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ムハンマドの風刺画問題【旧】

2005年11月15日Web掲載

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 「世界の気になるニュース」から「ムハンマドの風刺画問題」を分離独立させました。

【2006/02/01記載】
 毎日新聞2006年01月31日夕刊3面3版「デンマークの漫画:ムハンマドをテロリスト扱い?アラブ諸国に波紋」

【2006/02/03記載】
 毎日新聞2006年02月02日Web10時38分「漫画転載:「西洋では冒とくの権利」 独紙」
 毎日新聞2006年02月02日夕刊5面3版「ムハンマド風刺漫画転載で更迭 仏紙編集長」

【2006/02/04記載】
 毎日新聞2006年01月28日朝刊10面13版「グローバル・アイ:全欧安保協力機構/1 「市民と国家」包む実験=西川恵」
 毎日新聞2006年02月04日朝刊8面12版「グローバル・アイ:全欧安保協力機構/2 普遍的価値、アジアでも=西川恵」
 民主主義とか人権意識などが根付くには、長い年月が必要で、根気よく取り組む必要がある、ということかと思います。

 毎日新聞2006年02月03日夕刊5面3版「ムハンマド漫画転載:「表現の自由」欧州各紙がキャンペーン イスラム圏と対立深まる」
 毎日新聞2006年02月04日朝刊9面13版「ムハンマド風刺画:「文明の衝突」の様相 背景に国際化」
 山内昌之・東京大学教授(イスラム地域研究・国際関係史)の談話が掲載されていますが、
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…(省略)…表現や批判の自由は他者の信仰という心の領域を侵すものであってはならない。テロをイスラムで正当化する者への批判は必要だが、ムハンマドという預言者をテロの元凶でもあるかのように示唆する風刺画は行き過ぎだろう。イスラムの国々には宗教と政治や教育が不可分の「政教一致」社会が多い。19世紀以降、政教分離の世俗国家の道を選んだ欧州とは思考と感覚が違うのだ。テロ批判という共通価値のためにも「異宗教・異文明の共存」を図る工夫と反省が必要だ。…(省略)…
---------------------------------------------------------------------
 を、関心を持って読みました。
 で、上記の「グローバル・アイ:全欧安保協力機構/2 普遍的価値、アジアでも=西川恵」と併せて読むといいのではないでしょうか。

 毎日新聞2006年02月04日Web08時17分「ムハンマド風刺画:デンマーク外相がパレスチナ議長に釈明」
 毎日新聞2006年02月04日Web10時18分「ムハンマド風刺画:英紙は不掲載 「責任が伴う」と社説で」
 毎日新聞2006年02月04日Web10時07分「ムハンマド風刺画:脅迫相次ぎ「掲載を後悔」 ノルウェー」
 毎日新聞2006年02月04日夕刊2面3版「ムハンマド風刺漫画:英各紙は不掲載「報道の自由にも責任」」
 毎日新聞2006年02月04日夕刊2面3版「ムハンマド風刺画:脅迫相次ぎ「掲載を後悔」 ノルウェー」
 毎日新聞2006年02月04日夕刊2面3版「ムハンマド風刺漫画:相互理解を要請、漫画自体は非難−−米国務省報道官」

 毎日新聞2006年02月04日Web18時09分「風刺漫画:両手足失った米兵と国防長官で騒動 米紙」

【2006/02/05記載】
 毎日新聞2006年02月05日Web01時52分「風刺画掲載:イスラム教徒、デンマーク大使館のビルに放火」

【2006/02/06記載】
 毎日新聞2006年02月05日Web10時48分「大使館放火:シリア国内で事前に怒りあおる携帯メール」
 毎日新聞2006年02月05日Web20時16分「ムハンマド風刺画:デンマーク紙に描いた漫画家が身を隠す」
 毎日新聞2006年02月06日朝刊7面13版「ムハンマド風刺画:抗議デモで、ノルウェー大使館に放火」
 毎日新聞2006年02月06日朝刊7面13版「ムハマンド風刺画:日曜紙3紙に掲載禁じる 南アの高裁」
 毎日新聞2006年02月06日朝刊7面13版「米国:デンマーク大使館放火事件でシリア政府を厳しく非難」
 毎日新聞2006年02月06日Web02時46分「風刺欧州反応:デンマーク外相がシリア政府に抗議の電話」
 毎日新聞2006年02月06日Web03時00分「ムハンマド風刺画:イラン大統領、掲載国との関係見直し」

