常任理事会だより
― 1997年度 第6号 ―
発行日 1997年7月19日(土)
発行 所沢高校PTA常任理事会
県教育局要請文を受理!!
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県教育局要請文を受理!!
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7月8日、県教育局に要請文の受け取りを拒否されたため、
7月17日、改めて15人で教育局に出かけました。
今回は、『請願権』を行使して、要請文の受理と誠実な対応を求めました。
一時間ほどの話し合いの後、県教育局は要請文を受理し、検討の結果を8月末頃に、
こちらに伝えることを約束しました。
7月24日(木)に教育局へ行く予定は、中止します。
--------------------- 学習会のお知らせ -----------------------
☆「親の教育権とPTAの役割」9月25日(木)午後7:00〜
林 量傲氏(埼玉大学教育学部教授)
☆「子どもの権利条約について」10月18日(土)午後2:00〜
荒牧 重人氏(山梨学院大学法学部教授)
所高生の自由と教育を考える委員会 主催
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PTA臨時総会1997年7月5日(土)14:00〜17:10
於:体育館
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既にご報告しましたが、要請文は採決時、出席者251名中賛成224名で採択さ
れました。採決の前にPTA会長から校長先生へ代表質問、その後質疑応答が行われ
ましたので、ご報告します。
≪代表質問≫
会長:「教員免許を持っているのか」の発言の真意を教えていただきたい。
校長:生徒と教師の立場が違うということで、そういう言い方をした。
会:Pに対しての「口出しするな」「協力してください」の真意について
校:学校の管理については、最終的に校長に責任があり、PTAは学校を管理するこ
とは認められていないと思うので、そういう発言になった。
会:生徒が異論なり反論なりがあったとき、自分の意見を出していいですね。受け止
める義務・責任が教師にはありますね。
校:受け止めることが必要。役割の一部だと思いますけど‥‥。
会:入学式の主役はだれですか。
校:入学を許可するのが校長で、それを受けて入学を許可されるのが新入生。それで、
あの入学式が成り立っていると思う。入学した生徒に関係のある皆さんも含めて、
入学を祝うということ。
会:卒業式も入学式と同じように行うのですか。
校:学習指導要領に則って、行うことと認識している。
≪主な質問―意見≫
P:校長先生が出された入学式の報告で、校長先生が入学式をされたかどうかわかる
部分を紹介してください。
副会長:公文書の開示請求により取得した状況報告書によると、
「4月9日13:30〜14:00 職員会議。校長は、『管理職3人で入学式
をやりますので職員はここで待機して下さい。入学式終了後、この職員会議を継
続します』と言った」という記述があります。
P:PTAは学習指導要領を義務とは考えてないのですね。
会:学習指導要領には、「指導するものとする」という文面があり「全教師の協力に
より適切に指導するものとする」また「学校や地域及び生徒の実態に応じて実施
すること」となっており、絶対的な命令ではないと言える。文部省に問い合わせ
たところ、学校により地域により、子どもの状況により実施するところ、しない
ところがありますということだった。
P:新聞社が、日の丸・君が代が義務化されたと認識される調査を行っている。学習
指導要領に従わなかったということで校長が処分された例もある。校長の立場も
考えてほしい。
副:平成6年度の文部省の調査で、東京都・神奈川県の日の丸実施率は10%未満。実
施しないから処分されるとは、考えなくていいと思う。
P:校長先生の教育の基本方針を明らかにしてほしい。
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