要請書

1997年7月18日(木)


要請書
内田 達雄 様 遠藤 孝一 様 山崎 昭雄 様  所沢高校は自主自立を校風とし、生徒・教職員・保護者はこの校風を尊び、民主的 な学校運営を目指してきた。日常の教育活動をはじめとし、生徒会行事・学校行事も 生徒主体で取り組んでいる。生徒会は権利章典を持ち、子どもの権利条約、憲法・教 育基本法の精神を学校全体で大事にしてきた。  今年4月の入学式に関して管理職のとった態度はこれまでの所沢高校の歩みを根底 からくつがえすものであり、また、教職員・生徒の意見を無視し、侮辱するものであっ た。さらに入学式以降現在に至るまで、管理職は教職員、生徒、保護者に対し誠意を 見せるどころか、自分の判断のみをよしとし、民主的な運営をしようという姿勢もみ られない。度重なる職員会議、生徒・保護者向けの説明会などでもその態度には全く 変化が見られなかった。  私たちは、一日も早く正常な教育活動を取り戻すために、校長をはじめとする管理 職の民主的学校運営を強く望み、日常の教育活動や学校行事における管理職の強権発 動をやめ、職員会議の決定を尊重することを強く要請する。                             1997年7月18日                         埼玉県立所沢高等学校職員会議
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