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食の安全【旧】
米国産とカナダ産牛肉の安全性について・BSE(牛海綿状脳症)問題

2005年10月08日Web掲載

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 毎日新聞2005年10月08日朝刊2面13版の「クローズアップ2005」には、 「米産牛肉、輸入再開強まる 「年内」へ本格調整」」が掲載されています。

 この記事中には、
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 ◆準備着々

 両省はすでに米国、カナダ産牛肉の輸入をいつでも再開できる準備を整えている。 食品安全委が両国産の輸入牛肉を日本並みに安全だとする答申を出せば、省令改正 などの手続きはその後ほとんど必要ないため、2週間程度で輸入再開が決まる見込 み。

 輸入されるのは、脳など特定危険部位が除去され、生後20カ月以下であること を証明された牛肉に限られる。しかし、米国側が実際にこの条件を守れるかどうか は疑問だとする見方がある。このため、輸入が再開されれば、日本側は専門家を米 国に派遣して処理施設や農場などを査察することにしている。実効性のある査察が できるかどうかも課題の一つになる。
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と掲載されています。

 そして問題点として、
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 調査会の推定では、米国には、英国などから日本の数倍の頭数のBSE牛が侵 入した。今も牛の脳などを飼料に使っており、BSE牛が増えている恐れがある。 また食肉処理前の牛の健康チェックが日本より甘く、全頭検査もない。20カ月 以下の牛だけ輸出する、というが実際には21カ月以上の牛も1〜2%交じる恐 れがある。
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としています。

 毎日新聞2005年09月27日「BSE検査:米、日本より劣る、輸入再開12月以降に」には、
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「米国の食肉処理前の牛の健康状態の検査と、牛海綿状脳症(BSE)の広がりの検査体制は、いずれも日本より劣っている」
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と食品安全委員会のプリオン専門調査会(吉川泰弘座長)が指摘した旨の記事が掲載されています。

 いくらリスクが小さいと言っても、心配になります。
 この牛海綿状脳症(BSE)になったとしても、脳を切り開いて検査しなければ、 正確には罹患したか否かが不明ということとか、また、現在のところ、この病気の 治療方法は確立できていないということ、それから、症状が現れるのは何年も後に なってからということからすると、リスクの大小では比較できないと思っています。

 [現代の食とアグリビジネス](大塚茂・松原豊彦編)という書籍があります。
 この書籍の p110 には「大手パッカーの事業拡大と環境問題」という個所があり、 「畜産公害」について記載されていて、大手パッカーなるものが、どのような順法精神 で経営されているかが理解できます。また p255 「外圧と業界に配慮する食品安全行政」なども、気になるところです。

 この「畜産公害」などは、「コスト削減」の延長線上にあると思っています。
 で、米国が「全頭検査」を拒否しているのは、「技術的・物理的に出来ない」ということではなく、「コスト増」になるので拒否していると思っています。そして、この「全頭検査」にかかるコストですが、天文学的なコストがかかるのであれば、論外ともいえますが、消費者が負担できるコストではないですか。
 また、「BSE検査」ですが、従来よりも安価でかつ時間も30分と大幅に短縮した検査方法を開発した旨の記事が日経新聞に掲載されていました。(掲載年月日を失念してしまって、あやふやな記載になってしまい、申し訳ないです。)
※「パッカー」というのは、「民間の食肉処理業者で、生体で搬入した牛や豚のと 蓄・解体を行う。加工を含むこともある。」と記載されていました。

【2005/10/10追記】
日本経済新聞2005年10月06日朝刊2面13版[社説1 落着しても課題の残る牛肉輸入問題(10/6)]

【2005/10/15追記】
毎日新聞2005年10月15日20時03分[米ハリケーン:英支援食料、BSE理由に33万食]

【2005/10/19追記】
毎日新聞2005年10月19日[記者の目:米国・カナダ産牛肉輸入再開=高木昭午(科学環境部)]
 上記記事には、下記のように「米国の問題点」と「米国の利点」が掲載されています。
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 ◆プリオン専門調査会が指摘した米国の問題点◆
<1>過去にBSE発生国から日本の6〜7倍の頭数の牛を輸入した。
<2>BSE牛の異常プリオンが餌として他の牛に与えられ、
   BSE牛が増え続けているおそれがある。
   日本のBSEは減っているとみられ、日米の差は今後、開きかねない。
<3>BSEの広がりの調査が甘く、調査結果が信頼できない。
   健康な牛は調査対象外だし、BSE検査の感度も日本に劣る。
<4>食肉処理前の牛の健康状態を、1頭あたり約10秒で確認しており、
   異常の見落としを否定できない。日本は約80秒かけている。
<5>日本のような全頭検査がない。
<6>輸出する牛の月齢を肉質で判断する際に、
   21カ月以上の牛が1〜2%混じるおそれがある。
<7>米国では脳などの「特定危険部位」の除去を確認する責任を
   食肉処理業者が負う。
   日本は都道府県の監視員が1頭ずつ確認する。

 ◆米国の利点◆
<1>食肉処理時に異常プリオンで肉を汚染しかねない行為「ピッシング」を
   法で禁じている。
   日本は8割の牛にピッシングをしている。」
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 また、記事には、
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 私は輸入再開にはあえて反対しない。安全性に不明な点が残ることを消費者に 伝えた上で、牛肉を安く食べる楽しみや、外食産業の利益、日米関係などを重視 する判断もあるだろう。当然、この判断は政府の責任で調査会の仕事ではない。
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 と掲載されていますが、このことは「安全性に不明な点が残ることを消費者が知った上で、どのような選択が可能か。」ということにもつながると思います。

【2005/10/22追記】
 毎日新聞2005年10月22日朝刊13面13版[タイ:米国産牛肉の輸入禁止措置を解除]
 尚、同じ毎日新聞2005年10月22日朝刊13面13版の[米国産牛 輸入再開へ / 韓国とタイ、方針決定]という記事をWebで見つけることが出来ませんでした。ご関心のある方は紙面でお読みください。

【2005/10/25追記】
 毎日新聞2005年10月25日朝刊1面13版[プリオン調査会:米産牛肉 年内にも輸入再開の見通し]
 毎日新聞2005年10月25日朝刊3面13版[米国産牛肉:輸入再開へ 吉野家は限定・割高?]
 毎日新聞2005年10月25日朝刊3面13版[米国産牛肉:輸入再開、1月中旬にはスーパーなどの店頭に]
 毎日新聞2005年10月25日朝刊13面13版[米国産牛:輸入再開を歓迎 対象拡大の要求も]
 毎日新聞2005年10月25日朝刊31面13版[米国産牛肉:輸入再開へ 安全性大丈夫? 消費者ら複雑]

 ちょっと寝坊したので、毎日新聞2005年10月25日朝刊1面13版「安全性 委員から「疑問」 / 議論10分、紛糾の可能性」という記事をWebから見つけることが出来ませんでした。上記の記事に含まれているかも知れません。

【2005/10/26追記】
 毎日新聞2005年10月26日夕刊1面3版「近事片々:食品安全委員会のプリオン専門調査会が…」

【2005/11/03追記】
 毎日新聞2005年11月01日朝刊5面13版「社説:輸入牛肉の安全 リスク管理は政府の責任で」
 毎日新聞2005年11月03日朝刊1面13版「米国産牛肉:輸入再開「反対」54% 毎日新聞世論調査」

【2005/11/04追記】
 毎日新聞2005年11月03日Web「牛肉輸出:月齢制限30カ月以下を日本に要求 米農務長官」
 やだねぇ、早速これだよ。まだ、輸入再開をしてもいないのに、この強引なやり方は、何なんでしょうねぇ。「全てが、力で片がつく」という思想のように思えます。

【2005/11/05追記】
 毎日新聞2005年11月05日朝刊7面11版「論点:米国産牛肉 輸入再開へ」
 ●プリオン検査義務化を:福島雅典・京都大教授(薬剤疫学)
   ヤコブ病は人類にとって最も悲惨な病
   病原体への暴露止め薬害の教訓生かす
 ●リスク低いと言える:中西準子・産業技術総合研究所・化学物質リスク管理研究センター(環境工学)
   今回の答申原案は事実上のはくらかし
   判断できないなら新しい調査会が必要
 ●消費者の不安大きい:和田正江・主婦連合会参与
   求められる表示規則の一層の拡充強化
   政治スケジュールで拙速に再開するな

 詳しくは、紙面をみていただくとして、ヤコブ病の悲惨さと、どこで食い止めるか、という問題にもなると思います。
 リスクという考え方でいけば、天文学的な費用を支出しなければ、解決できないのならともかく、全頭検査の費用に関しては、消費者が負担しようと思えば、負担できる金額でしょう。
 中西準子氏の「リスク低いと言える」という根拠は、「米国人が食べていることは、1000倍以上の検出力で試験してもらっているようなものである。」ということですが、この「検査結果」は正しいのでしょうか。まだ、「検査結果」が現れていない、ということはいえないのでしょうか。
 で、一番の問題なのは、消費者が、「米国産、米国以外と国産」などきちんと選択できるのでしょうか。
 まぁ、我が家の場合、最終的には「牛肉を食べなくても生きていける」ということになるのですが、これだと畜産業は困りますねぇ。

【2005/11/06追記】
 毎日新聞2005年11月06日朝刊5面11版「社説:キムチ紛争 カッカせずに冷静な解決を」
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 食品をめぐる近隣諸国との関係で重要なのは、消費者が安心できるかどうかだ。衛生基準やその順守状況を率直に公開し、熱くならず冷静に対処してほしい。
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【2005/11/09追記】
 毎日新聞2005年11月09日Web版「米国産牛:ブッシュ大統領が年内の輸入再開に期待表明」
 夕刊を探したのですが、見つかりませんでした。どうも、紙面の都合か、Webだけの掲載かと思われます。

 このBSE問題ですが、
 毎日新聞2005年11月09日Web版「アスベスト:中皮腫の会社員に労災休業補償を算定 大阪」
と同様に、発病するまでの期間が長いことも、問題ですね。
 このアスベストの記事では、「石綿を吸ってから20〜60年後に(中皮腫が)発症」となっていますが、確かBSEも、随分あとになって発症するのではありませんでした?
 それから、「中皮腫」の場合は、「X線照射」で検査できると思いましたが、「BSE」の場合は、「脳みそを取り出して調べる」という方法ではなかったかなぁ。

 毎日新聞2005年10月19日[記者の目:米国・カナダ産牛肉輸入再開=高木昭午(科学環境部)]
に、問題点が掲載されているので、改めて記載することもないでしょう。

 毎日新聞2005年11月09日夕刊「ここに幸あり笑いあり:あのころのアメリカ=近藤勝重」

【2005/11/13追記】
 日本経済新聞2005年11月13日朝刊5面13版「米農務長官、BSEの集中検査継続を表明・AP報道」

【2005/11/16追記】
 毎日新聞2005年11月16日朝刊5面13版「民主:牛肉輸入再開の動きをけん制 前原代表」
 毎日新聞2005年11月16日Web13:03版「日米外相会談:牛肉の早期輸入再開などで意見交換」
 毎日新聞2005年11月16日Web20:58版「日米首脳会談:米国産牛肉の輸入再開 外圧に屈した批判も」

【2005/11/23追記】
 毎日新聞2005年11月23日朝刊2面13版「BSE:米国産牛肉輸入再開へ 仮定の議論に座長が疑問も−−食品安全委が意見交換会」
 毎日新聞2005年11月23日朝刊2面13版「ヤコブ病:米テキサス州在住の英国人男性を診断」

【2005/12/05記載】
 毎日新聞2005年12月05日朝刊24面12版「農業復興:第3・畜産と酪農の町で――上」
          岩手県岩泉町
    自由化、BSE…短角牛農家に次々と試練
       「安全、安心」支えに回復
        国営開発事業も足かせに
         自給率改善も農家苦境
 毎日新聞2005年12月05日朝刊3面13版「闘論:WTO新ラウンド 山下一仁氏/山田俊男氏」

【2005/12/07記載】
 毎日新聞2005年12月07日夕刊5面3版「BSE:米国産牛肉輸入再開へ 12日にも輸入解禁」
 紙面は「食品安全委:米産牛肉輸入 12日にも解禁」で、Webは「2005年12月7日 東京朝刊」ですが、同じ記事かと思います。

【2005/12/09記載】
 毎日新聞2005年12月09日朝刊1面13版「BSE問題:2年ぶり牛肉輸入再開へ リスク小さい答申」
 毎日新聞2005年12月09日朝刊9面13版「秒読み 米国産牛肉輸入再開 スーパー 冷ややか」
 毎日新聞2005年12月09日朝刊9面13版「牛肉輸入再開:米も日本産牛の輸入再開へ」
 こんな記事もあるのですが、どの程度・どのようなところに輸出していたのでしょうか?

