載する。
3 提出に当たっては、当事者及び保護者に事故報告の内容を示して確認する。
4 当事者及び保護者から意見書が提出された場合は、当該意見書を添付する。
----------------------------------------------------------------------------
別記3
1 職員の事故報告の範囲
┌──┬─────┬─────────────────┬─────────┐
│番号│事故の種類│ 報告の範囲 │ 備考 │
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│ 1│負傷・疾病│1 死亡した場合 │1 公務中 │
│ │ │2 医師の診療を受け、治療のため │2 風水害、震災、│
│ │ │ 7日間以上の休暇を要すると判断 │ 火災その他非常災│
│ │ │ される場合 │ 害による場合は公│
│ │ │ │ 務中に限定しない│
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│ 2│暴力行為 │1 暴力行為を行った場合 │ │
│ │ │2 暴力行為により傷害を受け医師 │ │
│ │ │ の診療を要する場合 │ │
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│ 3│体罰 │ 児童生徒に対して体罰を行った場合│ 傷害の有無にかか│
│ │ │ │わらず報告する │
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│ 4│自殺等 │ 自殺、心中(未遂の場合を含む) │ │
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│ 5│水難・山岳│1 死亡した場合 │ │
│ │遭難 │2 救出活動又は捜索活動が行われ │ │
│ │ │ た場合 │ │
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│ 6│交通事故等│1 交通事故 │ │
│ │ │ ア 死亡した場合 │ │
│ │ │ イ 傷害を与えた場合 │ │
│ │ │ ウ 物損を与えた場合(軽微なも │ │
│ │ │ のを除く) │ │
│ │ │ エ 被害(自損事故を含む)を受 │ │
│ │ │ け、医師の診療を受け、治療の │ │
│ │ │ ため7日間以上の休暇を要する │ │
│ │ │ と判断される場合 │ │
│ │ │2 飲酒運転、無免許運転等の悪質 │ │
│ │ │ な交通違反行為 │ │
├──┼─────┼─────────────────┴─────────┤
│ 7│伝染病 │ 平成4年1月30日付け教保第1504号「伝染病・食 │
├──┼─────┤中毒患者の発生報告の改正について(通知)」による │
│ 8│食中毒 │ │
├──┼─────┼─────────────────┬─────────┤
│ 9│その他 │1 窃盗、脅迫、その他の非違行為 │ │
│ │ │2 埼玉県財務規則第215条第1 │ │
│ │ │ 項に規定する行為違反 │ │
└──┴─────┴─────────────────┴─────────┘
----------------------------------------------------------------------------
2 様式
職員事故については、次に揚げる様式1により作成する。特に、体罰については、
様式2により作成する。
(様式1)体罰以外の事故の場合
┌────────────────────────────────────┐
│ 規 第 号 │
│ 平成 年 月 日 │
│ 埼玉県教育委員会教育長 様 │
│ ┌─┐│
│ 埼玉県立 学校長 氏 名印││
│ └─┘│
│ 職 員 事 故 報 告 書 │
│ │
│ 本校職員に、下記のとおり事故が発生しましたので報告します。 │
│ │
│ 記 │
│ │
│1 事故者の職・氏名(ふりがな)・年齢・性別 │
│ │
│ 職 名 氏 名 ( 歳) (性別) │
│ │
│ │
│2 事故の種類 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 「職員の事故報告の範囲」による「事故の種別」を記載する。 ││
│ │イ 「暴力行為」の場合は、「加害」「被害」の別を括弧で付記する。││
│ │ウ 「交通事故等」の場合は、「加害」「被害」「自損」等の別を ││
│ │ 括弧で付記する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│3 事故の発生日時 │
│ │
│ 平成 年 月 日( 曜日) 午前・午後 時 分( ) │
│ ┌────────────────────────────┐ │
│ │出勤(通勤)途中、公務中、私用中等の別を括弧で付記する。│ │
│ └────────────────────────────┘ │
│ │
│4 事故の発生場所 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 具体的な場所を明記する。 ││
│ │イ 事故発生場所の地図及び事故の状況の分かる見取り図等を添付する││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│5 事故の相手方当事者の氏名・年齢・性別・現住所等 │
│ │
│ 相手方当事者 氏 名 ( 歳) (性別) │
│ 現住所 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 事故の相手方当事者(加害者又は被害者等)がいる場合は、その ││
│ │ すべてを記載する。 ││
│ │イ 事故の相手方当事者が、未成年者である場合は、保護者の氏名を ││
│ │ 併記する。 ││
│ │ウ 該当者がいない場合は、省略する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│6 負傷・損害等の程度 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 負傷・損害の程度、その後の回復状況等を具体的に記載する。 ││
│ │イ 医師の診断書が提出されている場合は、その傷病名等を記載し、 ││
│ │ 必要に応じて医師の診断書(写し)を添付する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│7 事故の概要 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ 事故の原因、内容及び状況等について、具体的に記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│8 学校の対応等 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 事故発生後に、学校が行った措置(関係者への対応、再発防止の ││
