エホバの証人は、ものみの塔協会こそがイエス・キリストの検定に合格した唯一の組織であると信じている。
イエス・キリストは,ご自分の奴隷であると主張する者たちを検分された1918年に,クリスチャンの国際的な一グループを見いだしました。彼らは,会衆の中でも外の宣べ伝える業においても用いられるよう,聖書の真理を文字にして出版していたのです(「ものみの塔」誌1990/3/15号14頁)。
この記事によると文字にされた「聖書の真理」には「聖書研究」シリーズが含まれているはずである。協会は次のようにそれを認めている――1917年の終わりから1918年の初めにかけて、聖書研究者たちは「終了した秘義」という新しい本を精力的に配布しました(『神の王国を触れ告げる人々』P.69)。現在のエホバの証人はイエスが検査したはずの「終了した秘義」を手にしていない。嘘と偽りの予言に満ちているからだ。以下にそのほんの一例を挙げる。
P.64に続くイラスト
「七人の御使い」とは、パウロ、ヨハネ、ウォドー、ウィスクリフ、ルター、そしてラッセルである(黙示録8:2)。
P.128
パレスチナ王国は1925年に再建されるとする確かな証拠がある。
P.164
黙示録9:15によれば、地上のプロテスタント信者177,300,000人はキリスト教信者の1/3であり、1918年に滅びる。
P.273
黙示録18:1には御使いの「栄光」で地上は明るくなったと書かれている。それは「モーター、飛行機、パナマ運河やものみの塔協会の発行した「世々にわたる神の経綸」のような大発見や発明の成果である。
P.377
ラッセルが神の御言葉を十分に見分けられた時、揺るぎないものとなった。神の霊と権威と威光は彼の上に降り注がれ、決して離れることはない。
P.425
エゼキエル11:9によればキリスト教世界は労働組合、社会主義者及び無政府主義者の支配下に置かれる。
P.480
エゼキエル23:46に書かれている集団とは、社会主義者、労働組合員、社会民主主義者、無政府主義者である。