【2005/12/10記載】
 毎日新聞2005年12月10日朝刊13面13版「米牛肉輸入再開:セーフガード発動回避へ法改正 農水省」

【2005/12/13記載】
 毎日新聞2005年12月12日夕刊1面3版「米国産牛肉:2年ぶり輸入禁止を解除 年内にも第1号−−農水省と厚労省」
 毎日新聞2005年12月13日朝刊5面13版「社説:牛肉輸入解禁 消費者の信頼をどう得るか」
 毎日新聞2005年12月13日朝刊10面13版「セーフガード:牛肉の発動条件を厳しく設定 農水省」
 毎日新聞2005年12月13日朝刊10面13版「米国産牛肉:輸入再開 政府に重い責任 条件緩和、新たな懸案に」
 私は、「ロシアンルーレット(ちょっと違うか)」には参加したくないなぁ。
 毎日新聞2005年12月13日朝刊10面13版「米国産牛肉:輸入再開 「これは出発点」−−ジョハンズ米農務長官」
 毎日新聞2005年12月13日朝刊10面13版「「停止前の2割程度」外食業界 供給不足を懸念」
 毎日新聞2005年12月13日朝刊10面13版「米国産牛肉:輸入再開 日本産牛輸入、米国も再開決定」
 これって、「報復措置を取っていた」ということ?
 毎日新聞2005年12月13日夕刊5面3版「米国産牛肉:輸出再開第1便が18日に日本到着」

【2005/12/14記載】
 毎日新聞2005年12月14日朝刊1面13版「余録:お客の都合や気持ちに鈍感な商いを…」

【2005/12/17記載】
 毎日新聞2005年12月17日朝刊1面13版「米国産牛肉:輸入再開 安全確かめ−−第1便が到着」
 毎日新聞2005年12月17日朝刊13面13版「米国産牛肉:輸入再開 米国の食肉会社を査察−−農水省、厚労省派遣」

【2005/12/19記載】
 日本経済新聞2005年12月18日朝刊28面「中外時評:相次ぐ安全からの逃走 軽んじられる科学的評価 論説委員・塩谷喜雄」

【2005/12/22記載】
 毎日新聞2005年12月21日夕刊1面3版「牛肉輸入再開:不安? 吉野家「復活」 すき家「現状で」」
 毎日新聞2005年12月22日朝刊2面13版「米国食肉輸出連:業界関係者招き高級牛肉で食事会」

【2005/12/23記載】
 毎日新聞2005年12月23日朝刊16面11版「米国産牛肉:輸入再開 米国・カナダの輸入牛肉の表示」

【2005/12/27記載】
 毎日新聞2005年12月27日朝刊3面13版「米国産牛肉:輸入再開 北米の食肉処理施設を査察−−厚労省、農水省」

【2005/12/28記載】
 毎日新聞2005年12月28日朝刊10面13版「米国産牛肉:輸入再開 カナダ産も食べてね! キャロン駐日大使も舌鼓」
 毎日新聞2005年12月28日朝刊10面13版「米国産牛肉:輸入再開 日本輸出、06年に10万トン−−米国食肉輸出連合会長が目標」

【2006/01/14記載】
 毎日新聞2006年01月14日朝刊9面13版「BSE:韓国が米国産牛肉の輸入再開を決定」
 毎日新聞2006年01月14日朝刊9面13版「韓国:米国産牛肉、輸入再開へ−−早ければ3月末にも」
 毎日新聞2006年01月14日夕刊2面3「日米農相会談:米国牛輸入対象拡大を要請 時期尚早と反論」

【2006/01/19記載】
 毎日新聞2006年01月18日Web13時38分「BSE感染実験:実験牛3頭成功 北海道立畜産試験場」

【2006/01/21記載】
 毎日新聞2006年01月21日朝刊1面13版「米国産牛肉:再び輸入禁止 危険部位の混入確認」
 毎日新聞2006年01月21日朝刊1面13版「米国産牛肉:背骨混入に首相「再開したばかりで残念」」
 毎日新聞2006年01月21日朝刊1面13版「米国産牛肉:外務省・経済局長、米大使館公使に抗議」
 毎日新聞2006年01月21日朝刊3面13版「米国産牛肉:再び禁輸 「食の安全・安心」重視」
 毎日新聞2006年01月20日Web21時19分「米国産牛肉:特定危険部位が混入 中川農相「遺憾」」
 毎日新聞2006年01月21日Web01時03分「米国産牛肉:米農務長官、処理施設に検査官を派遣」
 毎日新聞2006年01月21日朝刊3面13版「米国産牛肉:外食産業や輸入関係者、ショック隠せず」
 毎日新聞2006年01月21日朝刊27面13版「米国産牛肉:消費者団体や識者、政府の対応に非難の声」
 毎日新聞2006年01月21日朝刊3面13版「輸入再開の前提が崩壊」
 毎日新聞2006年01月20日Web22時47分「米国産牛肉:武部氏「極めて許しがたい」」
 毎日新聞2006年01月21日Web12時05分「BSE:特定危険部位の除去、検査官知らず 米農務長官」

【2006/01/22記載】
 毎日新聞2006年01月21日東京朝刊「米国産牛肉:再禁輸 「解禁、急ぎすぎた」 信頼失墜、渦巻く怒り」
 毎日新聞2006年01月21日夕刊1面3版「米国産牛肉:再禁輸 背骨除去「検査官、認識せず」 米農務長官、不備認める」
 毎日新聞2006年01月21日夕刊1面3版「厚労省、昨年末 査察で脊柱確認 対応を申し入れ」
 毎日新聞2006年01月21日夕刊1面3版「米国産牛肉:再禁輸 「BSEは60万頭中、わずか1頭だ」米生産者団体」
 「約束」を守らないで、このいいぐさがいいや。
 で、米国は、どんな検査体制で「BSEは60万頭中、わずか1頭だ」といっているの?
 毎日新聞2006年01月21日夕刊2面3版「米国産牛肉:再禁輸 米国務副長官が訪日し23日協議」
 毎日新聞2006年01月21日Web18時59分「米国産牛肉:安倍官房長官、米国務副長官に「抗議」へ」

 毎日新聞2006年01月22日朝刊1面13版「米国産牛肉:脊柱の付いた写真公開 農水省」
 毎日新聞2006年01月22日朝刊2面13版「米国産牛肉:検査比率の引き上げ検討 4府省緊急連絡会議」
 毎日新聞2006年01月22日朝刊2面13版「米国産牛肉:消費者団体連絡会、信頼回復求め首相に意見書」
 毎日新聞2006年01月22日朝刊2面13版「米国産牛肉:23日に米代表団来日 原因調査など伝える」
 毎日新聞2006年01月22日朝刊2面13版「米国産牛肉:吉野家が牛丼販売の再開を当面延期」
 毎日新聞2006年01月22日朝刊7面13版「米国産牛肉:禁輸が長期化する可能性も」
 毎日新聞2006年01月22日朝刊5面13版「社説:米国産牛肉 日本の消費者が見放すぞ」

【2006/01/23記載】
 毎日新聞2006年01月23日朝刊2面13版「中川農相:再発防止体制整うまで輸入再開できず」
 毎日新聞2006年01月23日朝刊2面13版「米国産牛肉輸入:食卓危うくする政治決断…野党が批判」

【2006/01/24記載】
 毎日新聞2006年01月23日夕刊1面3版「米国産牛肉:再禁輸 牛肉関連銘柄、大幅安に」
 毎日新聞2006年01月23日夕刊1面3版「米国務副長官:外相と会談、輸入牛肉の背骨混入で謝罪」
 毎日新聞2006年01月24日朝刊1面13版「米国務副長官:背骨混入で謝罪 小泉首相と会談」
 毎日新聞2006年01月24日朝刊1面13版「余録 :矛盾」
 毎日新聞2006年01月24日朝刊2面13版「輸入牛肉:開封検査を「増やす」方向 農水省が検討へ」
 毎日新聞2006年01月24日朝刊11面13版「米国産牛肉:輸入再開は米政府の対応次第」
 毎日新聞2006年01月24日朝刊2面13版「米国産牛肉:再禁輸 米農務長官が「早急に防止策」−−日米農相電話協議」

 毎日新聞2006年01月24日夕刊5面3版「米国産牛肉:再禁輸 ブッシュ大統領、輸入の早期再開に全力」
 毎日新聞2006年01月24日夕刊5面3版「BSE:カナダで4頭目の感染牛」
 毎日新聞2006年01月24日夕刊8面3版「BSE:22頭目の感染牛−−北海道」

【2006/01/25記載】
 毎日新聞2006年01月25日朝刊8面13版「米国産牛肉:再禁輸 撤去、処分…業界悲鳴 だぶつく在庫、米への返品交渉も」
 確か、どこかの記事にカナダ産牛肉は輸入継続と読んだ記憶が・・・?
 毎日新聞2006年01月25日朝刊8面13版「米国産牛肉:再禁輸 「交通事故より確率低い」−−ペン米農務次官」
 といった認識のようです。
 毎日新聞2006年01月25日東京夕刊「米国産牛肉:再禁輸 自動車事故と比較、米次官発言に苦言−−官房副長官」
 毎日新聞2006年01月25日夕刊5面3版「米国産牛肉:再禁輸 危険部位混入、「重大な失敗」と米食肉業界謝罪」

【2006/01/26記載】
 毎日新聞2006年01月26日朝刊3面13版「米国産牛肉:再禁輸 首相「いい表現ではない」−−米高官発言に苦言」

【2006/01/27記載】
 毎日新聞2006年01月27日朝刊2面13版「食品安全委:米産牛肉脊柱混入 再開時は事前に説明会を」

【2006/01/28記載】
 毎日新聞2006年01月27日夕刊5面3版「米下院農業委員長:米産牛輸入停止「許しがたい愚行」」
 「ワシントン時事」からのニュースですが、米下院農業委員長は「この愚行は許しがたい。『輸入した日本車にはどれか分からないが一部にブレーキの欠陥があると思うので、すべての日本車輸入を停止すべきだ』というのと同じ対応だ」と発言しているそうです。
 けっこうものの分かったような人でも、この類の発言をするのですね。
 やるべきことをやらないで(守るべきルールーを守らないで)発生した事件と、やるべきことをやった上でやむを得ず発生した故障とを、同じレベルで比較して、非難するわけです。

 毎日新聞2006年01月28日朝刊2面13版「米国産輸入牛肉:米農務長官が謝罪 中川農相と会談」

【2006/01/31記載】
 毎日新聞2006年01月30日東京夕刊「米国産牛肉:再禁輸 再開決定前に調査せず 昨年答弁書と食い違い−−中川農相が陳謝」
 毎日新聞2006年01月31日朝刊1面13版「米国産牛肉輸入で農相「再開前調査せず」陳謝 政府「条件でない」見解」
 毎日新聞2006年01月31日朝刊2面13版「牛肉輸入前未調査 批判の矛先、日本政府に 消費者の不信増大」
 毎日新聞2006年01月31日朝刊2面13版「野党 農相の責任追及」
 毎日新聞2006年01月31日朝刊5面13版「社説:中川農相答弁 小泉政権がほころび始めた?」
 毎日新聞2006年01月31日朝刊2面13版「米国産牛肉輸入:「4点セット」…野党側の攻勢強まる」
 毎日新聞2006年01月31日Web01時33分「米国産牛肉輸入:農相辞任の必要なし 小泉首相が認識」

【2006/02/01記載】
 毎日新聞2006年01月31日夕刊1面3版「米国産牛肉:再禁輸 中川農相「辞任せず」」
 毎日新聞2006年01月31日夕刊1面3版「米国産牛肉:再禁輸 事前調査なしの報告、受けていた−−松田担当相」
 毎日新聞2006年02月01日朝刊2面13版「米産牛肉問題:食品安全委に松田担当相が対応要請」

【2006/02/02記載】
 毎日新聞2006年02月01日Web12時51分「医薬品:19品目の原材料が米国産牛 厚労省が切替え指導」
 毎日新聞2006年02月02日朝刊9面13版「米農務長官が中川農相擁護 昨年の牛肉輸入再開「拙速ではない」」

【2006/02/03記載】
 毎日新聞2006年02月03日朝刊5面13版「松田担当相:閣議決定を明確に説明できず 参院予算委」

【2006/02/04記載】
 毎日新聞2006年02月03日夕刊1面3版「BSE:危険部位の除去、9施設確認できず 米監査機関」
 毎日新聞2006年02月04日朝刊3面13版「米国産牛肉:再禁輸 米BSE対策、不信感さらに増幅 検査体制自体に欠陥か」
 毎日新聞2006年02月04日朝刊3面13版「食肉輸出入協会:保管の牛肉 米側に引き受け要請」
 このような「リスク」を承知の上での輸入でしょうから、当然といえば当然なのですが、「米側に引き受け要請」は真っ当なありようでしょう。
 もしかして、税金(政府に補填を要請)などということになりはしないかと、一時は思ったりもしましたが・・・。

【2006/02/05記載】
 毎日新聞2006年02月05日朝刊3面13版「米国産牛:安全性を強調 米農務長官」

【2006/02/06記載】
 毎日新聞2006年02月06日朝刊2面13版「米国産牛肉:輸入再々開、日本の事前調査が条件 中川農相」

【2006/02/08記載】
 毎日新聞2006年02月07日夕刊5面3版「米国産牛肉:再禁輸 処理施設の事前調査に協力−−ジョハンズ米農務長官」

【2006/02/09記載】
 毎日新聞2006年02月09日朝刊1面13版「BSE:へたり牛20頭が食肉処理 米農務省対策監査」
 毎日新聞2006年02月09日朝刊9面13版「米国産牛肉:輸入再々開へ、日本側の「事前調査」有力に」

【2006/02/10記載】
 毎日新聞2006年02月10日朝刊3面13版「BSE:へたり牛報告で米側に説明要求 農水省次官が意向」
 毎日新聞2006年02月10日朝刊5面13版「自民:米国産牛肉問題で調査団を派遣」
 毎日新聞2006年02月10日朝刊3面13版「米国産牛肉:米側に損害補償を要求 日本食肉輸出入協会」
 「米側に損害補償を要求」するのもいいのですが・・・
 「規制緩和」に「自己責任」で、「このような事態は、想定内」ではないでしょうか。
 ということで、どうして「保険をかけておかなかったのか」が疑問です。
 なんとなく「ダブルスタンダード」のように思えてしまうのは、私だけでしょうか。

 毎日新聞2006年02月10日朝刊28面13版「BSE:北海道の感染牛に肉骨粉飼料 国内で初の確認」

【2006/02/11記載】
 毎日新聞2006年02月10日Web8時22分「ヤコブ病:輸血で3例目の感染か イギリス」
 毎日新聞2006年02月10日夕刊5面3版「米国産牛肉:最禁輸 輸入の早期再開を強く要請−−米議員ら、加藤大使に」
 毎日新聞2006年02月11日朝刊3面13版「米国産牛肉:再禁輸までの他の牛肉、脊柱混入は見つからず」

【2006/02/15記載】
 毎日新聞2006年02月15日朝刊2面13版「自民BSE調査団:民主の調査結果と評価分かれる」
 毎日新聞2006年02月15日朝刊2面13版「BSE倒産:米国産牛肉再禁輸で増加懸念」