│ │ ための対応等)について、簡潔に記載する。 ││
│ │イ 必要に応じて、当該事故に対する校長の所見を記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│9 その他 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 事故関係者(事故者、加害者又は被害者、目撃者及び保護者等) ││
│ │ に、事故に対する意見等がある場合は、事故関係者ごとに記載する。││
│ │イ その他、参考となる事項を必要に応じて記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
└────────────────────────────────────┘
(控) 事故の内容によっては、別に提出書類を指示することがある。
----------------------------------------------------------------------------
(様式2)体罰の場合
┌────────────────────────────────────┐
│ 規 第 号 │
│ 平成 年 月 日 │
│ 埼玉県教育委員会教育長 様 │
│ ┌─┐│
│ 埼玉県立 学校長 氏 名印││
│ └─┘│
│ 職 員 事 故 報 告 書 │
│ │
│ 本校職員に、下記のとおり事故が発生しましたので報告します。 │
│ │
│ 記 │
│ │
│1 事故者の職・氏名(ふりがな)・年齢・性別 │
│ │
│ 職 名 氏 名 ( 歳) (性別) │
│ │
│ │
│2 事故の種類 体罰 │
│ │
│3 事故の発生日時 │
│ │
│ 平成 年 月 日( 曜日) 午前・午後 時 分( ) │
│ │
│ │
│4 事故の発生場所 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 具体的な場所を明記する。 ││
│ │イ 事故発生場所の地図及び事故の状況の分かる見取り図等を添付する││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│5 児童生徒の氏名・年齢・性別・課程・学科・学年等 │
│ │
│ 児童生徒 氏 名 ( 歳)(性別) 課程 学科 学年 │
│ 保護者 氏 名 │
│ 現住所 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ 体罰を受けた児童生徒が複数いる場合は、そのすべての児童生徒に ││
│ │ついて記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│6 負傷等の程度 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 負傷等の程度、その後の回復状況等を具体的に記載する。 ││
│ │イ 医師の診断書が提出されている場合は、その傷病名等を記載し、 ││
│ │ 必要に応じて医師の診断書(写し)を添付する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│7 事故の概要 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ 事故の原因、内容及び状況等について、具体的に記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│8 当事者等の意見 │
│ 児童生徒 (氏 名) │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ ││
│ │ ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ 保護者 (氏 名) │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ ││
│ │ ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ 事故者 (氏 名) │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ ││
│ │ ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ 目撃者等 (氏 名) │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ ││
│ │ ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 事故に対する意見等を当事者等ごとに記入する。 ││
│ │イ 特記事項がない場合は、その旨を記載する。 ││
│ │ウ 当事者及び保護者から意見書が提出された場合は、当該意見書を ││
│ │ 添付する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│9 学校の対応等 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 事故発生後に、学校が行った措置(体罰を受けた児童生徒への対 ││
│ │ 応、事故発生の報告、謝罪等の保護者への対応、再発防止・学校へ ││
│ │ の信頼回復のための対応等)について、簡潔に記載する。 ││
│ │イ 当該事故に対する校長の所見を記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│10 その他 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ 参考となる事項を必要に応じて記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
└────────────────────────────────────┘
(控) 事故の内容によっては、別に提出書類を指示することがある。
----------------------------------------------------------------------------
┌──┬─────┬─────────────────┬─────────┐
│番号│事故の種類│ 報告の範囲 │ 備考 │
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│ 8│家出等 │ 家出、行方不明等により警察に届 │ │
│ │ │出をし又は警察に保護された場合 │ │
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│ 9│自殺等 │ 自殺、心中(未遂の場合を含む) │ │