【2006/02/07記載】
 毎日新聞2006年02月06日夕刊3面3版「ムハンマド風刺漫画:デンマーク外相「沈静化へ協力を」 アラブ諸国に呼び掛け」
 毎日新聞2006年02月06日夕刊3面3版「ムハンマド風刺漫画:アナン国連事務総長、暴力停止を訴え」
 毎日新聞2006年02月06日夕刊3面3版「ムハンマド風刺画:レバノン内相が辞意 暴動沈静化できず」
 毎日新聞2006年02月06日夕刊3面3版「ムハンマド風刺画:パリでイスラム教徒が抗議デモ」
 毎日新聞2006年02月06日夕刊3面3版「ムハンマド風刺画:イラン大統領、掲載国との関係見直し」
 毎日新聞2006年02月07日朝刊1面13版「余録:風刺画」
 毎日新聞2006年02月07日朝刊9面13版「ムハンマド風刺画:イスラム教徒の冷静対応求める 欧州委」
 毎日新聞2006年02月07日朝刊9面13版「ムハンマド風刺画:アジア各地でも抗議運動」
 毎日新聞2006年02月07日朝刊9面13版「ムハンマド風刺画:デンマーク紙の編集者、謝罪意思否定」
 毎日新聞2006年02月07日朝刊9面13版「マレーシア紙の編集責任者辞任 転載で引責」
 毎日新聞2006年02月07日朝刊9面13版「デンマーク外相 OIC訪問提案」

【2006/02/08記載】
 毎日新聞2006年02月07日夕刊5面3版「風刺画:デンマークとの通商関係停止 イラン商業相」
 毎日新聞2006年02月07日夕刊5面3版「風刺画:デンマーク大使館放火で謝罪 レバノン政府」
 毎日新聞2006年02月07日夕刊5面3版「トリノ五輪:風刺画暴動で警戒高まる 開催控え緊迫」

【2006/02/09記載】
 毎日新聞2006年02月08日夕刊5面3版「風刺画:デンマーク首相、沈静化を呼びかけ」
 毎日新聞2006年02月08日夕刊5面3版「風刺画:抗議過激化で共同声明 3国際組織代表」
 毎日新聞2006年02月08日夕刊5面3版「ムハンマド風刺漫画:言論の自由…「ならばホロコースト漫画展」 イラン紙が対抗企画」

 毎日新聞2006年02月09日朝刊2面13版「発信箱:掲載しない自由 小松浩(欧州総局)」
 毎日新聞2006年02月09日朝刊7面13版「風刺画問題:抗議行動が激化 北欧諸国に衝撃と動揺広がる」

【2006/02/10記載】
 毎日新聞2006年02月09日夕刊5面3版「ムハンマド風刺漫画:ライス米国務長官「暴力扇動に利用」 イラン・シリアを批判」
 毎日新聞2006年02月09日夕刊5面3版「ムハンマド風刺漫画:発端のデンマーク紙、「ホロコースト漫画」掲載を計画」
 毎日新聞2006年02月09日夕刊5面3版「風刺画:EU代表がアラブ・イスラム諸国訪問へ」
 毎日新聞2006年02月10日朝刊3面13版「風刺画:欧州とイスラム 文明の溝」

【2006/02/11記載】
 毎日新聞2006年02月10日夕刊5面3版「風刺画:作者が反省の弁 キリスト風刺は掲載拒否していた」
 毎日新聞2006年02月10日夕刊5面3版「NATO:アフガン南部、平和維持軍の展開確認−−風刺画抗議続く中、予定通り」
 毎日新聞2006年02月10日夕刊5面3版「ムハンマド風刺漫画:掲載見送り、編集者に求める−−アナン国連総長」
 ちょっと、違うように思うのですが、「ここまで、憂慮すべき事態」というのか「ここまで、追い込まれている」と理解すべきかも・・・