【2006/02/18記載】
 毎日新聞2006年02月18日朝刊1面13版「米国産牛肉:日本の事前調査容認 米農務省が報告書」
 毎日新聞2006年02月18日朝刊3面13版「米国産牛肉:米報告書公表も輸入再開には時間」
 毎日新聞2006年02月18日朝刊3面13版「米国産牛肉:「脊柱の混入は例外的と確信」 在日大使館」
 毎日新聞2006年02月18日朝刊13面13版「米国産牛肉:早期再開へ圧力強化 「安全」繰り返し強調」
 毎日新聞2006年02月18日夕刊1面3版「米産牛肉:許可前に舌、胸腺を日本に輸出 脊柱混入業者」
 毎日新聞2006年02月18日夕刊2面3版「米国産牛肉:日本の早期輸入再開の声強まる 米業界・議会」
 毎日新聞2006年02月18日夕刊2面3版「米国産牛肉:へたり牛、原因は「けが」 米農務省が報告書提出」

【2006/02/19記載】
 毎日新聞2006年02月19日朝刊2面13版「米国産牛肉:米報告書受け、関係省局長らが連絡会議」
 毎日新聞2006年02月19日朝刊5面13版「社説:米牛肉報告書 信頼回復への一歩ではあるが」

【2006/02/20記載】
 毎日新聞2006年02月20日朝刊3面13版「BSE:背骨付き牛肉は日本の輸入業者が発注」

【2006/02/21記載】
 毎日新聞2006年02月21日朝刊1面13版「米産牛肉:小泉首相「早期輸入再開は困難」国内理解先決に」
 毎日新聞2006年02月21日朝刊11面13版「米国産牛肉:再禁輸 輸出基準、周知されず 官民とも意思疎通欠く−−米報告書指摘」
 毎日新聞2006年02月21日朝刊11面13版「米国産牛肉:再禁輸 米報告書で指摘の輸入業者が反論 「除かれると理解」」

【2006/02/22記載】
 毎日新聞2006年02月22日朝刊3面13版「BSE判定:検査時間10分の1に 岡山大が新技術開発」
 「分析時間を現在の約6時間から10分の1程度に短縮できる方法を開発」ということは、解体しているときに検査結果がわかるということではないかなぁ。であれば、大きなコストダウンとなります。

【2006/03/01記載】
 毎日新聞2006年02月28日夕刊3面3版「米国産牛肉:再禁輸 「長期化しない」米農務長官が見通し」
 「長期化しない」という見通しは、「希望的観測」なのか「根拠のある見通し」なのか・・・

【2006/03/04記載】
 毎日新聞2006年03月04日朝刊3面13版「米牛肉脊柱混入:質問状、週明けにも送付へ 農水・厚労省」
 毎日新聞2006年03月04日朝刊28面13版「米牛肉脊柱混入:報告書の日本語訳は疑問が残る内容」

【2006/03/07記載】
 毎日新聞2006年03月07日朝刊3面13版「脊柱混入牛肉問題:米報告書への質問状提出 農水・厚労省」

【2006/03/09記載】
 毎日新聞2006年03月09日夕刊5面3版「米国産牛肉:再禁輸 日本側の質問、来週にも回答−−BSEで米」

【2006/03/12記載】
 毎日新聞2006年03月12日朝刊3面13版「米農務省:食肉検査官が勤務中にゲーム 3人を処分」

【2006/03/13記載】
 毎日新聞2006年03月13日朝刊2面13版「BSE:米で疑い牛 確認なら3頭目」

【2006/03/14記載】
 毎日新聞2006年03月14日朝刊2面13版「香港:骨付き肉混入で、米産牛肉輸入を再停止」
 毎日新聞2006年03月14日朝刊11面13版「脊柱混入牛肉:香港での発見、日本の輸入再開にも影響か」

【2006/03/15記載】
 毎日新聞2006年03月15日朝刊9面13版「BSE:米で3頭目確認 日本の輸入再開に向け課題増す」
 毎日新聞2006年03月15日朝刊9面13版「米国:牛肉3施設に改善指示 特定危険部位の除去記録なし」

【2006/03/18記載】
 毎日新聞2006年03月17日夕刊5面3版「米国産牛肉:全面禁輸で改めて日本批判−−ジョハンズ米農務長官」
 毎日新聞2006年03月18日朝刊28面13版「BSE:長崎・佐世保市で24頭目、黒毛和種は初」
 毎日新聞2006年03月18日朝刊2面13版「「貿易戦争」を懸念 牛肉禁輸で 駐日米大使」
 毎日新聞2006年03月18日朝刊2面13版「カナダ:牛肉輸出施設 認定取り消し」

【2006/03/19記載】
 毎日新聞2006年03月19日朝刊1面13版「米国産牛肉:日本の輸入全面停止を批判 米国務長官」

【2006/03/20記載】
 毎日新聞2006年03月20日朝刊3面13版「米産牛肉:米政府から回答書 20日にも概要を公表」

【2006/03/21記載】
 毎日新聞2006年03月21日朝刊2面13版「米国産牛肉:再禁輸 米政府回答書、日本側と認識に差 決着には説得力不足」
 毎日新聞2006年03月20日Web23時41分「米産牛肉:回答書は根拠乏しく、日本との認識に開き」

【2006/03/22記載】
 毎日新聞2006年03月22日朝刊10面13版「米国産牛肉問題:早期輸入再開に期待 米農務長官」

【2006/03/24記載】
 毎日新聞2006年03月23日夕刊5面3版「米国産牛肉:BSE対策 全頭検査求め提訴へ 米業者、農務省相手取り」
 毎日新聞2006年03月24日朝刊2面13版「米牛肉輸入:再開の場合は消費者と意見交換会 農水省など」

【2006/03/25記載】
 毎日新聞2006年03月25日朝刊11面13版「米国産牛肉:「大手業者配慮、全頭検査せず」−−農務省を提訴の米食肉加工業者」
 毎日新聞2006年03月25日朝刊11面13版「米国産牛肉:米食肉業者の提訴、農務省は反論」

【2006/03/28記載】
 毎日新聞2006年03月28日夕刊5面3版「米国産牛肉:背骨混入問題で、米側に説明要求−−専門家会合始まる」

【2006/03/29記載】
 毎日新聞2006年03月29日朝刊2面13版「米国産輸入牛肉:日米専門家会合開く 背骨混入の背景焦点」

【2006/03/30記載】
 毎日新聞2006年03月30日朝刊11面13版「米産牛肉輸入停止:米側、不備認める 専門家会合 再発防止協議へ」

【2006/03/31記載】
 毎日新聞2006年03月31日朝刊3面13版「香港に輸出の米産牛肉 「混入は腰骨」米回答」

【2006/04/01記載】
 毎日新聞2006年04月01日夕刊5面3版「米国産牛肉:日本に輸入再開求める方針強調−−USTRが貿易障壁報告書」

【2006/04/04記載】
 毎日新聞2006年04月04日朝刊3面13版「米国産牛輸入:消費者などと全国9カ所で意見交換会」

【2006/04/05記載】
 毎日新聞2006年04月05日朝刊3面13版「プリオン調査会:委員の半数6人辞任 審議に影響も」
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 委員会事務局は、各委員には再任を打診したとしているが、辞任した甲斐知恵子・東大医科学研究所教授は「正式に再任依頼の連絡はなかった」としたうえで「慎重論を言う人がすべていなくなって残念」としている。

品川前センター長は昨年春から「調査会の審議の進め方は納得できない」として、調査会に欠席を続けていた。
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【2006/04/08記載】
 毎日新聞2006年04月08日夕刊1面3版「プリオン調査会:委員半数が辞任、利用された無力感も」
 毎日新聞2006年04月08日夕刊1面3版「米国産牛肉:香港向け骨付き牛、米業者は対日認定施設」
 毎日新聞2006年04月08日東京朝刊「米国産牛肉:現地未調査で農水省「自覚欠いた」」

【2006/04/13記載】
 毎日新聞2006年04月12日夕刊6面3版「中国:米国産牛の輸入再開 海賊版CD対策も−−貿易委合意」
 この「中国:米国産牛の輸入再開」には、「安全性」とはちょっと違った意味合いがあるようです。

【2006/04/20記載】
 毎日新聞2006年04月20日朝刊2面13版「政府:USTRの貿易障壁報告書に反論コメント」
 毎日新聞2006年04月20日朝刊2面13版「米大使「禁輸解いて」」

【2006/04/25記載】
 毎日新聞2006年04月25日朝刊11面13版「米産牛肉:消費者、抵抗感強く 意見交換会10カ所一巡 政府、6月決着目標」

【2006/04/29記載】
 毎日新聞2006年04月29日朝刊2面13版「米牛肉:台湾でも輸入品に骨が混入 輸入禁止措置」
 これだけ話題になっていても、まだこれだ!
 アメリカは広いから監視の目が行き届かないのか、それとも・・・
 輸入業者も、「リスク相手持ち」でなければ、取り扱えないだろうなぁ。

【2006/05/03記載】
 毎日新聞2006年05月03日Web12時54分「BSE:米3例目感染牛、原因特定できず」

【2006/05/04記載】
 毎日新聞2006年05月04日朝刊8面13版「日米農相会談:米側、日本が米産牛肉輸入再開しないと反発」
 毎日新聞2006年05月04日Web01時02分「日米外相会談:米国産牛肉の輸入再開、早期解決努力で一致」
 「早期解決努力で一致」などと言って、麻生太郎外相、大丈夫ですか。
 「BSE:米3例目感染牛、原因特定できず」という状況では、中川昭一農相の判断のほうが、まともだと思うのですが・・・

【2006/05/10記載】
 毎日新聞2006年05月10日夕刊6面3版「米国産牛肉:対日輸出施設を抜き打ち査察 日本政府が方針」

【2006/05/12記載】
 毎日新聞2006年05月12日朝刊9面13版「OIEの牛肉基準案 「生後30カ月未満」貿易条件を復活」
 毎日新聞2006年05月12日朝刊9面13版「米国産牛肉:米専門家チームが来週訪日 輸出再開で協議 」
 毎日新聞2006年05月11日Web18時28分「米国産牛肉輸入:抜き打ち検査は「消費者の要望強い」」

【2006/05/17記載】
 毎日新聞2006年05月17日朝刊2面13版「米国産牛肉:輸入品に骨が混入 香港で3例目」
 毎日新聞2006年05月17日朝刊2面13版「米国産牛肉:対日輸出認定や安全管理で意見交換」

【2006/05/18記載】
 毎日新聞2006年05月17日夕刊1面3版「米国産牛肉:再禁輸 輸入めぐり、日米専門家会合−−東京都内で」
 毎日新聞2006年05月17日夕刊1面3版「米国産牛肉:再禁輸 USTR次席代表、首脳会談での前進に期待感」
 人の命に関わることをだ、「政治決着」するという神経がわからない。

 毎日新聞2006年05月18日朝刊3面13版「米国産牛肉:1月の輸入停止分、米農務省が買い戻し拒否」
 毎日新聞2006年05月18日朝刊3面13版「米国産牛肉:米側が施設再点検結果を提出 日米専門家会合」

【2006/05/19記載】
 毎日新聞2006年05月19日朝刊2面13版「米国産牛肉:輸入再開、結論出ず 日米専門家会合」

【2006/05/20記載】
 毎日新聞2006年05月19日夕刊1面3版「米国産牛肉:輸入再開、来月に合意 再点検「問題なし」−−専門家会合」

 毎日新聞2006年05月20日朝刊3面13版「クローズアップ2006:米国産牛肉輸入再開へ 政府両にらみ、消費者・米圧力」
 毎日新聞2006年05月20日朝刊3面13版「米国産牛肉:輸入再開「結論に従う」−−小泉首相」
 で、「結論については、指示する」・・・

【2006/05/21記載】
 毎日新聞2006年05月20日Web18時50分「米国産牛肉:輸入再開めど立つも、米側に課題」

【2006/05/22記載】
 毎日新聞2006年05月22日朝刊5面13版「社説:米牛肉輸入再開 今度こそ輸出の条件を守れ」

【2006/05/23記載】
 毎日新聞2006年05月23日朝刊1面13版「余録:企業で不祥事があったとする… (余録:米産牛肉の輸入再々開)」

【2006/05/24記載】
 毎日新聞2006年05月24日朝刊2面13版「発信箱:熱々なます 元村有希子(科学環境部)」
 はい、「私たちも学んだ。科学技術には限界があること。そして世論はしばしば無視されること。だから過剰なぐらいに用心深くていいことも。米国から贈られた「熱々のなます」の味は、貴重な経験として覚えておこう。」ということで・・・
 「想定内・想定外」という言葉が流行りましたが、「想定外」であれば「許されるような雰囲気」があるのではと・・・
 やですねぇ。

 毎日新聞2006年05月24日朝刊8面13版「牛丼:安全性で米国産牛の不使用強調 ゼンショー社長」
 「すき家」は、「米国産牛は不使用」なのね。

【2006/05/26記載】
 毎日新聞2006年05月25日夕刊1面3版「BSE:牛肉の自由貿易、月齢条件を維持−−OIE総会」

【2006/05/29記載】
 毎日新聞2006年05月29日朝刊2面13版「米国産牛肉:米上院議員、輸入再開求め小泉首相に書簡」

【2006/06/02記載】
 毎日新聞2006年06月02日朝刊3面13版「米国産牛肉:「安心できない」 輸入再開問題、意見交換会スタート」
 毎日新聞2006年06月02日朝刊3面13版「米国産牛肉:足止めの1000トン、輸入再開決定で通関を認める方針」

【2006/06/10記載】
 毎日新聞2006年06月10日朝刊20面11版「土曜解説:米国産牛肉輸入再開=科学環境部・高木昭午」

【2006/06/15記載】
 毎日新聞2006年06月14日東京朝刊「政界:米国産牛肉、野党4党が輸入反対集会」
 毎日新聞2006年06月15日朝刊1面13版「米国産牛肉:輸入再開、来週決定へ 7月にも再開の見通し」

