史上最強の獣は「汽車ぽっぽ」?
奇妙な教義の実例
ラッセル"牧師"は聖書に「汽車ポッポ」が予言されていると解釈した。
聖書研究第7巻『終了した秘義』84頁からをご覧ください
汝は釣針(自動連結器)でリバイアサン(機関車)を釣り上げることができるか。
輪縄(連結ピン)でその舌(連結器)を押さえつけることができるか。
あなたは葦(ピストン)をその鼻(シリンダー)に通すことができるか。
かぎ(ピストン棒)をそのあご(ピストンエンド)に突き通すことができるか。
これがあなたにしきりに哀願し(線路を出るように)、優しいことばで、あなたに
語りかけるだろうか(汽笛の声を響かせたとき)。
これがあなたと契約を結び、あなたはこれを捕えて
いつまでも奴隷とすることができようか(予備品も持たずに)。
あなたは鳥と戯れるようにこれと戯れ(思い通りに汽笛にする)
あなたの娘たちのためにこれをつなぐことができるか(奴隷にする)。
(そして大会やピクニックに彼らを連れ出す)
漁師仲間(株主の)はこれ(収入)を売りに出し、
商人たちの間でこれを分けるだろうか。(詩篇74:14)
あなたはもり(ボルト)でその皮を、
やすでその頭(漁船の船室と同じ機関手室)を十分に突くことができようか。
その上にあなたの手を置いてみよ。
その戦い(ボイラーの猛烈な火炎)を思い出して、二度と手を出すな。
見よ。その望み(ボイラ−)は裏切られる(適切に水を供給されない)。
それを見ただけで投げ倒される(爆発によって)ではないか。
これを起こすほどの狂った(最高速度で走ること)者はいない。
だから、だれがいったい、
わたしの前に立つことができよう(走り去られる)。
だれがわたしにささげたのか。
わたしが報いなければならないほどに(操車場に通させる)。
天の下にあるものはみな、わたしのものだ。
わたしは彼のおしゃべりと、雄弁と、美辞麗句に黙っていることはできない。
だれがその外套をはぎ取ることができるか。
だれがその胸当ての折り目の間(ボイラー板の重複部)に、はいれるか。
だれがその顔の戸(ボイラーの先端)をあけることができるか。
その歯(リベットの列)のまわりはおそろしい。
その背(鋼板部)は並んだ楯(カルケド)、封印したように堅く閉ざしている。
一つ一つぴったりついて、風(蒸気)もその間を通らない。
互いにくっつき合い、堅くついて離せない。
そのくしゃみ(シリンダ−からの一吹き)は稲妻を放ち、
その目(ヘッドライト)は暁(旭日の光線)のまぶたのようだ。
その口(機関車の扉)からは、たいまつが燃え出し、
(煙から立ち上る)火花を散らす。
その鼻(シリンダ−)からは煙が出て、煮え立つかまや、燃える葦のようだ。
その息(力強い牽引)は炭火をおこし、その口から炎が出る。
その首には力が宿り、その前には恐れが踊る(繁栄する社会となる)。
その肉のひだはくっつき合い、その身にしっかりついて、動かない。
その心臓は石のように堅く、臼の下石のように堅い。
それが起き上がると(あるいは、たけり狂うと訳す)、力ある者はおじけづき、
ぎょっとしてとまどう。
それを剣で襲っても、ききめがなく、槍や投げ槍も矢じりもききめがない。
それは鉄をわらのように、青銅を腐った木のようにみなす。
矢もそれを逃げさせることができず、
石投げの石(戦争の)も、それにはわらのようになる。
(1ストロークの)こん棒をわらのようにみなし、‥‥‥機関夫の一かきを喜ぶ
投げ槍のうなる音をあざ笑う。
その下腹は鋭い土器のかけら、それは打穀機のように泥の上に身を伸ばす。
それは(船外機のように)深みをかまのように沸き立たせ(プロペラのまわりを)
海を香油をかき混ぜるなべのようにする。
その通ったあとは輝き、深い淵は白髪のように思われる。
(詩篇104:26、イザヤ27:1)
地の上には、これと似たものはなく、恐れを知らないものとして造られた。
それは、すべて高いものを見おろし、それは、すべての誇り高い獣の王である。
聖書研究第7巻、『終了した秘義』では、93頁にナホム書2:3以下の注解をしている。
新世界訳聖書と比較してください。
神の力ある者たちの盾は赤く染められている。
その活力ある者たちは深紅で装っている。
神が備えをする日、その戦車は鉄の装備に火を伴う。
ねずの木の槍はわなないた。
街路では戦車が狂ったように駆け巡る。
公共広場を右へ左へ突き進む。
その様はたいまつのようである。
それらは稲妻のように疾駆する。
神はその威光ある者たちを思い出される。
彼らは歩きながらつまずく。
彼らはその城壁に急ぐ。
防柵をしっかり固めなければならない。
河川の水門は必ず開けられ、宮殿もまさに崩れ落ちる。
(新世界訳聖書)
(18)ナホムは霊的預言者の一人だった。罪の重荷を持つ地上への、平和の神の
よい便りを持つ王の来臨についての継続の章の最後の句に預言をしている。王国が
建てられる時に、毎日、経験される興味深いことをつぎに述べる(ナホム2:3か
ら6)。動きのある鉄道列車を述べる(誰かが考えるような自動車ではない)。私
たちが預言者の場に身を置くことが面倒なら、私たちは視野の中で見るもの、彼が
興味深く記述したものを知ることができる。はじめに、預言者は向かってくるエン
ジンを見て立っている。「その勇士の盾(勇士の前方にあるもの‥‥‥ヘッドライ
ト)は赤く(光輝いて)兵士(エンジンと火夫)は緋色の服をまとい(炉からの炎
が夜に機関手室の内部を輝かせるとき、火夫が石炭を炉に投げ入れようと蓋を開け
る)。戦車(客車)は整えられて鉄の火のようだ(夜に現れる機関車によって牽引
されるはずだ)。
つぎに「預言者」は列車の中に座って窓の外を見つめ、「もみの木が恐ろしく揺
れていて(線路のそばの電信柱がダンスをしているようだ)。戦車は通りを狂い走
り(線路は純粋に科学的に構築された街路、高速道路)それらは広場を駆け巡る(
客車の騒々しさ、どすんどすんといった音は列車旅行を象徴することばだ)。その
ありさまはたいまつのようで(夜、列車は巨大なたいまつのように見え、遠い野を
駆け抜け、飛ぶような速さで進む)、いなずまのように走り回る。次に「預言者」
は切符を売りに来る車掌に会い、こう述べる。「貴人たちは呼び出され(車掌が時
間をかけて乗客を数え上げ、調査する)、途上でつまずき倒れる(高速列車の中を
歩こうとする)。彼らはその城壁へ急ぎ(次の都市や町)、防柵(列車が発する
駅)を設ける(赤帽、運搬人、郵便馬車、ホテル送迎バス、予約客、入車する客に
会う友人たちは列車を待っている)。川の水門は開かれ(客車のドアは開けられ、
人々は去る)、宮殿(客車)は消え去る(空になる)。