モリスとはどんな人物だったのか

  1960年代には、アメリカでは徴兵制を敷いていたため、徴兵の年齢に達した若者の多くはベトナム戦争に従軍しました。アメリカからベトナムの戦地に送られた大勢の若者がベトナムのジャングルで戦死しました。徴兵に応じなかった者は収監されました。
  ものみの塔は「邪悪な事物の体制」の命令に従わないようにと若いエホバの証人に強制しました。バプテスマを受けた若者は刑務所への道を進むしかありませんでした。統治体が代替業務を許容したのは1980年代になってからです。
  モリスは1960年代に徴兵に応じ、衛生兵としてベトナムの戦地に赴いてます。戦場では「汝の敵を愛せよ」のイエスの教えに従わないで敵のベトコン掃討に尽くしました。彼は帰国してから伝道者となり、巡回監督をした後、べテルに入りました。
  モリスは奇行の持ち主として知られてます。アル中の疑惑を持たれたのは、一人で酒屋に行って高級ウイスキーを買う姿が世界中に拡散されたためです。高級な腕時計を身につけ講壇から説教を垂れた動画がつまずきの石になった人も多くいます。


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