【2006/06/16記載】
 毎日新聞2006年06月16日朝刊2面13版「輸入牛肉:北米産以外も健康影響評価を検討 食品安全委」

【2006/06/20記載】
 毎日新聞2006年06月20日朝刊3面13版「米産牛肉:輸入条件順守で追加措置 日本政府が米国に要請」

【2006/06/21記載】
 毎日新聞2006年06月21日朝刊1面13版「米産牛肉:追加措置を正式決定 輸入再開へ詰め協議」
 毎日新聞2006年06月21日朝刊2面13版「米産牛肉輸入再開:消費者反対押し切り 政府「丁寧に手順踏んだ」」
 毎日新聞2006年06月21日朝刊8面13版「米国産牛肉:輸入再開、業界対応は二分 安全性懸念、慎重姿勢残り」
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…(省略)…
【米国産牛肉輸入再開後の各社の対応】
 <牛丼チェーン>
  ・吉野家D&C 扱う方向で検討中。1〜2カ月で牛丼再開。
  ・ゼンショー  安全性に問題があり、扱う予定はない。
 <焼き肉屋>
  ・ゼンショク  調達量は未定だが独自に安全調査して扱う。
  ・焼肉屋さかい 安全性や価格などで条件を満たせば扱う。
 <ファミリーレストラン>
  ・すかいらーく 価格、安全性、消費者の反応で判断する。
  ・デニーズ   消費者の動向を見て判断する。
 <スーパー>
  ・イオン     すぐに扱わない。消費者の反応を見て検討。
  ・イトーヨーカ堂 販売予定はない。
 <食肉>
  ・日本ハム  取引先の需要を見極める。
  ・スターゼン 安全性を確認したうえで判断する。
 <牛タン屋>
  ・味の牛たん喜助(仙台市) 価格や他店の状況を見て使う。
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【2006/06/22記載】
 毎日新聞2006年06月22日朝刊5面13版「社説:牛肉輸入再々開 消費者の信頼を得る努力を」
 毎日新聞2006年06月21日夕刊1面3版「米国産牛肉:輸入再開で合意 来月下旬にも店頭に」
 毎日新聞2006年06月22日朝刊1面13版「余録:疑心暗鬼」
 毎日新聞2006年06月22日朝刊1面13版「米産牛肉輸入再開:日米政府が合意 7月下旬にも店頭に」
 毎日新聞2006年06月22日朝刊2面13版「米国産牛肉:輸入再開、事前査察の効果が焦点 食肉処理施設対象、最後のハードル」
 毎日新聞2006年06月22日朝刊2面13版「米国産牛肉輸入再開:首相訪米との関連指摘 野党が批判」
 毎日新聞2006年06月22日朝刊9面13版「米国産牛輸入再開:日本の再度の輸入停止をけん制」
 毎日新聞2006年06月22日朝刊9面13版「米産牛肉輸入再開:合意は「時期尚早」 消費者団体など」
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 日本消費者連盟の水原博子事務局長は「査察や抜き打ち検査の条件付けをしていること自体、安全でないことの証明。意見交換会も反対意見への回答がないアリバイづくりで、国民をバカにしている」と批判。「政府からは『食べる食べないは消費者の判断です』と言われたが、ならば、最低限、加工品・外食も含めて原材料を示すべきだ」と指摘する。
…(省略)…
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【2006/06/23記載】
 毎日新聞2006年06月23日朝刊2面13版「米国産牛肉:5カ月ぶりにプリオン調査会」
 毎日新聞2006年06月23日朝刊9面13版「米産牛肉:輸入再開めぐり日米の解釈のずれ表面化」
 毎日新聞2006年06月23日東京朝刊「食品安全委:北米牛以外の評価困難」

【2006/06/24記載】
 毎日新聞2006年06月23日夕刊13面3版「米国産牛肉:米上院委、対日制裁法案を可決」
 毎日新聞2006年06月24日朝刊11面13版「米国産牛肉:輸入再開 施設事前査察は26日から35カ所」

【2006/06/25記載】
 毎日新聞2006年06月24日夕刊10面3版「BSE:ヤコブ病、潜伏期間50年超も−−ロンドン大研究」
 要するに、「今現在は発症数が少ないから、リスクは小さい、とは言えない」ということかな?
 確か、「脳を切り開いて、脳みそを調べないと、BSEに感染しているか否かは分からない」ということだったと思う。
 両方を加味すると、やはり「全頭検査」がよさそうに思うのだが・・・

 毎日新聞2006年06月25日朝刊30面13版「米国産牛肉:輸入再開、慎重対応促す BSEに息子を奪われた英国人夫妻」
 うん、やっぱ「全頭検査」ですね。

【2006/06/29記載】
 毎日新聞2006年06月28日朝刊9面13版「米産牛肉:全施設からの輸入再開を期待 米農務長官」

【2006/06/30記載】
 毎日新聞2006年06月29日夕刊11面3版「「人から感染 将来は確実に」BSEで米紙」【ワシントン時事】

【2006/07/02記載】
 毎日新聞2006年07月01日夕刊9面3版「カナダ:6例目のBSE牛か」

【2006/07/16記載】
 毎日新聞2006年07月15日夕刊6面3版「米国産牛肉:禁輸の製品、米国貨物に混載−−東京港で陸揚げ」

【2006/07/22記載】
 毎日新聞2006年07月21日夕刊8面3版「米国産牛肉:米国、BSE検査を大幅縮小 来月後半にも実施−−正式発表」
 毎日新聞2006年07月22日朝刊2面13版「米国産牛肉輸入:来週中に再開正式決定へ 事前査察終了」
 毎日新聞2006年07月22日朝刊9面13版「米国産牛肉:「足止め」物、再開1号に 1月輸入停止の1000トン、港の倉庫に」

【2006/07/23記載】
 毎日新聞2006年07月22日夕刊1面3版「BSE対策 国内処理は大丈夫?」
 毎日新聞2006年07月22日夕刊1面3版「米国産牛肉:輸入再開へ、米は「問題なし」−−日本側の査察終了」

【2006/07/26記載】
 毎日新聞2006年07月26日朝刊3面13版「米国産牛肉:あす輸入再開決定 一部施設の除外検討」

【2006/07/27記載】
 毎日新聞2006年07月26日夕刊6面3版「米国産牛肉:昨年解禁時、認定前処理違反も−−自民委で政府報告」
 毎日新聞2006年07月27日朝刊3面13版「米国産牛肉:政府、27日に輸入解禁を正式決定へ」
 毎日新聞2006年07月27日朝刊3面13版「牛肉輸入:米で施設認定前に出荷 厚労・農水省が違反報告」

【2006/07/28記載】
 毎日新聞2006年07月27日夕刊1面3版「米国産牛肉:半年ぶりに輸入解禁 あすから全国で説明会」
 毎日新聞2006年07月28日朝刊1面13版「米国産牛肉:輸入再開決定 米、基準緩和を要求 厚労相「違反あれば再禁輸も」」
 毎日新聞2006年07月28日朝刊3面13版「米国産牛肉:輸入再開決定 復活メド立たず 外食・流通、慎重な企業多く」
 毎日新聞2006年07月28日朝刊3面13版「米国産牛肉:輸入再開決定 内閣府食品安全委「理解できる」」
 毎日新聞2006年07月28日朝刊3面13版「米国産牛肉:輸入再開決定 吉川座長「国民に説明を」」
 毎日新聞2006年07月28日朝刊3面13版「BSE:「ピッシング」中止へ−−厚労省報告」
 毎日新聞2006年07月28日朝刊5面13版「社説:牛肉輸入再々開 日米当局は信頼得る努力を」
 毎日新聞2006年07月28日朝刊6面12版「記者の目:米国産牛肉輸入解禁、気になる後遺症=位川一郎(経済部)」
 毎日新聞2006年07月28日朝刊9面13版「米国産牛肉:輸入再開決定 日本早くも難題、米が基準緩和要求 「次の禁輸」もけん制」
 毎日新聞2006年07月28日朝刊9面13版「米国産牛肉:すき家「ゼンショー」小川社長 「安全保証できぬ」不使用強調」

【2006/07/29記載】
 毎日新聞2006年07月29日朝刊2面13版「米国産牛肉:輸入再開決定 原産地表示を徹底 農水省、来月から特別調査」
 毎日新聞2006年07月29日朝刊2面13版「米国産牛肉:輸入再開決定 国民向け説明会、批判の声相次ぐ」

【2006/07/30記載】
 毎日新聞2006年07月30日朝刊6面13版「トレンド:米国、カナダ産牛の全面解禁延期」
 アメリカのやっていることは、ダブルスタンダードではないのかい?

【2006/07/31記載】
 毎日新聞2006年07月31日朝刊3面13版「闘論:米国産牛肉、大丈夫か ジョン・クイーン氏/山内一也氏」
 毎日新聞2006年07月31日朝刊3面13版「闘論:米国産牛肉 大丈夫か」
---------------------------------------------------------------------
 ミス再発防止に全力:全米牛肉生産者協議会次期会長 ジョン・クイーン氏
   国全体を罰するな

 リスク認識甘すぎる:東京大名誉教授 山内一也氏
   全頭検査しかない
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【2006/08/01記載】
 毎日新聞2006年08月01日朝刊2面13版「米国産牛肉:輸入再開決定 輸入条件緩和、改めて拒否−−石原農水次官」
 毎日新聞2006年08月01日朝刊2面13版「牛肉価格:国産は100グラム715円と最高値」

【2006/08/03記載】
 毎日新聞2006年08月03日朝刊3面13版「米国産牛肉:輸入再開決定 消費者団体が意見書」

【2006/08/04記載】
 毎日新聞2006年08月03日夕刊8面3版「米国産牛肉:輸入再開決定 「また全面禁輸なら貿易戦争に」−−米農務長官「警告」」
 なになに、今度は「脅し」か?

【2006/08/08記載】
 毎日新聞2006年08月07日夕刊6面3版「米産牛肉:解禁第1号、成田に到着 6カ月半ぶり日本に」
 これからは、牛肉を食べるたびに「米国・カナダ産?」と尋ねなければ・・

【2006/08/09記載】
 毎日新聞2006年08月08日夕刊8面3版「米国産牛肉:輸入検査開始−−成田国際空港」

【2006/08/10記載】
 毎日新聞2006年08月09日夕刊10面3版「米国産牛肉:販売を開始−−首都圏のコストコ」

【2006/08/11記載】
 毎日新聞2006年08月11日朝刊2面13版「米国産牛肉:輸入再開 メキシコ生まれは輸入条件不適合も−−プリオン調査会」

【2006/08/16記載】
 毎日新聞2006年08月16日朝刊3面13版「米国産牛肉:35施設目も輸入解禁へ」

【2006/08/25記載】
 毎日新聞2006年08月24日夕刊8面3版「EU:米産「長粒種」輸入禁止 「組み換え」混入」

 毎日新聞2006年08月25日朝刊9面13版「米国産牛肉:対日輸出、2億ドルの見通し−−07会計年度・米農務省予測」
 毎日新聞2006年08月25日朝刊9面13版「米国産牛肉:米産牛肉の輸入42トン 解禁後1カ月BSEで業者手控え」

【2006/08/26記載】
 毎日新聞2006年08月26日朝刊10面13版「米国産牛肉:外食業界初、販売再開へ 焼き肉店「でん」」

【2006/08/30記載】
 毎日新聞2006年08月29日夕刊8面3版「憂楽帳:自根キュウリ」

 毎日新聞2006年08月30日朝刊30面13版「牛肉偽装事件:全肉連へ補助金20億円返還命令 農水省」

【2006/09/01記載】
 毎日新聞2006年09月01日朝刊1面13版「遺伝子組み換え米:米産長粒種問題 輸入雑穀に混入恐れ」

【2006/09/03記載】
 毎日新聞2006年09月03日朝刊26面13版「中国産ウナギ:検査ずさん、5法人が無作為抽出怠る−−行政指導」

【2006/09/07記載】
 毎日新聞2006年09月07日朝刊2面13版「吉野家:牛丼18日再開、「長いブランクだった」」

【2006/09/09記載】
 毎日新聞2006年09月09日朝刊2面13版「原産地表示:外食産業で広がる 消費者の関心高く」

【2006/09/10記載】
 毎日新聞2006年09月10日朝刊7面13版「BSE:国内発生5年 食の安全に関心高まり 揺れた消費者」

【2006/09/16記載】
 毎日新聞2006年09月16日朝刊3面13版「原産地表示:ハンバーグは11.2%」

【2006/09/17記載】
 毎日新聞2006年09月16日夕刊1面3版「吉野家、牛丼18日復活 食べる?見送る?」

 国が「安全だ」といっているのを蒸し返すのはなんですが・・・
 で、以下は「国のいうことを信用していない一人」としての「グチ」というのか、まぁ、独り言です。

 この記事を読んで思ったのは、どこまでリスクを意識しているのかなぁ、ということです。
 アスベストのことが問題になっていますね。
 アスベストですが、広がりと、潜伏期間の長さ、が問題ですね。
 しかし、アスベストの場合には、人から人への感染を心配しなくてもいいですね。
 エイズのことも問題になっていますね。
 エイズも、広がりと、潜伏期間の長さ、が問題ですね。
 しかも、エイズはアスベストの場合と違って、人から人への感染が問題ですね。
 で、BSEはどちらのタイプだと思いますか。
 今、英国で問題視されているのは、輸血などによる人から人への感染ではないでしょうか。
 牛丼を食べるあなたひとりの好き嫌いの問題ではない、というのが、私の個人的な感想ですが・・・

 食中毒はすぐに結果がでるし、人から人への感染を心配しなくてもいいのです。
 インフルエンザはすぐに結果がでますが、人から人への感染が問題なのです。
 エイズ・BSEの問題の一つは、潜伏期間が長いことだと思うのです。
 問題が表面化したときには、社会に蔓延している可能性が高い、ということだと思っています。
 ただ、エイズの場合には、問題の解決方法として、検査体制、治療体制ができていますが、BESの場合には、どちらも未解決ではなかろうか、ということで・・・

 で、いまさらなのですが、問題の捉え方として、私は「全頭検査が必須」と思っているわけなのですが・・・
 まぁ、どこまでいっても、「安全性」に対する見解の相違、ともいえますが・・・

 上に「食中毒はすぐに結果がでるし、…」などと書いたからではないですが・・・
 毎日新聞2006年09月17日朝刊3面13版「O157:全米で食中毒、1人死亡」

【2006/09/19記載】
 毎日新聞2006年09月19日朝刊1面13版「吉野家:牛丼再開「待ってました〜」」

【2006/09/20記載】
 毎日新聞2006年09月20日朝刊2面13版「米国産牛肉:「焼肉屋さかい」東京都内の1店舗で販売再開」
 毎日新聞2006年09月20日朝刊2面13版「農水省が報告 メキシコ生まれ 米産牛と同条件」

【2006/09/21記載】
 毎日新聞2006年09月21日朝刊2面13版「米国産牛肉:輸入量「月1万トン程度」 輸出連会長が見通し」

【2006/09/23記載】
 ところで、以下は【2006/09/17記載】に記載した「コメント」についての追加です。
 「厚生労働省ホームページ」に、「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に関するQ&A」というページがあります。
 このページには、
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…
Q8 :  vCJDに感染しているのか不安なので確認したいのですが、検査方法はありますか?

