給油新法反対の取組み速報

11月3日
武力で平和はつくれない
11・3市民集
5000人が集まる!


 11月3日、日本国憲法が公布されて61年を記念して、11・3市民集会が日比谷野外音楽堂で開かれ、5000人の市民が集まりました。(同集会実行委員会主催)
 「改憲を企てた安倍晋三首相は退陣しましたが、与党はいまなお憲法9条を敵視し、その改悪を狙っています。米国のアフガン、イラクでの戦争をはじめ世界ではいまなお戦火が絶えません。米国の戦争に加担する自衛隊をインド洋から、イラクから引き上げさせ、沖縄をはじめ米軍基地の再編強化に反対することは憲法の理念の実現に不可欠です。」と呼びかけられました。
 集会に参加した民主党の那谷屋参院議員は、党首会談で「大連立」が議論されるなどの状況下で、若干冷ややかな視線のなかで、「武力で平和は勝ち取れない、ということを、学習しなければならない。この精神を世界の国々にひろげていく、これが国際貢献ではないか。」と与党の給油新法への反対姿勢を鮮明にする発言をしました。
 社民党福島党首は、「自衛隊の海外派兵は絶対許さない!「大連立」も改憲も許さないという声を今こそ大きく上げていこう!」と呼びかけました。

 集会には、全国から5000人が結集し、集会後、銀座コースのパレードに出発、以下のコールを掲げて行進しました。
◆武力で平和はつくれない!
◆明文改憲も解釈改憲も許さない!
◆憲法理念を実現しよう!
◆沖縄戦の実態を隠す教科書書き換えを許さない!
◆歴史の真実を伝えよう!
◆政府による教育破壊を許さず、子どもの権利を守ろう!
◆侵略戦争の責任を明確にしよう!
◆アジアの人々との信頼と和解を実現しよう!
◆話し合いで日朝国交正常化をすすめよう!
◆危険な原子力空母の横須賀母港化をやめさせよう!
◆軍隊によらない国際協力で平和をつくろう!
◆インド洋派兵、給油新法に反対しよう!
◆アフガンとイラクから自衛隊を撤退させよう!
◆憲法改悪のための審査会の始動反対!

5000人のパレード先頭(福島社民党党首ら)

5000人のパレード(日比谷公会堂前)