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│10│水難 │1 水死した場合 │ │
│ │ │2 行方不明となり、捜索活動が行 │ │
│ │ │ われた場合 │ │
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│11│交通事故等│1 交通事故 │ │
│ │ │ ア 被害(自損事故を含む)を受 │ │
│ │ │ け、医師の診療を受け、治療の │ │
│ │ │ ため10日間以上の休暇を要す │ │
│ │ │ ると判断される場合又は死亡し │ │
│ │ │ た場合 │ │
│ │ │ イ 傷害を与え又は死亡させた場 │ │
│ │ │ 合 │ │
│ │ │ ウ 物損事故(軽微なものを除く)│ │
│ │ │2 暴走行為に関係した場合 │ │
│ │ │3 交通機関の妨害 │ │
├──┼─────┼─────────────────┴─────────┤
│12│伝染病 │ 平成4年1月30日付け教保第1504号「伝染病・食 │
├──┼─────┤中毒患者の発生報告の改正について(通知)」による │
│13│食中毒 │ │
├──┼─────┼───────────────────────────┤
│14│光化学 │ 平成9年4月23日付け教健第160号「学校等におけ │
│ │ スモッグ│る光化学スモッグ対策について(通知)」による │
├──┼─────┼─────────────────┬─────────┤
│15│その他 │ 山岳遭難等 │ │
└──┴─────┴─────────────────┴─────────┘
----------------------------------------------------------------------------
2 様式
(様式3)
┌────────────────────────────────────┐
│ 規 第 号 │
│ 平成 年 月 日 │
│ 埼玉県教育委員会教育長 様 │
│ ┌─┐│
│ 埼玉県立 学校長 氏 名印││
│ └─┘│
│ 児 童 生 徒 事 故 報 告 書 │
│ │
│ 本校児童生徒に、下記のとおり事故が発生しましたので報告します。 │
│ │
│ 記 │
│ │
│1 事故の種類 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 「児童生徒の事故報告の範囲」による「事故の種別」を記載する。││
│ │イ 「暴力行為」及び「脅迫等」の場合は、「加害」「被害」の別を ││
│ │ 括弧で付記する。 ││
│ │ウ 「交通事故等」の場合は、「加害」「被害」「自損」等の別を ││
│ │ 括弧で付記する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│2 事故の発生日時 │
│ │
│ 平成 年 月 日( 曜日) 午前・午後 時 分( ) │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ 学校管理下の場合の教育活動の種類、登校(下校)途中等の別を括 ││
│ │弧で付記する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│3 事故の発生場所 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 具体的な場所を明記する。 ││
│ │イ 事故発生場所の地図及び事故の状況の分かる見取り図等を添付する││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│4 事故者の氏名(ふりがな)・年齢・性別・課程・学科・学年等 │
│ │
│ 児童生徒 氏 名 ( 歳)(性別) 課程 学科 学年 │
│ 保護者 氏 名 │
│ 現住所 │
│ │
│ │
│5 事故の相手方当事者の氏名・年齢・性別・現住所等 │
│ │
│ 相手方当事者 氏 名 ( 歳) (性別) │
│ 現住所 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 事故の相手方当事者(加害者又は被害者等)がいる場合は、その ││
│ │ すべてを記載する。 ││
│ │イ 事故の相手方当事者が、本校児童生徒である場合は、当該児童生 ││
│ │ 徒の課程・学科・学年及び保護者の氏名を併記する。 ││
│ │ウ 該当者がいない場合は、省略する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│6 負傷・損害等の程度 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 負傷・損害の程度、その後の回復状況等を具体的に記載する。 ││
│ │イ 医師の診断書が提出されている場合は、その傷病名等を記載し、 ││
│ │ 必要に応じて医師の診断書(写し)を添付する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│7 事故の概要 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 事故の原因、内容及び状況等について、具体的に記載する。 ││
│ │イ 学校管理下の事故の場合は、教育活動の種類、当該活動の指導責 ││
│ │ 任者の職・氏名等を記載する。 ││
│ │ウ 「交通事故等」で、自動二輪、原動機付き自転車及び自動車によ ││
│ │ る事故の場合は、運転免許証の有無及び運転免許取得に係る指導経 ││
│ │ 過並びに排気量、ヘルメット着用の有無及び運転暦を記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│8 学校の対応等 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 事故発生後に、学校が行った措置(関係者への対応、再発防止の ││
│ │ ための対応等)について、簡潔に記載する。 ││
│ │イ 必要に応じて、当該事故に対する校長の所見を記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│9 その他 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ア 事故関係者(事故者、加害者又は被害者、目撃者及び保護者等) ││
│ │ に、事故に対する意見等がある場合は、事故関係者ごとに記載する。││
│ │イ その他、参考となる事項を必要に応じて記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
└────────────────────────────────────┘