A :  現在のところ、発症前の検査方法はありません。症状が出現した後に、髄液検査や脳波検査、画像等でCJDの診断をしていきます。さらに、確定診断には、亡くなられた後に脳組織を用いて、Western Blot法や免疫染色により異常プリオンタンパクを検出することが必要です。
…(省略)…
Q13 :  vCJDの潜伏期間はどれくらいですか?

A :  現在のところ、正確には判っていません。英国では、vCJD患者を初めて確認した1996年当時は、1985年から爆発的に発生しているBSEとの関連から、ヒトがその伝達性のある危険部位を食べてから発症するまでの期間(潜伏期間)として、8年から10年と考えられていますが、この期間より長い方、短い方もいらっしゃいます。また、BSE患者数が最も多い英国の研究では、特定の遺伝子を持つ患者の発症時期が相対的に遅いことから、ヒトでも体質や遺伝の違いによって潜伏期間や感受性がかなり異なるのではないかと考える研究者がいます。

Q14 :  vCJDの治療法はありますか?

A :  残念ながら、現在のところありません。
 しかし、精神症状を示す初期の段階で診断できる方法を見つけることや異常プリオンを減少させるワクチンのようなものを開発することなどの研究が進行中であり、早期の成果を期待しているところです。
…(省略)…
---------------------------------------------------------------------

 などが掲載されています。

 で、何を言いたいかというと、「潜伏期間が長い病気は、病気の症状が表面化したときには手遅れに近い」ということです。
 問題が表面化してから対処すると、非常に困難が伴うと思います。
 ところで、「Q13」の『BSE患者数が最も多い英国の研究では、特定の遺伝子を持つ患者の発症時期が相対的に遅いことから、ヒトでも体質や遺伝の違いによって潜伏期間や感受性がかなり異なるのではないかと考える研究者がいます。』などは、もう少し詳しい情報を出してほしいですねぇ。

【2006/09/29記載】
 毎日新聞2006年09月29日朝刊3面13版「遺伝子組み換え米:米産長粒種問題 日本製粉が製品在庫を廃棄へ」

【2006/09/30記載】
 毎日新聞2006年09月30日朝刊3面13版「加工食品:原産地表示を拡大 来月2日から−−品目追加も検討」

 毎日新聞2006年09月29日Web01時37分「BSE牛:北海道で22例目確認 全国では29例目」
 全頭検査を実施しているので、たいした話題にもならない。
 この安心感は、何物にも換え難いなぁ。

【2006/10/03記載】
 毎日新聞2006年10月02日夕刊2面2版「風に吹かれて:in the U.S.A. モダン・タイムス乳牛編=國枝すみれ」
 実は、乳牛に関しては「糞尿による環境汚染」という問題も発生しています。
 野上ふさ子(地球生物会議)氏の「畜産動物のことを知りましょう(乳牛編)」といった」Webサイトもあります。
 前にも紹介したかと思うのですが、[現代の食とアグリビジネス](大塚茂・松原豊彦編)にも、この「糞尿による環境汚染」のことが記載されています。
 それから、
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 そこで北カリフォルニアの牧場を訪ねて、驚いた。大規模化、機械化が徹底されている。約1700頭の牛は放牧どころか牛舎に詰め込まれ、2週間に1回、乳量を増やすためのホルモン剤を打たれる。胃の中のバクテリアの活動を抑えるため、抗生物質も食べさせられる。発酵が起きてメタンガスのゲップとなって排出されては、与えた飼料のエネルギー変換率が落ちるからだ。食物繊維替わりにプラスチックを食べさせることすら合法だ。
…(省略)…
---------------------------------------------------------------------

 で、『出産を3回繰り返した牛は、たいていハンバーガー用のひき肉となる。』ということなのですねぇ。

【2006/10/04記載】
 毎日新聞2006年10月03日夕刊6面3版「放射線:香辛料に照射検討を主張 原子力委が報告書」
 紙面と内容が違っていますので、正確には紙面をご覧ください。
 紙面には、『諸外国で実績があり、わが国で(実施の)要請がある』という記述もあります。
 「わが国で(実施の)要請」をしているのは、「全日本スパイス協会」で、消費者団体は反対をしている、という記述があります。

【2006/10/05記載】
 毎日新聞2006年10月05日朝刊4面11版「記者の目:BSE全頭検査、過信するな=小島正美(生活家庭部)」
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 現在、食肉処理場の代表者が統一的な切除法を協議中というが、5年もたって、協議の段階であることに驚かざるを得ない。BSE問題に詳しい元厚生労働省検疫官で作家の響堂新さんは「へんとうのリスクは無視できない。『舌の後方3分の1をきっちりと切除する』といった基準が必要だ」と話す。

 もうひとつ気がかりなのがピッシングだ。牛が暴れないようワイヤ状の器具で脳内組織を破壊するピッシングは、脳内の異常プリオンが血液に流れ出し、肉を汚染する恐れがあるため、欧米では6年前に禁止された。脳内組織が破壊されると、プリオン検査の感度が悪くなる恐れも指摘されているにもかかわらず、日本の食肉処理場では半分近くが続けている。食品安全委員会の招きで、西欧のBSE専門家たちが来日すると、「全頭検査で『安全が確保される』といった誤解を消費者に与えてはならない」と強調していたのを思い出す。
…(省略)…
---------------------------------------------------------------------

 重要な視点ですねぇ。
 『今夏、米国産牛肉の輸入が解禁され、米国産牛肉の全箱検査を実施している。ここでも国民受けのよい“全箱”という言葉が出てくる。箱を開けても異常プリオンが見えるわけではない。
 も、もっともです。
 詳しくは、紙面をご覧ください。

【2006/10/11記載】
 毎日新聞2006年10月11日朝刊27面13版「残留農薬:カボチャに亡霊農薬、自主回収 30年前禁止の殺虫剤、規制強化で検出」

【2006/10/17記載】
 毎日新聞2006年10月16日夕刊1面3版「ミナミマグロ:07年以降の漁獲枠削減 日本は半減」

【2006/10/18記載】
 毎日新聞2006年10月18日朝刊9面13版「ミナミマグロ:漁獲枠半減 影響、メバチ・キハダにも 日本船、乱獲のツケ」

【2006/10/19記載】
 「商業捕鯨」に関しては、「単なる食料問題ではない」ということは理解しているのですが・・・
 毎日新聞2006年10月18日夕刊6面3版「アイスランド:商業捕鯨を再開」

【2006/10/22記載】
 毎日新聞2006年10月22日朝刊1面13版「余録:来年からミナミマグロの日本の漁獲枠が… (余録:マグロ)」
 [牛肉とかマグロなどは、「ハレの日」にどうぞ!]・・・ということか

 毎日新聞2006年10月22日朝刊7面13版「未通関の米産牛肉、輸入許可へ」
 許可してもらわない方が、輸入元はいいと思うのだが・・・
 ぇっ、保険をかけていなかった!

【2006/10/24記載】
 毎日新聞2006年10月23日夕刊2面2版「特集ワイド:バイオ燃料使用拡大=食料減少の大問題 奪い合い、飢餓引き起こす可能性」

【2006/10/25記載】
 毎日新聞2006年10月25日朝刊2面13版「米国産牛肉:冷凍保管の910トン、輸入認める」

 毎日新聞2006年10月25日朝刊3面13版「イネ科植物:アルカリ性土壌でも育つ遺伝子特定 東大」

【2006/10/26記載】
 毎日新聞2006年10月25日夕刊8面3版「憂楽帳:食の危機」
 『ふと目についた小さな記事があった。9月下旬、社会面に載った「雪印・集団食中毒事件で女性と和解 大阪地裁」。これで事件を巡る被害者の集団訴訟はすべて終結した。
 「9月下旬、社会面」の記事を見逃していたようです。 (探す余力なし)

【2006/10/27記載】
 毎日新聞2006年10月27日朝刊17面11版「遺伝子組み換え作物:生産10年の米国 大豆89%、トウモロコシ61%」

【2006/10/28記載】
 毎日新聞2006年10月28日朝刊11面13版「ミニマムアクセス米:在庫積み上がる 保管料217億円に拡大」

【2006/10/29記載】
 「自然保護・生物の多様性保存」等々なのかと思うのですが、この項で検索されるとも思うので・・・
 毎日新聞2006年10月29日朝刊5面11版「発言席:鯨と捕鯨に正しい管理を=日本捕鯨協会会長・中島圭一」
 は、
 毎日新聞2006年09月28日朝刊7面11版「世界の目:鯨は特別扱いなのか=ロードン・ダルリンブル(豪州・元駐日大使)」
 の反論でもあります。

【2006/10/31記載】
 毎日新聞2006年10月31日朝刊11面13版「コメ遺伝子組み換え問題:「601」の混入なし 農水省」

【2006/11/05記載】
 毎日新聞2006年11月04日夕刊1面3版「コメ、不作でも安い 主食でなくなった、慢性的な供給過剰」

【2006/11/06記載】
 毎日新聞2006年11月06日朝刊2面13版「闘論:地中海のマグロ規制 伊沢あらた氏/魚住雄二氏」

【2006/11/09記載】
 毎日新聞2006年11月09日朝刊1面13版「米国産牛肉:対日輸出の牛肉、認定外部位が混入 日本政府、1工場を輸入停止措置」
 毎日新聞2006年11月09日朝刊11面13版「米国産牛肉:胸腺混入 輸入解禁3カ月、不信再燃の恐れ 定着機運の矢先」

【2006/11/10(金)記載】
 毎日新聞2006年11月08日Web22時00分「米産牛肉:「胸腺」混入 再び消費者から「疑問」の声も」
 毎日新聞2006年11月10日朝刊3面13版「米国産牛肉:胸腺混入 松岡農相「しっかりして」」
 毎日新聞2006年11月10日朝刊3面13版「米国産牛肉:牛肉胸腺混入で処理工場調査へ 米農務省」

【2006/11/11(土)記載】
 毎日新聞2006年11月11日朝刊2面13版「来年の漁獲枠 マイワシ4割減」
 毎日新聞2006年11月11日朝刊3面13版「鳥インフルエンザ:ハンガリー、米国からの輸入停止解除」

【2006/11/18(土)記載】
 毎日新聞2006年11月18日朝刊1面13版「地中海マグロ:漁獲枠など議論−−ICCAT年次会合」
 毎日新聞2006年11月18日朝刊3面13版「クローズアップ2006:地中海マグロ漁獲削減へ 日本も規制強化主張」

【2006/11/19(日)記載】
 毎日新聞2006年11月18日東京朝刊「植物新品種:日本・EU、栽培試験データ共有」

【2006/11/21(火)記載】
 毎日新聞2006年11月21日朝刊3面13版「メバチ:将来漁獲量、25%削減を 中西部太平洋委が勧告」

【2006/11/22(水)記載】
 毎日新聞2006年11月22日朝刊2面13版「マグロ価格:刺し身向け2割値上がり 10〜12月見通し」

【2006/11/25(土)記載】
 毎日新聞2006年11月24日夕刊2面3版「鳥インフルエンザ:韓国産鶏肉、輸入手続き停止」

 毎日新聞2006年11月24日夕刊2面3版「韓国で米産牛肉 輸入禁止の骨片」【ソウル時事】

【2006/11/26(日)記載】
 毎日新聞2006年11月26日朝刊7面13版「百黙一言・いわせてもらえば:世界の食料事情=大高和雄(東京・経済部副部長)」

【2006/11/27(月)記載】
 毎日新聞2006年11月27日朝刊1面13版「クロマグロ:2010年までに2割削減で合意 保存国際委」
 上記の記事には、毎日新聞2006年11月27日朝刊2面13版「日本への供給量、大幅減少へ」を含む。
 毎日新聞2006年11月27日朝刊2面13版「クロマグロ:来年初の国別漁獲割当の設定は難航も」

【2006/11/28(火)記載】
 毎日新聞2006年11月28日朝刊1面13版「余録:ギリシャのヘロドトスの「歴史」には… (余録:マグロ)」

 毎日新聞2006年11月27日夕刊1面3版「マグロの漁獲枠 削減決定し閉幕 保存国際委」

 毎日新聞2006年11月28日朝刊2面13版「マグロが大変!:/上 輸入減、価格高に拍車 買い付け合戦、激化必至」
 毎日新聞2006年11月28日朝刊2面13版「クロマグロ規制:対立残しつつ「前進」 価格への影響注視−−農水次官」
 毎日新聞2006年11月28日朝刊2面13版「メバチマグロ:台湾の漁獲枠回復」
 しかし、そんなに大騒ぎすることかねぇ・・・

【2006/11/29(水)記載】
 毎日新聞2006年11月29日朝刊5面13版「社説:マグロの保存 持続可能な漁を訴え続けよう」

 毎日新聞2006年11月29日朝刊2面13版「マグロが大変!:/中 「蓄養」支える日本商社 漁獲枠上回る輸出量」
 毎日新聞2006年11月29日朝刊2面13版「マグロ漁獲量:インド洋メバチも削減−−IOTC勧告」

