家室的新聞
(ほうむるうむてきしんぶん)
― 1997年度 No2 ―
発行日 1997年5月1日(火)
発行・HR委員会
対話にならなかった!
校長先生と対話する会
昨日、前回の家室的新聞でお伝えした「校長先生と対話する会」が開かれました。
この会では、校長先生に入学式のことについての説明をしていただき、それに対する
質疑応答を行い、またそれ以外の意見交換もして、生徒総会後の全生徒への説明の内
容をより濃くする対話を行う予定でした。しかし、5月2日の生徒総会において「き
ちっとした形」で説明を行うとおっしゃり、この会では一切考えを述べることをされ
ませんでした。
会に参加したHR委員、規則検討委員、本部、傍聴者のみなさんからこの場での説
明を求める声が多かったにもかかわらず、校長先生は意志を変えませんでした。
―――5月の2日、全校生に対しての説明は、この会で行われるはずだった予備的対
話なくして、果たして納得できるものになるのでしょうか。
★今後このような事が起こらないように
HR委員会として、校長先生に強く
要望したいと思います。
今回の出席者は傍聴人を含めて90名以上でした。
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HR委員会の今後の動き
★ 今回の対話では、質問に対して答えていただくという目的をはたす事はできませ
んでした。今後このような事が起こらないようにしなければなりません。
HR委員会の方向性ととしては、
┌───────────────────────────────────┐
│今後もHR委員会は全体の代表として、このように校長先生と生徒との対話の│
│場を設ける。 │
└───────────────────────────────────┘
ということを決定しました。校長先生との同意も得ています。
★ そしてこのような会議を開く際は、
→校長先生との連絡を密接に取り、理解できない点は事前にお互いに問い合わせる。
という事を確認し合い、さらに内容の濃い対話をしていくよう心がけます!
★ 最終的には、私達は校長先生と今後の方向性について一致することができました。
HR委員の中から、
「少しは妥協してくれれば混乱をちょっとは防げたのでは?反省していますか?」
という意見が出た折りに、
『お互い行き違いがあったから、今後このようなことが起こらないようにやってい
こう。私もみなさんも反省している。』
といった答えを得ることができました。
したがって
―――――→5月6日の対話は私達の望んだ形で行われることができると思われます。
ですが、とりあえず生徒総会が先ですから、このプリントを読んで意見
のある人は、是非発言して下さいネ。
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★今後の対話の要点★
[校長]今日の対話は総会の後の説明の準備のつもりだった。入学式の事については
総会の終わったあとにみなさんにお話して、質問してもらおうと考えている。
まずは、私の考えをみなさんに述べた方がきちっと説明がいく。
[議長]プリントのことは答えていただけるのか。
[校長]おとといプリントをもらって(私達は5日前に提出してました!!)、
このプリントについてもわからない部分がある。時間をきちんととれなかった。
[3−3]校長先生は生徒、職員を無視して入学式を行ってしまった。そのやってし
まった事に対する予備的対話なのに、ここで話さないで、総会1回だけで全校
生徒の深い理解が得られるのか?
[校長]得られると思う。がんばります。
[議長]質問のプリント(家室的新聞)について、わからない部分とは?
[校長](なぜ「日の丸・君が代」を行うことについて、2・3年生に前もって伝え
なかったのか?)について。
2・3年生っていったい誰ですか? 個人ですか、全体ですか?
[HR委員長]在校生全体のことです。
[校長](所高の今までのスタイル)とは何か?
[HR委員長]生徒=先生の意見の対立があった場合協議会を開くという、生徒と
先生が協力して問題に取り組むというものです。
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