輸血を受けて助かった命
『慰め』誌1940/12/25号
ニューヨーク市において一人の主婦が国境近くを移動していたとき、偶発的に連発ピストルで心臓を打たれるという事故が起こった。
彼女は病院に担ぎ込まれ、左胸の手術を受けた。四本のあばら骨が切断され、心臓が取り出されて、三発の銃弾が摘出された。
その緊急事態に居合わせた一人の医師は1クウォート(1.4リットル)の血液をその婦人の輸血のために与えた。今日、その婦人は生存し、
彼女の生涯の中で最もあわただしかった23分間に起こったことを陽気に笑いながら話している。