【2006/11/30(木)記載】
 毎日新聞2006年11月30日朝刊2面13版「マグロが大変!:/下 「守る」責任、消費者にも 大事に食べる時代に」

【2006/12/01(金)記載】
 毎日新聞2006年12月01日朝刊2面13版「発信箱:文化、それともブーム=中村秀明」

【2006/12/07(木)記載】
 毎日新聞2006年12月07日朝刊3面13版「野菜安値:産地廃棄、全国で相次ぐ キャベツなど」
 これだからなぁ、「お天とうさん相手の博打」には、勝てないなぁ・・・

 毎日新聞2006年12月07日朝刊3面13版「原料原産地表示:緑茶飲料なども表示へ」

 毎日新聞2006年12月07日朝刊29面13版「裏ポーク事件:別ルートで計7人逮捕 脱税額120億円に」
 毎日新聞2006年12月07日朝刊5面13版「社説:豚肉差額関税 もはや制度を見直すべきだ」

【2006/12/08(金)記載】
 毎日新聞2006年12月08日朝刊1面13版「余録:「とっぷりと暮れてから梅安と彦次郎は… (余録:大根と白菜が安い鍋の季節)」
 毎日新聞2006年12月08日朝刊1面13版「キャベツ:8500トン廃棄処分へ…豊作で価格低迷 愛知」
 農家は「耐える」しかない・・・のかなぁ・・・

 毎日新聞2006年12月08日朝刊9面13版「米国産牛肉:胸腺混入 米農務省から「誤って仕分け」報告書」

【2006/12/09(土)記載】
 毎日新聞2006年12月09日朝刊30面13版「BSE:国内31頭目の感染牛」

【2006/12/10(日)記載】
 毎日新聞2006年12月10日朝刊3面13版「底引き網漁:08年末までに規制策−−国連総会本会議」

【2006/12/13(水)記載】
 毎日新聞2006年12月13日朝刊1面13版「余録:企業名のカタカナ化は… (余録:マルハとニチロ)」
 毎日新聞2006年12月12日朝刊1面13版「マルハ・ニチロ:来年10月、経営統合 水産低迷で相互補完」
 毎日新聞2006年12月12日朝刊11面13版「マルハ・ニチロ経営統合:水産物確保、難しく 伝統の両社、苦渋の選択」
 毎日新聞2006年12月12日夕刊6面3版「マグロ:メバチ、キハダ管理を巡り協議−−中西部太平洋委」

 毎日新聞2006年12月13日朝刊3面13版「甘い小麦:「予想外」 糖度スイートコーン並み−−日本製粉など開発」

 毎日新聞2006年12月13日朝刊13面12版「食品照射:香辛料への放射線照射、安全?危険?」
 どうして「香辛料への放射線照射」が必要か、分からない?・・・
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…
◆スパイス協が要望
 こうした現状にスパイス業者28社で作る全日本スパイス協会は、コショウやとうがらし、タマネギなど94品目の香辛料への照射を認めてほしいと、00年に厚労省に要望した。同協会は「レストランや食材メーカーから、味や香りを保って、細菌が少なく日もちするスパイスがほしいとの要望が強い」と説明する。
…(省略)…
 ◆消費者に不評
 食品安全委の報告書によると照射食品は消費者に不評だ。米国の照射スパイスは食品業者やレストラン向けで小売り用はない。スパイス各社が消費者の反応を恐れているためという。仏でも照射スパイスは外食産業用、照射鶏肉は輸出用だ。
 日本消費者連盟などで作る「照射食品反対連絡会」は、11月、厚労相に照射反対を申し入れた。連絡会代表世話人の里見宏・元国立保健医療科学院客員研究員は「スパイスへの照射は安全データが不十分だ。80年には照射タマネギで問題なしとの研究が出たが、元のデータを見ると、食べたマウスの子孫で奇形が増えていた」と訴える。
…(省略)…
---------------------------------------------------------------------

 ふ〜ん、要するに「業務用」ということで、「自家用」ではないのね。
 この「業務用」を、外食産業従事者は自ら恒常的に食べているのだろうか?

【2006/12/15(金)記載】
 毎日新聞2006年12月14日東京朝刊「不当表示:ブルーベリー食品の成分で3社に排除命令」

 毎日新聞2006年12月15日朝刊2面13版「マグロ類:太平洋から50年間で6割減−−ハワイ大など調査」

【2006/12/17(日)記載】
 毎日新聞2006年12月17日朝刊1面13版「マグロ:メバチ・キハダ、漁獲規制強化せず 中西部太平洋まぐろ類委員会が終了」
 毎日新聞2006年12月17日朝刊8面13版「マグロ:メバチ・キハダ規制、現状維持 高騰、ひとまず回避−−WCPFC」

【2006/12/19(火)記載】
 毎日新聞2006年12月19日朝刊1面13版「余録:カリブ海を周航中の世界最大の豪華客船… (余禄:ノロウイルス)」
 毎日新聞2006年12月19日朝刊5面13版「社説:ノロウイルス 流行の原因突き止め対策を」
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 加熱して食べることによって、貝類による食中毒は防ぐことができる。特に、子供や高齢者は、十分に加熱してから食べた方がいい。カキなどを調理した後に、よく手を洗い、まな板などを洗浄・消毒することも大切だ。
…(省略)…
---------------------------------------------------------------------


 毎日新聞2006年12月19日朝刊3面13版「カキ:ノロウイルスで大幅値下がり 風評と生産者悲鳴」

 毎日新聞2006年12月19日朝刊10面13版「米国産牛肉:使用再開は3割 「仕入れ値高い」最多−−外食産業調査」

【2006/12/22(金)記載】
 毎日新聞2006年12月22日朝刊2面13版「ノロウイルス:農水省、カキ衛生管理を紹介」
 毎日新聞2006年12月22日朝刊3面13版「食品安全委:委員長に見上彪氏」

【2006/12/23(土)記載】
 毎日新聞2006年12月22日東京朝刊「発信箱:今にバチが…=中村秀明」
 『バチがあたる』については、以前、どこかで書いたので パス ・・・
 ですが、ちょびっと、ニヤ・・・

 毎日新聞2006年12月22日夕刊2面3版「韓国:米産牛肉からダイオキシン検出」
 どういうこと?
 「牛肉からダイオキシンが検出される」というのは「想定内」なの?
 「牛肉にダイオキシンがどの程度含まれているのかを、通常のルーチンとして検査している」ということ?
 何を食べさせられているやら・・・

 で、これは、「想定内」それとも「想定外」?
 毎日新聞2006年12月22日東京朝刊「混入:牛枝肉に金属片−−さいたま」

【2006/12/25(月)記載】
 毎日新聞2006年12月25日東京朝刊「家畜:月に1品種絶滅 多様性喪失を警告−−国連機関発表」

【2006/12/26(火)記載】
 毎日新聞2006年12月26日朝刊6面13版「チリ:農産物で貿易立国 経済、民主化で中南米のモデル国」

【2006/12/27(水)記載】
 毎日新聞2006年12月27日朝刊17面12版「特集:日本食育学会設立記念シンポジウム 食育の原点を考える」

【2006/12/28(木)記載】
 毎日新聞2006年12月27日東京朝刊「米国産牛肉:米の処理施設査察結果、日本政府「問題なし」」
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 厚生労働省と農林水産省は26日、米国の食肉処理施設8カ所で行った現地査察の結果、対日輸出条件に影響するような安全上の問題はなかったと発表した。8カ所のうち、10月に「胸腺」の混入が見つかったスイフト社グリーリー工場も十分な改善措置が取られていたとして、輸入停止を26日解除した。
 査察は11月26日から今月13日まで行われ、2カ所は米政府の抜き打ち査察に同行した。
---------------------------------------------------------------------

 「輸入停止」だったのか・・・

【2006/12/30(土)記載】
 毎日新聞2006年12月30日朝刊6面13版「記者が振り返る06年・日本経済:/5止 「食」の行方」

 毎日新聞2006年12月30日朝刊2面13版「体細胞クローン家畜:肉と乳、米FDAが「安全」 来年にも市場流通か」

【2007/01/03(水)記載】
 毎日新聞2007年01月03日朝刊2面13版「遺伝子組み換え:プリオンない牛誕生し成長−−キリンビール、米農務省など研究チーム」

【2007/01/05(金)記載】
 毎日新聞2007年01月04日夕刊10面3版「養殖アワビ:品種改良で成長促進へ 水産総研が「遺伝子地図」作成」

【2007/01/07(日)記載】
 毎日新聞2007年01月07日朝刊3面13版「あなたの暮らし:クローズアップ’07 ポジティブリスト制度半年 想定外、微量検出」

【2007/01/08(月)記載】
 毎日新聞2007年01月08日朝刊22面11版「地球温暖化:稲作直撃、九州で深刻 新品種も開発」

【2007/01/12(金)記載】
 毎日新聞2007年01月11日夕刊8面3版「米国産牛肉:米通商代表部、松岡農相に輸入基準見直し協議要求」
 毎日新聞2007年01月12日朝刊9面13版「米国産牛肉:輸入緩和要求、強まる米の圧力 政府、消費者の反発と板挟み」

 毎日新聞2007年01月12日朝刊3面13版「米国産牛肉:米BSE検査縮小を容認」

 下記の記事は、まぁ、情報として・・・
 毎日新聞2007年01月12日朝刊26面13版「不二家:基準超す細菌検出の菓子出荷…消費者から厳しい声」

【2007/01/13(土)記載】
 毎日新聞2007年01月13日朝刊1面13版「余録:せっかくカキの季節になったと思ったら… (余録:カキ)」

 毎日新聞2007年01月13日朝刊11面13版「米国産牛肉:ジョハンズ米農務長官も基準緩和要求 輸入で松岡農相に」


 ↓ 【風評被害防止】の意味を込めて・・・
 毎日新聞2007年01月13日朝刊5面13版「社説:鳥インフルエンザ 先手を打って封じ込めを」

 毎日新聞2007年01月12日夕刊1面3版「鳥インフルエンザ:全国農場立ち入りへ 宮崎県、鶏の移動自粛要請」
 毎日新聞2007年01月12日夕刊12面3版「鳥インフルエンザ:周辺に住宅「不安」 宮崎、半径300メートル立ち入り禁止に」
 毎日新聞2007年01月13日朝刊27面13版「鳥インフルエンザ:さらに1650羽死ぬ−−宮崎・清武町」
 毎日新聞2007年01月13日朝刊27面13版「鳥インフルエンザ:宮崎で発生疑い発表、鶏肉・鶏卵の価格に影響なし」
 毎日新聞2007年01月13日朝刊27面13版「鳥インフルエンザ:風評被害防止で農水省が調査へ」
 毎日新聞2007年01月13日朝刊27面13版「鳥インフルエンザ:環境省が調査へ」
 毎日新聞2007年01月13日朝刊27面13版「鳥インフルエンザ:韓国が日本産の鶏卵輸入を中断」

 毎日新聞2007年01月12日夕刊2面3版「鳥インフルエンザ:韓国・全羅北道、養鶏業者1人が感染」
 毎日新聞2007年01月13日朝刊27面13版「鳥インフルエンザ:インドネシアの死者、最多59人に」

 「[AML 11402] 行きは武器、帰りは白身魚を積んで」
 上映中 → 「ダーウィンの悪夢」
 上映劇場一覧 → 〔 Theaters 〕

【2007/01/15(月)記載】
 毎日新聞2007年01月15日朝刊2面13版「ひと:見上彪さん=食品安全委員会新委員長に就任」

 毎日新聞2007年01月15日朝刊2面13版「松岡農相:鳥インフル発生で、滞米予定切り上げ帰国へ」
 毎日新聞2007年01月15日朝刊27面13版「鳥インフルエンザ:周辺養鶏場、異状なし 宮崎県、あすまで1万2000羽焼却」

【2007/01/17(水)記載】
 毎日新聞2007年01月16日夕刊6面3版「日本米:対中輸出解禁 松岡農相が訪中、大筋合意か」
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…(省略)…
 日本の商業用コメ輸出はごく少量(05年に約640トン)だが、中国以外の東アジア諸国の多くは日本からの輸出を禁止していない。中国は経済成長で富裕層が増え、日本料理の人気も高まっている。日本のコメは高価格でも品質が良いことから、解禁されれば中国市場で受け入れられると農林水産省は期待している。
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 ということで、ちょっと強引な気がしないでもないが・・・

【2007/01/18(木)記載】
 毎日新聞2007年01月18日朝刊28面13版「鳥インフルエンザ:小売店が不適切表示 農水省調査」

 毎日新聞2007年01月18日朝刊9面13版「マグロ:漁獲能力抑制を 漁業国際団体、まき網規制念頭」

【2007/01/21(日)記載】
 毎日新聞2007年01月21日朝刊7面13版「マグロ:管理、世界一丸 5機関合同会合、あす神戸で開幕」

【2007/01/23(火)記載】
 毎日新聞2007年01月22日夕刊2面3版「マグロ資源:管理する5機関、初の合同会合 “抜け穴”阻止へ枠組み作り」
 毎日新聞2007年01月23日朝刊11面13版「マグロ資源:神戸で合同会合 漁船数制限、実現へ期待」

【2007/01/25(木)記載】
 毎日新聞2007年01月24日夕刊1面3版「鳥インフルエンザ:宮崎知事、現地視察」
 毎日新聞2007年01月24日夕刊1面3版「鳥インフルエンザ:宮崎・日向の鶏大量死で、農水省が対策会議」

 「風評被害防止」なのですが、
 毎日新聞2007年01月13日Web19時59分「鳥インフルエンザ:消費者へ向け安全性を説明 九州農政局」
 の記事に、
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 文書は「ご安心下さい店頭の鶏肉・鶏卵は安全です」との見出しで、九州7県の消費者団体約120団体にファクスなどで送付。鳥インフルエンザについて、(1)(ウイルスは)通常の加熱処理で容易に死滅する(2)鶏肉や鶏卵を食べることで、ヒトに感染することは世界的に報告されていない、と強調している。
…(省略)…
---------------------------------------------------------------------

