モロッコで百万人、 その他フランス、イタリア、スイス、ドイツ、スペイン、ベルギー、トルコ、スエーデン、ギリシャ、モーリタニア、ニュージーランド、パキスタン、バングラデシュ、インドネシア、チリ等、 世界中でイスラエル非難の声。 |
アラブ諸国を始め世界中で、イスラエルへの抗議のうねり |
4/8付け、レバノンの英字新聞、DAILY STARからの翻訳 |
世界中の抗議者たちがアメリカとイスラエルに対してデモを行った。 数十万人がパレスチナ人を支援し攻撃を告発して通りに出た。 「デイリー・スター」スタッフによる編集 |
イスラエルのヨルダン川西岸への攻撃とユダヤの国に対するアメリカの支援に対して、この日曜日、世界中の数十万人の人々が通りに出た。
デモの中で最大のものの一つがモロッコの首都ラバットで行われた。このデモの組織者は、首相や政府関係者を含め百万人の人々が通りに出たと言っている。
「これはアラブ世界で最も大きな抗議である・・。モロッコの人々がシオニストの侵略に対するパレスチナ人のインティファーダをしっかりと支持していることを表すものだ」、「シャロンは暗殺者だ、ブッシュは彼の番犬だ」。デモの主催者の一人であるアームド・ベンジェロウム氏は言う。
それは、2000年10月以来、モロッコ当局により許可された最初のパレスチナ支持の抗議行動である。
ダマスカスでは1万人のシリア人が、パレスチナ人への支持を表明して行進した。
シリアのアブダル・ハリム・カーダム副大統領、アブデル・カーダー・カデゥーラ下院議長、モハメッド・ムスタファ・ミロ首相はパレスチナ強硬派のメンバーと共に行進した。ハマス政治部の主席であるカレード・メシャール、パレスチナ解放人民戦線のリーダで司令官のアーメド・ジブラル等が参加した。
イスラエルと平和協定を結ぶ最後のアラブの国であるエジプトとヨルダンに対する、ユダヤの国と「断交せよ」という、デモ参加者が繰り返すさけびが、アラブの通りを響き渡った。ヨルダン政府はこれまでのところ、イスラエルに対しより強固な一線を画せという人民の要求を無視している。
金曜日のキャンプでの抗議行動で傷ついた10歳の少年が死に、アマン近くのバッカ難民キャンプのデモ行進は、数百人の抗議者が機動隊と衝突して暴力的なものになった。
その子供は家の外で遊んでいたとき、警察官により発射された催涙弾の直撃を頭部に受けた、と犠牲者の父親のフォウアド・シャバニ・ハムザは語っている。
その少年は日曜日の明け方死んだ。ヨルダンを揺るがしている抗議のウエーブのなかで、彼は最初のパレスチナ人犠牲者となってしまった、
政府スポークスマンのモハメッド・アドワンはハムザの死がデモ行進と関係していることを激しく否定した。そして当局は十分な調査を開始すると言っている。しかしキャンプの住人は政府の主張と争うようだ。
バーレーンでは「アメリカに死を、イスラエルに死を」と唱えて数千人の人々が、日曜日の暴動のその他の犠牲者の葬列に加わった。
金曜日の米国大使館へ向けたパレスチナ支持の行動で負傷し亡くなった、モハメッド・ジュマ・アーメッド(24歳)の死後、首都のマナマでは抗議行動が起こった。
アーメッドの親類は、アーメッドがゴム弾により頭部に重症を受け持ちこたえた後、日曜日に病院で亡くなったと語っている。
一方、エジプトでは400人近くのエジプト人が、それらの大半は法律家であるが、パレスチナ人を支援して日曜日のデモを企てた。
「イスラエル滅びよ!」男や女、子どもも加わっている抗議者たちは叫ぶ。「明日には革命が起きる、そしてエルサレムはアラブのものになる」彼らの掲げるポスターにはこうある。
パレスチナ人支持のその他の動きでは、イランのモハマッド・ハタミでは大統領と内閣の閣僚はは2週間分の給与をパレスチナ人に提供することを申し出た。一方、イラン国会議員の大多数は一日分の給与を寄付すると公表した。
平和的な抗議がフランス、イタリア、スイス、ドイツ、スペイン、ベルギー、トルコ、スエーデン、ギリシャ、モーリタニア、ニュージーランド、パキスタン、バングラデシュ、インドネシア、チリで行われた。
最大の動員はパリであった。日曜日、2万人近くの人々が労働組合と人権団体の呼びかけに答えた。伝統的なケフィヤをまとった女性の大きなグループがフランス人組合と平和団体に率いられてバスティーユ広場まで行進した。彼女たちの何人かはつい最近まで、ラマラのアラファトを取り囲む幹部により匿われていた。
抗議者たちは行進の先頭に「パレスチナ人の占領に対する抵抗に支持を」という横断幕を掲げ「シャロンとブッシュは人殺しだ」と叫んだ。フランス各地のデモ行進は数千人を動員した。
警察によれば、ローマでは約1万人のパレスチナ人とその共鳴者がデモを行ったという。ニューヨークでは数百人のパレスチナ人支持者がセントラルマンハッタンへ行進した。彼らのプラカードでは、アメリカのメディアがイスラエルの攻撃を隠していることを非難し、パレスチナ人民と自治政府の支持を宣言していた。
あなたもイスラエル大使館へ抗議のFAX,E−メールを送りましょう。
「占領の軍務」を拒否したイスラエル兵士を支援する署名に協力を!。
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