シブアン・ジェンキンス(75)はウェールズのブリコン会衆に属していた12才から14才の女子児童に性的暴行を加えた。この裁判においては1970年にさかのぼって六件の強制わいせつ罪で告発されていた。
三日間の裁判の過程で、ジェンキンスはビーコンにおいて伝道や聖書研究、水泳教習会の際においてわいせつな行為をしたとの証言を得られた。
少女はほかの長老たちにジェンキンスから受けた暴行を知らせた。しかし、二人ともにやけているだけだったと、被害者は語った。
現在58才になった被害者は陪審員に訴えた。「子どもを預かっているのに子どもを保護しないエホバの証人長老と統治体に怒りを覚えます。セーフガードがありません。内輪で片付けようとしています。だから彼らは当局に通報しません」。
被害者は「怯えている」と述べた。「私は少女でした。辱めを受けて恥ずかしい思いをしました」「逃れようにも私には腕力はありませんでしたし、声も出せませんでした」。
前科
判事は、1991年、一連の性的暴行でジェンキンスが懲役21カ月の有罪判決を受けていたとの証言を得た。
ウィリアム判事は、四十年経っているとはいえ、「被害者は日々、生きている間に加害者の暴行の結果を甘受して生きている」と語った。
被告は終生、性犯罪者として登録される処置を課された。
注:原文のURLは次のとおりです。
https://www.bbc.com/news/uk-wales-46131196