社会関係
[警察はここまで腐蝕していたのか]
(宮崎学 編著)
※宮崎学氏のWebサイトにある紹介
【警察はここまで腐蝕していたのか】
書籍名:警察はここまで腐蝕していたのか
− 警察トップの使用者責任とやくざ組織幹部の使用者責任を論じる
発 行:2004年7月19日初版発行
編著者:宮崎学
発行者:石井慎二
発行所:株式会社洋泉社
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3−8
郵便振替 00190-2-142410 (株)洋泉社
電話 03-5259-0251
http://www.yusensha.cp.jp/
印 刷:図書印刷株式会社
製 本:図書印刷株式会社
装 幀:川上修
SBN4-89691-830-4
定 価:本体1,600円+税
【帯表より】
警察内部の覚せい剤汚染、警察官誤射事件をめぐる深い闇
元京都府警警察官による民事事件をきっかけに、
堕落した警察の実態がまた明るみにさらけだされた。
暴対法改悪によってヤクザ組織幹部の「使用者責任」条項が
加えられた今こそ、警察トップの使用者責任が問われるべきだ!
【帯裏より】
改悪暴対法の成立は、司法官僚主導型政治が完成しつつあることを意味している。
改悪条項には、抗争時におけるやくざ組織幹部の「使用者責任」が含まれる。
しかし、この間の暴力団対策のあり方や、民暴派弁護士、裁判所、マスコミ、政治家が
司法官僚の指導下で翼賛体制を完成しつつある事実に目を向けるなら、
事は暴力団だけの問題にとどまらない。
「白いファシズム」が国民全体を包囲しようとしているのだ!
【表紙裏扉裏より】
宮崎学(みやぎき・まなぶ)
ノンフィクション作家。
一九四五年、京都生まれ。
早稲田大学法学部中退。
週刊誌記者として活躍後、家業を継ぐが倒産。
自身の半生を綴った『突破者――戦後の陰を駆け抜けた五十年』
(南風社 幻冬舎 アウトロー 文庫上・下)で鮮烈の作家デビューを果たした。
著書多数。
近著に『警察官の犯罪』(幻冬舎)がある。
【目 次】
はじめに 今、なぜやくざの「使用者責任」なのか …………………………………… 1
第一章 【ドキュメント】
京都府警の覚せい剤汚染と警察官誤射事件の深層 今西憲之
1 元京都府警警察官が告発した覚せい剤汚染問題の全貌 …………………… 10
2 警察官誤射殺事件の深い闇 …………………………………………………… 45
第二章 京都府警はなぜ、ここまで腐敗してしまったのか 宮崎学 ………………… 77
第三章 検証・暴対法改悪とやくざトップの使用者責任 宮崎学
第一節 暴対法改悪とこれまでの問題点 ……………………………………………… 92
第二節 【ケーススタディ】 「暴力団」の裁判に見る使用者責任の法理 ………124
第三節 日弁連民暴委『暴力団の不法行為責任 − 組長と使用者責任法理』
のどこがどう問題なのか ………………………………………………………134
第四章 アウトローと国家・社会
三権分立の建前と民主主義 平野貞夫 …………………………………………162
「空気」を利用した〈国家〉による支配を見抜け 宮台真司 ………………172
権力の牽引役としてのマスメディア批判 宮崎学 ……………………………191
第五章 司法官僚主導型社会を許してよいのか
「腐敗する司法」 第二の行政官庁の誕生 安田好弘 ………………………200
司法官僚主導型社会に警鐘を鳴らす 宮崎学 …………………………………222
(Web管理者記)