 と掲載されているとおり、「ヒトに感染することは世界的に報告されていない」のです。

 わたしなんか、「何十万羽も焼却処分などして、もったいないなぁ」と思うわけですが、
 では、「なぜ、焼却処分をするか」と言えば、「ほかの鳥に対して脅威だから」なのです。
 というのが、私の理解なのですが・・・

 毎日新聞2007年01月25日朝刊30面13版「鳥インフルエンザ:さらに750羽死ぬ 宮崎」

【2007/01/26(金)記載】
 毎日新聞2007年01月26日朝刊1面13版「鳥インフルエンザ:ウイルス確認 宮崎・日向の養鶏場」
 毎日新聞2007年01月26日朝刊1面13版「鳥インフルエンザ:清武町圏内の卵の出荷禁止解除 宮崎県」

 毎日新聞2007年01月26日朝刊3面13版「食品ロス統計調査:食べ残し、披露宴22%・宴会15%−−農水省調査」

【2007/01/27(土)記載】
 毎日新聞2007年01月27日朝刊1面13版「マグロ資源:漁獲能力、共同で抑制 「行動方針」採択−−国際会合」
 毎日新聞2007年01月27日朝刊9面13版「マグロ資源:「マグロ会合」行動方針採択 資源の危機感共有、2年ごと合同会合」
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◇行動方針の骨子
・利用可能な漁獲機会と合致するように漁獲能力を管理し、必要なら削減する。途上国の適正な漁業の発展は認める
・衛星を使った漁船位置管理、監視員の乗船など、法令順守を確保する
・違法漁業への厳格な罰則と制裁を適用する
・各機関が持つ正規漁船、違法漁船のリストを統合する
・浮き魚礁を使う漁で起こる幼魚混獲を減らす技術を開発する
・海ガメ、水鳥、サメへの有害な影響を最少にする
・次の合同会合は09年1月か2月に欧州連合(EU)で開催する
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【2007/01/28(日)記載】
 毎日新聞2007年01月28日朝刊5面12版「社説:マグロ合同会合 資源枯渇の危機感は共有した」

 毎日新聞2007年01月28日朝刊7面13版「米国産牛肉:輸入解禁半年 政府、条件緩和に慎重 豪州産浸透、需要伸びず」

 毎日新聞2007年01月28日朝刊11面11版「今週の本棚・新刊:『百年の食』=渡部忠世・著」


 「地域ニュース」 の <2007/01/21(日)〜2007/01/27(土)> より
 毎日新聞2007年01月26日宮城「カキ:「二重三重に検査」、販売の推進訴え−−仙台での安全性懇談会 /宮城」
 毎日新聞2007年01月22日徳島「米粉:100%のパン店オープン 障害者の社員らが製造・販売−−吉野川 /徳島」

【2007/01/30(火)記載】
 毎日新聞2007年01月30日朝刊3面13版「マグロ資源:中間会合始まる−−ICCAT」

【2007/01/31(水)記載】
 毎日新聞2007年01月31日朝刊30面13版「味の素:即席めん1万個、自主回収へ」
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 味の素は30日、即席めんの「アジアめん」シリーズに、日本で未承認の遺伝子組み換えのコメ加工品が混入した疑いがあるとして、商品約1万個を自主回収すると発表した。加工品は中国製のコメ製めんで、同シリーズのベトナムフォーなど13種類に使用。仕入れ先の森井食品(奈良県桜井市)が輸入し、検疫所の検査で混入が発覚した。混入の時期が不明で、疑いのある商品を回収する。
…(省略)…
---------------------------------------------------------------------

 下記は、上と同じ記事です。
 毎日新聞2007年01月31日朝刊30面13版「味の素:遺伝子組み換えコメ混入? 即席めんを自主回収」

 毎日新聞2007年01月31日朝刊2面13版「発信箱:飽食・崩食・放食=元村有希子」
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…(省略)…
 報告書(「崩食と放食」、NHK出版)で群馬大の高橋久仁子教授は、法律まで作って食育を進める風潮にくぎを刺しつつこう語っている。「私たちが知らなくてはいけないことは、自分が食べている物は何かということ。毎日の食事を自分の手に取り戻すことです」
…(省略)…
---------------------------------------------------------------------

 強調したい → 『法律まで作って食育を進める風潮にくぎを刺しつつ

【2007/02/01(木)記載】
 毎日新聞2007年02月01日朝刊1面13版「マグロ資源:地中海・東大西洋のクロマグロ、漁獲枠一律23%減 トルコなどは異議」
 毎日新聞2007年02月01日朝刊11面13版「マグロ資源:漁獲削減、反対国説得が課題 地中海「蓄養」輸入国・日本の役割は大」

【2007/02/02(金)記載】
 毎日新聞2007年02月02日朝刊28面13版「遺伝子組み換え米:中国製ビーフンなどから検出」

 毎日新聞2007年02月02日朝刊28面13版「残留農薬:イチゴ「とちおとめ」から検出、出荷停止」
 どういう手違いからかは判らないが、イチゴの成長を止めることはできないので、農家は大変だなぁ。

【2007/02/03(土)記載】
 毎日新聞2007年02月02日東京朝刊「日本トイザらス:おもちゃから禁止柔軟剤」
 毎日新聞2007年02月02日東京朝刊「カプコン:ペンダント約30万個を回収」

 毎日新聞2007年02月03日朝刊10面13版「土曜解説:消費期限と賞味期限=経済部・谷口崇子」

【2007/02/04(日)記載】

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 「地域ニュース」 の <2007/01/28(日)〜2007/02/03(土)> より
 毎日新聞2007年01月31日北海道「トレーサビリティーシステム:生産者情報など即確認 コープさっぽろが実験 /北海道」
 毎日新聞2007年02月01日北海道「日豪EPA:「関税撤廃、農業に打撃」 知事ら参加、シンポで指摘 /北海道」
 毎日新聞2007年02月01日北海道「日豪EPA:主要農畜産物の除外取り組み決議 釧路の関係者ら、総決起集会 /北海道」
 毎日新聞2007年02月01日岩手「FTA:主要農産物の関税撤廃除外の要望書、日豪交渉で一関市農業委提出 /岩手」
 毎日新聞2007年02月03日岩手「県:暖冬少雪による被害防止 農作物守る技術情報、号外版 /岩手」
 毎日新聞2007年01月28日山形「農政審:農家の経営複合化 20年で米25%減少−−戸別産出額、推移報告案 /山形」
 毎日新聞2007年02月01日福島「環境共生型農業:県が意見交換会 条例制定めぐり議論 /福島」
 毎日新聞2007年02月02日栃木「とちおとめ残留農薬問題:農家179戸、出荷停止 県が対策会議設置 /栃木」
 毎日新聞2007年02月03日栃木「JA栃木中央会:全生産農家を調査 履歴帳には問題なし /栃木」
 毎日新聞2007年02月03日栃木「とちおとめ残留農薬問題:買い物客「大丈夫?」 広がる余波、デパート張り紙 /栃木」

【2007/02/06(火)記載】
 毎日新聞2007年02月06日朝刊5面13版「社説:水産業再生 欧米の成功体験を日本でも」

 毎日新聞2007年02月06日朝刊25面13版「イチゴ農薬:4農家出荷停止に 基準上回る成分検出 栃木」

【2007/02/07(水)記載】
 毎日新聞2007年02月06日夕刊8面3版「BSE:国内32頭目、北海道で」

 毎日新聞2007年02月07日朝刊30面13版「農水省:価格暴落での野菜廃棄 見直しで検討委設置」

【2007/02/08(木)記載】
 毎日新聞2007年02月08日朝刊26面13版「トイザらス:さらに中国製玩具も自主回収 柔軟剤検出で」

【2007/02/09(金)記載】
 毎日新聞2007年02月08日東京朝刊「農水省:米産ジャガイモ、輸入再開」
 毎日新聞2007年02月09日朝刊2面13版「水産基本計画:魚介類自給率、65%を目標に」

 毎日新聞2007年02月09日朝刊6面12版「記者の目:フードファディズム=小島正美(生活家庭部)」
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…(省略)…
 食べ方に問題はあるにせよ、食品添加物の摂取量も減ってきた。中国産野菜に残留農薬基準違反が多いといわれるが、それは中国産では検査する数が多いから違反数も多くなるためで、違反数を検査品目で割った違反率は大差はない。
 データを見れば犯罪は減り、食の安全レベルは上がっているのに、消費者の体感不安度は高くなっている。過剰に不安におびえていては、「体から毒素を出す」といって、サプリメントを売りつける健康ビジネスの餌食になってしまう。
…(省略)…
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【2007/02/11(日)記載】
 毎日新聞2007年02月11日朝刊3面13版「IWC:ののしり合い、いつまで 捕鯨、まずは議論正常化を−−13日から東京で会合」

 毎日新聞2007年02月11日朝刊11面11版「今週の本棚:川本三郎・評 『闘う純米酒 神亀ひこ孫物語』=上野敏彦・著」


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 「地域ニュース」 の <2007/02/04(日)〜2007/02/10(土)> より
 毎日新聞2007年02月05日北海道「遺伝子組み換え作物:慎重と推進、両論併記 栽培の可否巡り激論−−道民会議」
 毎日新聞2007年02月06日岩手「シカ肉:おおむね好評 大船渡で試食会 /岩手」
 毎日新聞2007年02月10日福島「遺伝子組み換え作物:安全か 矢吹で啓発の意見交換会 /福島」
 毎日新聞2007年02月06日栃木「とちおとめ残留農薬問題:4農家が基準超す 1農家は定植後に−−JA調査 /栃木」
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…(省略)…
 福田富一知事は同日、「同JAの自主回収、廃棄という迅速な対応策は誠実なものだった。県としても今後消費者に安心してもらえる安心、安全な農産物を生産、供給していきたい」とコメントした。
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 そう、私も「同JAの自主回収、廃棄という迅速な対応策は誠実なものだった。」と思います。

 毎日新聞2007年02月07日栃木「とちおとめ残留農薬問題:「限界だった」とホッと 175農家が出荷再開 /栃木」
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 とちおとめ残留農薬問題で6日、JAかみつが(鹿沼市鳥居跡町)の自主検査で残留農薬が検出されなかった鹿沼支部175農家の出荷が再開された。6日間の出荷停止が終わり、農家は「限界だった」と喜びを表した。一方、検査の結果、基準値を超える殺虫成分「ホスチアゼート」が検出された4農家のうち1農家は、県の聞き取りに対し、本来の使用法を守らず「定植後2回使った」と話していることも分かった。残る3農家は不適正使用の認識がなく、県などは今後の調査で残留原因の特定を急ぐ。
 農薬検査をクリアした、鹿沼市藤江の秋沢勝さん(67)は早速、6日朝からイチゴの摘み取りを再開。しかし、ハウスのとちおとめ約7割は成熟し過ぎ、売り物にならない状態。このため市内の知人女性(75)を呼び、箱いっぱいのイチゴをプレゼントした。
 再出荷を喜びながらも、秋沢さんは「(出荷停止)6日間は限界だった。約40年間のイチゴ栽培の中でも、これだけの被害は初めての経験」と話した。原因となった4農家に対しては、「怒りの気持ちしかないが、補償は無理だろう」とあきらめの表情を浮かべた。
…(省略)…
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 「出荷予定の時期から逆算して、残留農薬が基準以内になるような時期に農薬散布したが、この陽気でいちごの生育が早く、基準値を超えてしまった」ということかなぁ、と思っていましたが、違いました。
 いづれにしても、気球温暖化の影響で、これからの農林水産業は難しくなるのではと・・・

 毎日新聞2007年02月06日東京「遺伝子組み換え作物:解説ビデオで米国の問題点追及−−日本有機農業研究会 /東京」
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…(省略)…
 強力な除草剤とその除草剤に耐性があるGM作物の種子をセットで販売し、シェアを伸ばす大手化学メーカー、GM作物に巨額の補助金を支出する米国政府……。ビデオでは農家や研究者の証言をもとに、米国農業の構造的な問題点を取り上げ、「GM作物がアジアやアフリカの多種多様な農産物市場をおびやかしている」「輸送の際にこぼれ落ちる種子が在来種に影響を及ぼす危険性がある」と指摘している。
…(省略)…
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 「日本有機農業研究会」( http://www.joaa.net/ )も どうぞ!