 毎日新聞2006年02月11日朝刊9面13版「風刺画:各地イスラム教指導者ら「冷静な行動」を呼びかけ」
 毎日新聞2006年02月11日朝刊9面13版「風刺画:大規模な抗議デモ 東南アジア〜アラブ地域で」
 毎日新聞2006年02月11日Web19時27分「風刺画問題:掲載国の大使館襲撃するな イランの指導者」

【2006/02/12記載】
 毎日新聞2006年02月12日朝刊5面12版「社説:預言者風刺画 憎悪と暴力の連鎖を断て」
 毎日新聞2006年02月12日朝刊6面13版「風刺画問題:仏イスラム教評議会が掲載した仏紙提訴へ」
 毎日新聞2006年02月12日朝刊6面13版「風刺画問題:デンマーク紙編集長が無期限の休職に入る」
 毎日新聞2006年02月12日Web12時04分「風刺画:パリでイスラム教徒ら7000人デモ」
 毎日新聞2006年02月12日朝刊6面13版「風刺画問題:ケニアの首都でもデモ 治安部隊発砲で負傷者」

【2006/02/14記載】
 毎日新聞2006年02月13日夕刊3面3版「ムハンマド風刺漫画:3大使ら国外退避 イラン、シリアなど−−デンマーク」

【2006/02/15記載】
 毎日新聞2006年02月15日朝刊7面13版「風刺画:デモ学生がインド大使館などに投石 パキスタン」

【2006/02/16記載】
 毎日新聞2006年02月16日朝刊2面13版「発信箱:抑制された怒り 小松浩(欧州総局)」
 毎日新聞2006年02月16日朝刊11面13版「ムハンマド風刺画講義デモ パキスタン、比で拡大」

【2006/02/17記載】
 毎日新聞2006年02月16日夕刊5面3版「ムハンマド風刺漫画:欧州はイスラム冒とく阻止を−−アフガン、パキスタン両大統領」
 毎日新聞2006年02月16日夕刊5面3版「ムハンマド風刺漫画:デンマーク攻撃「EUへの襲撃」−−欧州議会」

【2006/02/18記載】
 毎日新聞2006年02月18日朝刊11面13版「風刺画:「表現の自由守り、圧力と戦うべき」 作家が訴え」
 毎日新聞2006年02月18日朝刊11面13版「風刺画:抗議デモ、親欧米の政権批判に転換も パキスタン」

【2006/02/20記載】
 毎日新聞2006年02月20日朝刊6面13版「東論西談:風刺画への抗議激化 強健体制のひずみも」
 まだ、Webには掲載されていませんでした。
 毎日新聞2006年02月20日朝刊6面13版「風刺画:漫画家の一人「もう描かない」」
 毎日新聞2006年02月20日朝刊6面13版「風刺画:パキスタン抗議デモ計画 政府、集会を禁止」
 毎日新聞2006年02月20日朝刊6面13版「風刺画:作者の首に賞金13億6000万円 インド巡礼相」
 毎日新聞2006年02月20日朝刊6面13版「風刺画:暴動でキリスト教徒ら16人死亡 ナイジェリア」
 毎日新聞2006年02月20日朝刊6面13版「風刺画:米、イリノイ大新聞が掲載」

【2006/02/21記載】
 毎日新聞2006年02月20日夕刊3面3版「パキスタン:イスラム教徒 教会に放火」
 毎日新聞2006年02月20日夕刊3面3版「ムハンマド風刺漫画:ジャカルタで抗議デモ、米大使館に投石」

【2006/02/22記載】
 毎日新聞2006年02月22日朝刊7面13版「風刺画:再び暴動10人死亡 風刺画抗議で ナイジェリア」

【2006/02/23記載】
 毎日新聞2006年02月23日朝刊8面13版「ムハンマド風刺漫画:欧州のイスラム教徒、対立と動揺」
   「人びと 民族 地球:ムハンマドの風刺画問題
   「欧州のイスラム教徒:対立と動揺」
   「欧州のイスラム教徒:デンマーク 市民と距離拡大」
   「欧州のイスラム教徒:フランス 板ばさみで苦悩」
   「欧州のイスラム教徒:イスラム教をめぐる最近の衝突・摩擦」
   「欧州のイスラム教徒:ラリ・カリリ・ロンドン大東洋アフリカ学院講師(中東政治)」
 毎日新聞2006年02月23日朝刊8面13版「世界はどう見る:ムハンマドの風刺画問題」
   「世界はどう見る:「過激イメージの転換を」「米国は批判できるのか」」