(控) 事故の内容によっては、別に提出書類を指示することがある。
----------------------------------------------------------------------------
別記5
1 学校施設等の事故報告の範囲
┌──┬─────┬─────────────────┬─────────┐
│番号│事故の種類│ 報告の範囲 │ 備考 │
├──┼─────┼─────────────────┼─────────┤
│ 1│天災 │ 風水害、震災等の非常災害により │1 公有財産が亡失│
│ │ │学校の施設設備の通常の使用が著し │ し、又は損傷した│
│ │ │く困難又は不能となった場合 │ 場合には、埼玉県│
├──┼─────┼─────────────────┤ 財務規則第149│
│ 2│火災 │ 小火災を含むすべての火災 │ 条に基づき、財務│
├──┼─────┼─────────────────┤ 課に併せて報告す│
│ 3│盗難 │ 学校の物品、現金若しくは職員、 │ る。 │
│ │ │自動生徒の私物(現金を含む)等を │ │
│ │ │盗まれ又は亡失し、警察署に届け出 │2 県有の金品の亡│
│ │ │た場合 │ 失、き損があった│
├──┼─────┼─────────────────┤ 場合には、埼玉県│
│ 4│施設破壊 │ 学校の施設、設備、物品等が故意 │ 財務規則第315│
│ │ │又は重大な過失により損傷、破壊さ │ 条第1項の規定に│
│ │ │れた場合 │ 基づき、会計事務│
├──┼─────┼─────────────────┤ 処理要領・様式第│
│ 5│その他 │ 校内乱入、ガス爆発等 │ 21号により、財│
│ │ │ │ 務課に併せて報告│
│ │ │ │ する。 │
└──┴─────┴─────────────────┴─────────┘
----------------------------------------------------------------------------
2 様式
(様式4)
┌────────────────────────────────────┐
│ 規 第 号 │
│ 平成 年 月 日 │
│ 埼玉県教育委員会教育長 様 │
│ ┌─┐│
│ 埼玉県立 学校長 氏 名印││
│ └─┘│
│ 学 校 施 設 等 の 事 故 報 告 書 │
│ │
│ 本校に、下記のとおり施設等の事故が発生しましたので報告します。 │
│ │
│ 記 │
│ │
│1 事故の種類 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │「学校施設等の事故報告の範囲」により記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│2 事故の発生日時 │
│ │
│ 平成 年 月 日( 曜日) 午前・午後 時 分( ) │
│ │
│3 事故の発生場所 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ 具体的な場所を明記し、事故の状況の分かる見取り図等を添付する。││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│4 事故の概要 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ 事故の原因、内容及び状況等を簡潔に記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│8 学校の措置等 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ 事故発生後に学校が行った措置等について、簡潔に記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
│ │
│9 その他 │
│ ┌────────────────────────────────┐│
│ │ 補足すべき事項を、必要に応じて記載する。 ││
│ └────────────────────────────────┘│
└────────────────────────────────────┘
(控) ア 公有財産の亡失、損傷の場合には、埼玉県財務規則第149条各号の
案件を満たすよう報告する。
イ 事故の内容によっては、別に提出書類を指示することがある。
----------------------------------------------------------------------------
別記6
1 職員の事故
┌──────┐ 1部 ┌───────┐
│県立高等学校├──────→┤高校教育第一課│
└──────┘ └───────┘
┌─────────┐ 1部 ┌─────┐
│県立特殊教育諸学校├───→┤特殊教育課│
└─────────┘ └─────┘
2 児童生徒の事故
┌──────┐ 1部 ┌───────┐
│県立高等学校├──────→┤高校教育第一課│
└──────┘ └─┬─────┘
│ ┌──────┐
(写し)├→┤教育改革室長│
│ └──────┘
│ ┌───────────┐
(写し)├→┤健康教育課(交通事故)│
│ └───────────┘
│ ┌───────────┐
(写し)└→┤体育課(学校管理下の │
│ 体育関係事故)│
└───────────┘
┌─────────┐ 1部 ┌─────┐
│県立特殊教育諸学校├───→┤特殊教育課│
└─────────┘ └─────┘
3 学校施設等の事故
┌──────┐ 1部 ┌───────┐
│県立高等学校├────┬─→┤高校教育第一課│
└──────┘ │ └───────┘
1部│ ┌───┐
└─→┤財務課│
┌─→┤ │
1部│ └───┘
┌─────────┐ │ ┌─────┐
│県立特殊教育諸学校├─┴─→┤特殊教育課│
└─────────┘ 1部 └─────┘
4 児童生徒及び職員の伝染病・食中毒について
平成4年1月30日付け教保第1504号「伝染病・食中毒患者の発生報告の
改正について(通知)」による。
5 児童生徒の光化学スモッグについて
平成9年4月23日付け教健第160号「学校等における光化学スモッグ対策
について(通知)」による。
6 別記4「児童生徒の事故報告の範囲」の事故の種別「暴力行為」の1、2、3
については、「埼玉県教育局校内暴力対策推進要綱(昭和57年3月30日教育
長決裁)」の第2によるものとする。
----------------------------------------------------------------------------
(Web管理者記)
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