【2007/02/14(水)記載】
 毎日新聞2007年02月14日朝刊11面13版「地球温暖化:農水省、対策を検討 防止策から一歩進める」
 毎日新聞2007年02月14日朝刊15面12版「アマゾン:熱帯林が次々消滅 何気なく食べている大豆の陰で… 南さん、保護を訴え」

【2007/02/16(金)記載】
 見逃していた!
 毎日新聞2007年02月15日東京朝刊「輸入牛肉:米加以外も健康影響の評価実施へ−−プリオン専門調査会」

【2007/02/17(土)記載】
 毎日新聞2007年02月16日夕刊1面3版「米国産牛肉:一部月齢超過の可能性 出荷工場分輸入停止−−厚労・農水省」

 毎日新聞2007年02月17日朝刊11面13版「米国産牛肉:また問題、消費者の不信再び 条件緩和協議に影響必至」

【2007/02/18(日)記載】
 毎日新聞2007年02月17日夕刊6面3版「米国産牛肉:食肉業者、対日輸出の月齢違反認める」

【2007/02/19(月)記載】
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 「地域ニュース」 の <2007/02/11(日)〜2007/02/17(土)> より
 毎日新聞2007年02月14日北海道「エゾシカ肉:ソーセージのお味は? 網走の資源活用会議で発表 /北海道」

【2007/02/22(木)記載】
 毎日新聞2007年02月21日夕刊6面3版「米国産牛肉:違反「小さな問題」−−米農務長官」

【2007/02/24(土)記載】
 ↓ お勧めします!
 毎日新聞2007年02月23日夕刊4面2版「インタビュー・会いたい人 食品ジャーナリスト・安部司さん」

 毎日新聞2007年02月24日朝刊9面13版「違反牛肉問題:松岡農相、米農務長官の発言に不快感」

 毎日新聞2007年02月24日朝刊10面12版「土曜解説:遺伝子組み換え1億ヘクタール=生活家庭部・小島正美」

【2007/02/25(日)記載】
 毎日新聞2007年02月25日朝刊7面13版「バイオエタノール:大増産計画が本格化 技術開発に課題」
 毎日新聞2007年02月25日朝刊7面13版「バイオ燃料:自動車燃料比率、EUは1割目標−−20年までに」

 下記の記事は、上記2つの記事とあわせてお読みいただいた方がいいようです・・・
 毎日新聞2007年02月25日朝刊7面13版「米産穀物に異変 日本の食卓に危機?」【シカゴ時事】

【2007/02/27(火)記載】
 毎日新聞2007年02月27日朝刊3面13版「EPA:関税撤廃想定、農業生産額42%減少−−農水省試算」

【2007/03/01(木)記載】
 毎日新聞2007年03月01日朝刊3面13版「水産庁:南極海の調査捕鯨を中止 開始以来、初の事態−−日新丸火災で」

【2007/03/03(土)記載】
 毎日新聞2007年03月02日夕刊8面3版「米国産牛肉:牛の月齢制限撤廃、日本に要求−−米通商代表部」
 毎日新聞2007年03月03日朝刊2面13版「米国産牛肉:「牛肉」表示ソーセージ、輸入貨物に混入 米に調査要請」

 毎日新聞2007年03月03日朝刊3面13版「遺伝子組み換えマウス:逃亡で研究所を厳重注意 文科省」

【2007/03/06(火)記載】
 毎日新聞2007年03月06日朝刊5面13版「社説:築地市場移転 土壌汚染は本当に大丈夫か」

 毎日新聞2007年03月06日朝刊3面13版「米国産牛肉:「牛肉」表示ソーセージ混入 農水省、加工品全貨物を検査」

【2007/03/08(水)記載】
 毎日新聞2007年03月07日東京朝刊「米国:人の遺伝子組み込んだコメ、農務省が商業栽培を認可」

【2007/03/11(日)記載】
 毎日新聞2007年03月10日夕刊6面3版「米国産牛肉:「月齢不問」 国際獣疫事務局、自由に貿易可能と認定」
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…(省略)…
 日本は米国産牛肉の輸入条件を生後20カ月以下に限っているが、米政府は月齢制限の撤廃を求めている。動植物の検疫ルールを定める国際機関のOIEが認定を内定したことを根拠に、日本への月齢制限撤廃圧力を一段と強めそうだ。
…(省略)…
 OIEは世界共通の基準として「生後30カ月未満の骨なし牛肉は自由に貿易できる」と定めているが、米国が今回内定した区分は、認定を申請した国が対象となる。米国は昨年10月に申請していた。
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 「国際獣疫事務局(OIE)」について、ちょっと検索してみました。
 「動物検疫と国際協力」 http://www.maff-aqs.go.jp/hou/29.htm
 「OIE動物疾病科学委員会の委員に再選」 http://niah.naro.affrc.go.jp/OIE/oie74.html
 ときどき、「業界の利益代表者がメンバ」という国際組織があるかと・・・
 で、上記のWebに掲載されている
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…(省略)…
 2006年5月21−26日にパリで開催された第74回OIE総会において、動物衛生研究所海外病研究施設の坂本研一国際重要伝染病研究チーム長がOIE動物疾病科学委員会(Scientific Commission for Animal Diseases)の委員に再選されました。
…(省略)…
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 からすると、「業界の利益代表者がメンバ」という国際組織ではないように思われます。

【2007/03/14(水)記載】
 毎日新聞2007年03月14日朝刊2面13版「発信箱:フグ肝の味=元村有希子」

【2007/03/17(土)記載】
 毎日新聞2007年03月17日朝刊17面11版「論点:賞味期限と「もったいない」」

 リンクするのをやめようと思ったが・・・
 毎日新聞2007年03月17日東京朝刊「日本食:海外の優良店、「推奨マーク」方式に 有識者会議が提言」
 どういう考えなのだろう?
 私が思うに、多分、うまくすれば「推奨マーク」のないお店で、安くて美味しいものが食べられそう・・・と
 スタンスの問題のようにも思うので、「反骨精神を持ったシェフのいるお店」に入りたいなぁ・・・と

【2007/03/18(日)記載】
 毎日新聞2007年03月17日夕刊1面3版「近事片々:海外に行けば、それは奇妙な日本食レストランがある…」
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 日本国内をみれば、世界の料理店が並ぶ。本国の認証も推奨もない。日本食の家元は農水省ではない。普遍性のある文化は現地化する。さまざまな日本食レストランの存在は、日本食の普遍性の証しと考えてもいい。
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 まったく、その通り !!!
 思うに、安倍晋三内閣というのは「統制」が好きな人たちの集まりだと・・・
 出てくる施策が「統制」のオンパレード・・・
 で、どうして、「グローバルスタンダード」「市場競争原理至上主義」「規制緩和」と矛盾しない?・・・

 毎日新聞2007年03月17日夕刊9面3版「憂楽帳:ヒナの輸入」

【2007/03/19(月)記載】
 毎日新聞2007年03月19日朝刊1面13版「余録:日本海海戦で有名な東郷平八郎元帥は…」

【2007/03/20(火)記載】
 毎日新聞2007年03月20日朝刊2面13版「日露漁業合同委:サケ・マス交渉 漁獲量165トン減で妥結、日本側要求通り」

【2007/03/21(水)記載】
 毎日新聞2007年03月21日朝刊3面13版「黒豚:原産地も併記を 農水省がガイドライン」

【2007/03/23(金)記載】
 毎日新聞2007年03月23日朝刊9面13版「米国産牛肉:月齢証明のない牛肉混載 農水省など、米に認定除外要請」
 毎日新聞2007年03月23日朝刊9面13版「産地廃棄:農水省検討委、大幅見直し断念」

【2007/03/24(土)記載】
 毎日新聞2007年03月23日夕刊4面3版「米国産牛肉:輸入対応「日本は行き過ぎ」−−米農務長官」

【2007/03/27(火)記載】
 毎日新聞2007年03月27日朝刊2面13版「米国産牛肉:西友が関東20店で月内に販売再開」

 毎日新聞2007年03月27日朝刊29面13版「自主回収:日本トイザらス、環境ホルモン使用玩具を10万個」

【2007/03/29(木)記載】
 毎日新聞2007年03月29日Web01時14分「米国産牛肉:日韓に市場の完全開放求める考え 米大統領」

【2007/03/30(金)記載】
 毎日新聞2007年03月29日夕刊11面3版「米国産牛肉:日米首脳会談で協議へ 米大統領「日本は完全開放を」」

【2007/03/31(土)記載】
 毎日新聞2007年03月31日朝刊9面13版「キューバ:カストロ議長、米のエタノール増産に批判論文」
 的を得た指摘、と思えるのだが・・・

 毎日新聞2007年03月31日朝刊11面13版「農業補助金改革:新制度、週明けにスタート コメ申請が焦点」

【2007/04/01(日)記載】
 毎日新聞2007年04月01日朝刊8面13版「百黙一言・いわせてもらえば:食品業界の不祥事=大高和雄(東京・経済部副部長)」

 毎日新聞2007年03月31日東京朝刊「トレンド:牛肉施設査察に米が難色」

 毎日新聞2007年04月01日朝刊8面13版「コーン作付面積 急拡大 米・エタノールブームで」【シカゴ時事】

【2007/04/02(月)記載】
 毎日新聞2007年04月02日朝刊7面13版「米国:農業補助金、大幅削減の用意」【ワシントン時事】

【2007/04/04(水)記載】
 毎日新聞2007年04月03日夕刊6面3版「米国産牛肉:日本、市場完全開放を−−米貿易障壁報告書」

【2007/04/05(木)記載】
 毎日新聞2007年04月04日夕刊6面3版「米国産牛肉:市場開放、USTR代表が要求 松岡農相は拒否」
 毎日新聞2007年04月04日Web01時11分「米国産牛肉輸入:松岡農相とUSTR代表が意見交換」

 毎日新聞2007年04月05日朝刊11面13版「米国産牛肉:米が望む輸入条件見直し議論、こう着状態続く」
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 これに対し日本側は、「査察が終わらなければ検証期間は終わらない。米国がどう言おうとスタンスは不変」(農水省幹部)との立場を維持。米国の一足飛びの要求は昨夏の日米合意をほごにしかねないだけに、「なぜ米国がかたくなに査察に応じないのか分からない」と戸惑う声も出ている。
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 紙面が少し詳しい。

 毎日新聞2007年04月05日朝刊11面13版「食品購入:国産か輸入か気にかける85% 主婦アンケ」

 毎日新聞2007年04月04日Web23時41分「ウシの脳:研究用試薬に混入か 厚労省が注意情報」

【2007/04/07(土)記載】
 毎日新聞2007年04月06日東京夕刊「米国産牛肉:月齢不明の牛タンが混入」
 毎日新聞2007年04月07日朝刊9面13版「米国産牛肉:牛タン混載 輸入条件見直しに影響も 日米、認識に隔たり」

【2007/04/08(日)記載】
 毎日新聞2007年04月07日夕刊6面3版「日米次官級経済対話:「牛肉」平行線に」

【2007/04/12(木)記載】
 ちょっと場所が違うと思いますが・・・
 毎日新聞2007年04月11日夕刊1面3版「日本産コメ:6月にも中国へ 4年ぶり輸出解禁−−正式合意」

【2007/04/14(土)記載】
 入れるのに適当なところが見つからない・・・
 毎日新聞2007年04月14日朝刊11面13版「トレンド:農地リース方式の農業参入、33法人増」

 毎日新聞2007年04月14日朝刊11面13版「トレンド:米産牛肉問題、首相訪米前に事態打開−−松岡農相」

【2007/04/15(日)記載】
 毎日新聞2007年04月15日朝刊2面13版「時代の風:スシ・ポリスとミシュラン 文化戦略に欠ける日本=坂村健・東京大大学院情報学環教授」
 なんとなく、「権威主義」という言葉が浮かんできて・・・

【2007/04/16(月)記載】
 毎日新聞2007年04月16日朝刊2面13版「闘論:日本食優良店の推奨 小倉和夫氏/加藤秀俊氏」

【2007/04/17(火)記載】
 毎日新聞2007年04月17日朝刊3面13版「マルハ:従業員に魚肉ソーセージ無料提供 メタボ対策で」
 そのうち、魚もなかなか手に入らなくなる・・・のではと

【2007/04/19(木)記載】
 毎日新聞2007年04月19日朝刊28面13版「農水省:植物防疫官2人、豪団体から過剰接待か−−現地旅行など」

【2007/04/20(金)記載】
 毎日新聞2007年04月20日朝刊2面13版「米国産牛肉:米食肉業界団体「査察の受け入れを」 政府に意向」

 毎日新聞2007年04月20日朝刊26面13版「農水省過剰接待問題:調査チーム設置」

【2007/04/21(土)記載】
 毎日新聞2007年04月20日夕刊10面3版「米国産牛肉:日米首脳会談で打開は困難−−米農務長官」

 毎日新聞2007年04月21日朝刊11面13版「米国産牛肉:輸入問題、打開は微妙 農相が電話会談、米に軟化の兆しも」

【2007/04/22(日)記載】
 毎日新聞2007年04月21日夕刊2面3版「米国産牛肉:対日輸出、全面開放を要求 超党派上院議員、ブッシュ米大統領に書簡」

【2007/04/25(水)記載】
 毎日新聞2007年04月24日夕刊1面3版「米国産牛肉:輸入問題 米、施設査察に合意 日本、月齢条件緩和検討へ」
 毎日新聞2007年04月25日朝刊9面13版「米国産牛肉:輸入問題 米、牛肉処理査察に合意 「月齢」緩和、高まる圧力」

 毎日新聞2007年04月25日朝刊9面13版「日本産牛肉:香港向け輸出再開へ」

 毎日新聞2007年04月24日朝刊2面13版「日豪EPA:キャンベラで交渉開始」
 毎日新聞2007年04月25日朝刊9面13版「日豪EPA:初交渉終了、次回は7月開催」
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 日本と豪州の経済連携協定(EPA)締結に向け、豪州・キャンベラで開かれた初交渉が24日終わり、交渉を2〜3カ月に1回のペースで行うことで一致した。次回は7月末ごろに東京で開く。
 同月の参院選後になる見込みで、農業問題が焦点のEPA交渉が選挙に影響するのを避けた形だ。
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 毎日新聞2007年04月25日朝刊29面13版「遺伝子組み換え魚:未承認輸入、2業者に行政指導−−環境省」

【2007/04/26(木)記載】
 毎日新聞2007年04月25日夕刊8面3版「米国産牛肉:日本の全箱検査廃止方針を歓迎−−米畜産業界団体」

【2007/04/27(金)記載】
 毎日新聞2007年04月27日朝刊2面13版「プーチン・ロシア大統領:漁獲枠割り当て、廃止の意向表明」
 毎日新聞2007年04月27日朝刊2面13版「日露政府間協議:サケマス漁獲量、07年は1600トン増加−−日露が妥結」

【2007/04/28(土)記載】
 毎日新聞2007年04月28日朝刊11面13版「日米首脳会談:牛肉で対立回避 輸入緩和検討、なお残る火種」
 と言っている矢先に、これだ! ↓
 毎日新聞2007年04月28日朝刊3面13版「米国産牛肉:成田空港の機内食工場に1箱誤って輸入−−農水省発表」

【2007/04/29(日)記載】
 毎日新聞2007年04月28日夕刊8面3版「日米首脳会談:チーズバーガー、首相にふるまう 米産牛安全を強調」

【2007/04/30(月)記載】
 毎日新聞2007年04月30日朝刊6面11版「The・Interview:プラブー・ピンガリさん」