【2006/02/25記載】
 毎日新聞2006年02月24日夕刊3面3版「ムハンマド風刺漫画:ナイジェリア、混乱拡大 イスラム教徒とキリスト教徒の衝突激化」

【2006/03/05記載】
 これがいい、是非お読みください。
 毎日新聞2006年03月05日朝刊4面11版「21世紀を読む:「風刺画」問題 無意識の侮辱が衝突呼ぶ=大塚和夫(おおつか・かずお)東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授」
 私の関心がある分野については、結語に
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…(省略)…「靖国」を執拗(しつよう)に持ち出して中国・韓国との関係をギクシャクさせている最近の日本外交は、この事件を他山の石とすべきであろう。
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 と述べています。

【2006/03/18記載】
 毎日新聞2006年03月17日夕刊8面2版「「他者の魂」知る対話を イスラム風刺漫画問題が示すもの 真田芳憲(さなだ・よしあき)」

【2006/05/04記載】
 毎日新聞2006年05月04日朝刊6面13版「ユダヤ・キリスト・イスラム3宗教会議 対話重視では一致」

【2006/05/13記載】
 毎日新聞2006年05月13日朝刊9面13版「アルカイダ:風刺画掲載で3国攻撃警告【パリAFP時事】」

【2006/09/16記載】
 新しい項目を作成するのも・・・
 毎日新聞2006年09月16日朝刊7面13版「ローマ法王:「聖戦」批判演説 イスラム界、法王に反発 バチカン、釈明に躍起」
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…(省略)…
 法王はドイツ訪問中の12日、大学での演説で「ジハード(聖戦)は神に反する」と述べ、テロの宗教的根拠を否定。さらに、イスラム教の預言者ムハンマドが「戦いの指揮により邪悪と残酷さをもたらした」という14世紀のビザンチン帝国皇帝の言葉を引用した。
…(省略)…
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 イスラム界が批判をしている演説というのは、
 毎日新聞2006年09月14日朝刊7面13版「ローマ法王:演説で「聖戦」を批判」
 ですね。

【2006/09/17記載】
 毎日新聞2006年09月16日夕刊6面3版「ローマ法王:「聖戦」批判 パレスチナ首相、発言を非難」
 毎日新聞2006年09月16日夕刊6面3版「ローマ法王:「聖戦」批判 ドイツ首相が法王を擁護「宗教間対話追求が目的」」

 毎日新聞2006年09月17日朝刊6面13版「ローマ法王:「聖戦」批判発言で「謝罪」声明 対イスラム、早期収拾図る」
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…(省略)…
 法王は12日、訪問先ドイツでの演説で「ジハード(聖戦)は神に反する」と、テロの宗教的根拠を否定。更にイスラム教の預言者ムハンマドが「戦いの指揮により邪悪と残酷さをもたらした」という、14世紀のビザンチン帝国皇帝の言葉も引用した。
…(省略)…
 こうした状況に、米紙ニューヨーク・タイムズは16日付社説(電子版)で「多くのイスラム教徒にとって聖戦とは精神的な戦いであり、暴力への呼びかけではない。法王は、深く、説得力のある謝罪をする必要がある」と指摘していた。
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 ローマ法王といわれる人でもあるんですねぇ・・・

 毎日新聞2006年09月17日朝刊6面13版「バチカン:新外務局長にモロッコ出身者−−「イスラムと対話」」

【2006/09/18記載】
 毎日新聞2006年09月18日朝刊2面13版「ローマ法王:「聖戦」批判発言、自ら謝罪 イスラム社会に配慮」
 毎日新聞2006年09月18日朝刊7面13版「ローマ法王:「聖戦」批判謝罪 イスラムに残る反発 教会の放火や修道女殺害」
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◇法王の発言(要旨)
…(省略)…
 対話録の編集者は「ギリシャ哲学に通じた皇帝は理性的でない行為が神の本質に反することを強調している。だが、イスラム教は神が絶対的に超越した存在と説く。神の意思は我々の合理の範ちゅうさえをも超えている」と観察している。
…(省略)…
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 「ビザンチン帝国のマヌエル2世パレオロゴス皇帝が1391年にペルシャ人と交わした対話録」の中にある『対話録の編集者は「…」と観察している。』という箇所を読み上げた、ということです。
 結局のところ、読み上げるという行為により、この読み上げた箇所に関して、「ローマ法王ベネディクト16世」は賛意を表した、ということかと・・・

