ものみの塔の高等教育嫌悪  

        元凶はロイド・バリーの指示だった

  ものみの塔は一貫して高等教育を受けさせない方針を取っている。かつて統治体成員だったロイド・バリーは統治体の会議で、「日本では学校を出たら伝道するのが当たり前だ」と日本支部での監督の成果を強調していた(「クリスチャンの自由を求めて」P.205から)。彼は1999年に昇天している。彼が日本に残してきた置き土産は今も世界中のjworg(ものみの塔)の信者を支配している。

  ものみの塔は高等教育は有害であると繰り返し説いてきた。

10 では,大学で受ける高等教育についてはどうでしょうか。大学教育は成功に欠かせない,というのが一般的な見方です。しかし,そのような教育を追い求める人は,多くの場合,有害な思想を教え込まれることになります。
「ものみの塔」2008/4/15 P.4

また、高等教育に進む者は信仰が足りないと説く。

高等教育を信頼したりするかもしれません。しかし,こうしたことは信仰の欠如の表われではないでしょうか
「ものみの塔」12/9/15 P.22

 さらに進学を勧められたらどのように対応するかも指示している。この記事の書かれた前年にはニューヨークにあったものみの塔本部はリストラされ、建物を身売りした。それにもかかわらず、油注がれた者の洗濯・炊事をする仕事への就職を指導するのは狂気の沙汰としか言えない。リストラされた印刷工・調理コックには解雇手当ては支払われない。退職金も支払われない。

学校の成績が優秀なら,進路指導教員や担任の先生,同級生などから,この事物の体制で成功するために高等教育を目指すよう圧力を受けるかもしれません。物質の富によって安心が得られるように思えても,その安心は幻想にすぎません。米国支部を訪れたあるクリスチャンの夫婦は,ベテル奉仕者が本当に幸福であることを知りました。「それまでわたしたち夫婦は,今の生活に満足していました」と,姉妹は書いています。それでこの夫婦は,より大きな奉仕の特権のために時間や体力を用いようと決めました。
「ものみの塔」2014/6/15 P.4

 


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