政治関係
[イラク後のアメリカの戦略と世界平和]
(安斎育郎・松村博行・佐藤史郎 著)
【イラク後のアメリカの戦略と世界平和】
書籍名:イラク後のアメリカの戦略と世界平和
発 行:2004年7月7日 第1刷発行
著 者:安斎育郎・松村博行・佐藤史郎
発行者:田村能史
発行所:株式会社かもがわ出版
〒602−8119 京都市上京区堀川通り出水西入
TELO75(432)2868 FAXO75(432)2869 振替01010-5-12436
ホームページ http://www.kamogawa.co.jp/
印刷所:新日本プロセス株式会社
ISBN4-87699-823-X COO31
【表紙裏扉裏より】
安斎育郎(あんざい・いくろう)
立命館大学国際平和ミュージアム・館長。日本平和学会・理事。日本学術会議
平和問題研究連絡委員会・幹事。原水爆禁止世界大会・起草委員長。日本科学者会
議・代表幹事。原爆忌全国俳句大会・実行委員長。南京国際平和研究所・名誉所長。
ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。著書に、『科学と非科学の間』
『日本は危機か』『茶の間で語りあう地球環境問題』『放射能そこが知りたい』(い
ずれも、かもがわ出版)、『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞社)、『霊はあるか』
(講談社)など多数。東京大学卒、工学博士。
松村博行(まつむら・ひろゆき)
1975年生まれ。立命館大学国際関係学部卒、立命館大学大学院国際関係研究科
単位取得満期退学。現在、立命館大学非常勤講師。主な業績に「軍民統合の政治
経済学」関下稔・中川涼司編『ITの国際政治経済学―交錯する先進国・途上国関
係』晃洋書房、2004年。
佐藤史郎(さとう・しろう)
1975年大阪府生まれ。同志社大学商学部卒、立命館大学大学院国際関係研究科
博士前期課程修了、英国ブラッドフォード大学大学院平和学研究科修士課程修了。
現在、立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程在学中。主な業績に「NPT
における不平等性と核軍縮の論理―「秩序立った平等」の模索、1967〜2000―」
(『立命館国際地域研究』22号、2004年)など
【目 次】
序文 ………………………………………………………………………………………… 3
第一章 イラク戦争とアメリカ社会 …………………………………………………… 9
一 「九・一−テロ」後のアメリカの自由と民主主義 10
二 アフガニスタン報復戦争へ 13
三 疑心暗鬼社会・アメリカ 18
四 イラク戦争へ突入 21
五 泥沼化したイラク戦争 23
六 「イラクは残酷と腐敗のない世界になった」? 27
七 モンタナ大学での講演に対する質問 31
八 イラク戦争の目的は何なのか? 39
九 アメリカ主導の継続か、イラクの自立か 48
第二章 冷戦後のアメリカの戦争とそれを支える仕組み …………………………… 51
一 二一世紀アメリカの国防戦略 52
二 変わるアメリカの戦争 60
三 アメリカの軍事力を支える軍需産業 67
第三章 イラク戦争と大量破壊兵器の拡散 …………………………………………… 85
一 大量破壊兵器疑惑とイラク戦争への道 86
二 イラク戦争の結果とその影響 91
三 大量破壊兵器の「拡散」とは何か 98
四 大量破壊兵器を拡散するアメリカ 103
五 核抑止論の事実と虚構 111
六 イラク戦争と核軍縮のゆくえ 117
第四章 アメリカに追随した日本政府 …………………………………………………125
一 イラクヘの自衛隊派遣の歴史的位置 126
二 日本の安全保障 142
三 北東アジアの安全保障と日本の役割 145
四 おわりに 154
(Web管理者記)