 で、インターナットで「ローマ法王 ベネディクト16世 ブッシュ政権」をキーワードにして検索すると
 「新ローマ法王とブッシュ家の意外な接点」
 が表示されたりします。
 実は、「ブッシュ政権」をキーワードに含めてWeb検索をする気になったのは、上記Webに掲載されている
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…(省略)…
2004年のアメリカ大統領選挙の際、新ローマ法王(当時はラツィンガー枢機卿)は、アメリカ国内カソリック教徒に対して「妊娠中絶権支持派(暗にケリー候補を指す)には投票すべきでない」と呼びかけた。その結果、大量のカソリック票がブッシュ陣営に流れ込むことになった。
…(省略)…
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 という件が、頭の片隅にあったからです。

 根が深そう、と思ってみたりもして・・・

 毎日新聞2006年09月18日Web00時36分「ローマ法王:自ら謝罪したが、早期沈静化は不明」

 毎日新聞2006年09月17日Web20時35分「ローマ法王発言:キリスト教会へ放火相次ぐ パレスチナ」
 毎日新聞2006年09月18日Web10時18分「法王「聖戦」批判:発言に反発?ソマリアで修道女ら射殺」

【2006/09/19記載】
 毎日新聞2006年09月19日朝刊7面13版「ローマ法王発言:「強い憤りと非難」…中国イスラム教協会」

【2006/09/20記載】
 毎日新聞2006年09月19日夕刊6面3版「ローマ法王:「聖戦」批判謝罪 米大統領が評価」

【2006/09/21記載】
 毎日新聞2006年09月21日朝刊9面13版「ローマ法王:「聖戦」批判発言、改めて釈明」

【2006/09/25記載】
 毎日新聞2006年09月25日朝刊6面13版「東論西談:法王「聖戦」批判 イスラムと対話、不十分」

【2006/09/26記載】
 毎日新聞2006年09月25日夕刊6面3版「ラマダン:イスラム諸国で始まる」

 私の「注目のコラム」の一つなのですが、Web非掲載が多くて・・・
 今回は掲載されていて、よかった、よかった。
 毎日新聞2006年09月26日朝刊4面11版「新聞時評:摩擦・対立の直視を…=国際日本文化研究センター助教授・池内恵」
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…(省略)…
◇ローマ法王発言

 14日朝刊の第1報では共同通信の配信に基づき、ローマ法王が「ジハード(聖戦)は神に反する」「原理主義はムハンマド(イスラム教預言者)の教えに反する」と演説したことになっている。引用符を付してある以上、法王自身の発言をそのまま伝えなければならないはずだが、ローマ法王庁が公表している発言の原文に、これに類する表現は見当たらない。ちなみに、アラブ諸国では「ムハンマドが武力で宗教を広めた」と非難したと断片のみが報じられ騒ぎに火がついた。

 18日朝刊で、ようやく12日の法王発言の要旨が掲載されたが、特定の部分だけを取り出し、しかもローマ法王が慎重にバランスを取るために挿入していたさまざまな留保を省略しているため、あたかも一本調子にイスラム教を批判したかのようにも読める文面になっている。ローマ法王はあらかじめ「宗教に強制なし」という『コーラン』の文言に基づいて「イスラム教は寛容の宗教である」と主張する伝統もある、と述べた上で、ムハンマドが率いたイスラム教団が異教徒を武力で征服したという歴史上の事実を問題にしている。
…(省略)…
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 このあとに「◇西欧諸国の失望」があるのですが、紙面でどうぞ。

 毎日新聞2006年09月26日朝刊7面13版「ローマ法王:「宗教間で対話を」 イスラム諸国大使に強調」
 毎日新聞2006年09月25日Web21時44分「ローマ法王:イスラム諸国の大使ら招き対話を訴え」

【2006/09/28記載】
 毎日新聞2006年09月27日夕刊2面3版「NEWS25時:ドイツ モーツァルトのオペラ中止」
 『オペラでは、イスラム教預言者ムハンマドらの首を切り落とす場面があり、ベルリン市治安当局が「予測不能の危険」があると同劇場に通告。

【2006/10/01記載】
 毎日新聞2006年09月30日東京夕刊「アルカイダ:ローマ法王は「ペテン師」−−幹部が非難」

【2006/10/07記載】
 毎日新聞2006年10月07日朝刊8面13版「グローバル・アイ:イスラム世界の深い溝 穏健派教徒は被害者だ=西川恵」

【2006/10/17記載】
 毎日新聞2006年10月17日朝刊7面13版「イスラム教指導者:法王の遺憾の意を評価 38人が署名」

【2006/10/18記載】
 毎日新聞2006年10月18日朝刊7面13版「英国:「イスラムの女性、ベール外して」 前外相の寄稿で論争 「表情が分からない」」

【2006/10/29記載】
 毎日新聞2006年10月29日朝刊6面13版「英国:イスラム女性ベール着用問題 論争が過熱 オープンな議論か、政治問題化回避か」
 毎日新聞2006年10月29日朝刊6面13版「ドイツ:オペラ中止 「安全宣言」で上演へ−−ベルリン」

【2006/11/05記載】
 毎日新聞2006年11月04日夕刊6面3版「ローマ法王:「聖戦」批判、しこり長引く 訪問予定トルコ、首相が会談「回避」」

【2006/11/24(金)記載】
 毎日新聞2006年11月24日朝刊7面13版「ことば:「ジハード(聖戦)」批判発言」
 毎日新聞2006年11月24日朝刊7面13版「ローマ法王:トルコ訪問へ 反発再燃の恐れ 尾引く、イスラム教「ジハード」批判」
 毎日新聞2006年11月24日朝刊7面13版「ローマ法王:トルコ訪問へ 抗議行動で39人を拘束−−イスタンブール」

【2006/11/26(日)記載】
 毎日新聞2006年11月26日朝刊6面13版「ローマ法王庁:コンドーム使用許可に前向き姿勢」

【2006/11/28(火)記載】
 毎日新聞2006年11月27日夕刊2面3版「ローマ法王:トルコに敬意 モスク訪問も」

【2006/11/29(水)記載】
 毎日新聞2006年11月29日朝刊7面13版「ローマ法王:トルコ首相と会談 「異なる文明の協調」で一致」
 毎日新聞2006年11月29日朝刊7面13版「トルコ:空前の警備体制」

【2006/11/30(木)記載】
 毎日新聞2006年11月28日Web22時49分「ローマ法王:トルコ訪問 イスラムとの関係修復が焦点に」
 毎日新聞2006年11月29日夕刊6面3版「ローマ法王:トルコ訪問 「イスラム教が暴力的と誤解されている」 トルコ宗教庁長官が皮肉」

 毎日新聞2006年11月30日朝刊9面13版「ローマ法王:トルコ訪問 トルコでミサ ローマ法王」

【2006/12/01(金)記載】
 毎日新聞2006年11月30日夕刊10面3版「ローマ法王:東方正教会との友好促進へ−−総主教と会談」

【2006/12/02(土)記載】
 毎日新聞2006年12月01日夕刊2面3版「ローマ法王:モスクでイスラム教指導者と祈とう トルコ」
 毎日新聞2006年12月02日朝刊6面13版「グローバル・アイ:ローマ法王のトルコ訪問 「目立たずの外交」に影響?=西川恵」
 毎日新聞2006年12月01日Web21時37分「ローマ法王:4日間のトルコ訪問終え、帰国の途に」
 毎日新聞2006年12月02日朝刊7面13版「ローマ法王:トルコ訪問を終え帰国」

【2006/12/07(木)記載】
 毎日新聞2006年12月07日朝刊8面13版「世界はどう見る:ローマ法王のトルコ訪問」

【2006/12/25(月)記載】
 毎日新聞2006年12月25日朝刊7面13版「東論西談:宗教対立危機の年 法王の「内憂と外患」」

【2006/12/26(火)記載】
 毎日新聞2006年12月25日夕刊6面3版「クリスマス:平和への祈り−−バチカン」
 毎日新聞2006年12月25日夕刊6面3版「クリスマス:平和への祈り−−ベツレヘム」
 毎日新聞2006年12月26日朝刊7面13版「ローマ法王:世界平和を願ってクリスマスメッセージ」

【2007/01/17(水)記載】
 毎日新聞2007年01月17日朝刊7面13版「オーストラリア:アングロサクソンよりイスラム教徒に権利 イスラム指導者が発言」

【2007/02/11(日)記載】
 この項目に入れる記事は少ないので・・・
 毎日新聞2007年02月11日朝刊9面11版「今週の本棚:五味文彦・評 『宗教VS.国家…』=工藤庸子・著」

【2007/03/08(水)記載】
 たまには、ここにも・・・
 毎日新聞2007年03月08日朝刊4面11版「世界の目:宗教化するパレスチナ紛争=アキバ・エルダー(イスラエル紙「ハーレツ」論説委員)」

【2007/03/24(土)記載】
 毎日新聞2007年03月23日夕刊4面3版「イラン:「ペルシャは野蛮」 ハリウッド映画「300」に大反発」

 毎日新聞2007年03月23日夕刊4面3版「ムハンマド風刺画訴訟:仏紙編集長に無罪」

【2007/03/27(火)記載】
 毎日新聞2007年03月26日夕刊6面3版「イエメン:「仏人技師、コーラン冒とく」 労働者暴徒化、1人死亡」

【2007/04/02(月)記載】
 毎日新聞2007年04月02日朝刊7面13版「東論西談:伊、同居権利法案 揺れる「家族」の定義」

【2007/04/04(水)記載】
 毎日新聞2007年04月04日朝刊6面13版「イランを読む:「反イスラエル」の実相/2 アリ・ラミン氏」
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 ◇衝突の責任、欧州に−−アフマディネジャド大統領私設顧問、アリ・ラミン氏(53)
 −−アフマディネジャド大統領はホロコースト(ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺)に疑問を呈し、イスラエルを欧州に移転すべきだと主張しています。
 ◆その趣旨は「ホロコーストが本当なら、欧州人のやったことであり、欧州人が始末をつけるべき問題だ。罪滅ぼしにユダヤ人国家をパレスチナの地に建国してパレスチナ人を巻き込むべきではない。(イスラエルを)欧州に建国するならイランは支援する」というものだ。
…(省略)…
 −−あなたはイスラエル建国を「欧州の陰謀だ」と主張しています。
 ◆欧州人は第二次大戦中、2000年も前から嫌っていたユダヤ人を殺害し、残ったユダヤ人を事実上追放した。そうしてイスラエルが建国された。
 ユダヤ人がイスラム教徒と衝突する土壌を生みだし、さらなるユダヤ人殺害のきっかけを作るためだった。
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 『◇検証会議、発端は風刺画
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…(省略)…
 イランは昨年夏、「表現の自由に対する西欧の寛容さを試す」として「ホロコースト風刺漫画コンテスト」を開く。検証会議はその延長線上のもので、欧米が振りかざす「表現の自由」を逆手に取った。「アフマディネジャド大統領は欧米のダブルスタンダード(二重基準)を核開発問題とも絡めて内外に印象づけようとしたのではないか」(保守系記者)との指摘もある。核問題の二重基準についてイランは「国際社会はイスラエルの核兵器保有を黙認する一方、イランに対しては『平和目的』の開発さえ歯止めをかけようとしている」と主張している。
…(省略)…
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【2007/04/05(木)記載】
 毎日新聞2007年04月05日朝刊8面13版「米ペンシルベニア:銃乱射事件から半年」

【2007/04/17(火)記載】
 毎日新聞2007年04月16日夕刊8面13版「ローマ法王:キリストの世俗化戒め 80歳、就任後初の著書」
 毎日新聞2007年04月16日夕刊8面13版「ローマ法王:80歳の誕生日祝うミサ 数万人の信者集まる」
 毎日新聞2007年04月17日朝刊9面13版「バチカン:法王、米大統領と会談へ」
 「かねてより、親しい間柄なれば・・・」だったっけ?

【2007/04/19(木)記載】
 毎日新聞2007年04月19日朝刊8面11版「バチカン:「宿願」実現へ動く ロシア正教と和解、中国と正常化」