米軍再編の狙いと各地での反対運動 (6/6)

- 我々は何をすべきか -


この記事は2005.12.8に行われたピース・ニュース学習会での資料と議論をもとにまとめたものです



 [目次]

 1. 辺野古での基地建設阻止の闘いと「中間報告」
   (1) 辺野古での海上基地建設阻止の闘いの経緯
  
(2) 「中間報告」の内容
 2.中間報告の狙いと背景
 3.各地での反対運動
   (1) 基地を抱える各地での自治体・住民の反対。
   (2) 各政党の態度。
   (3) 労働運動・反基地運動など
 4.我々は何をすべきか 

4.我々は何をすべきか

● 米軍再編・中間報告の危険な内容をしっかり研究し宣伝してゆこう。

 米軍再編と中間報告は、沖縄その他の基地負担を軽減するものでは決してなく、米日の新た戦略に基づく、極めて危険な軍事力強化・基地の再編強化である。
大独占マスコミの宣伝にまどわされず、人々がこうした計画の具体的内容を知れば、反対する人は確実に増やすことができる。
この内容をしっかり研究し、分かり易く宣伝してゆこう。

● 基地問題、基地被害の実態を学び宣伝してゆこう。

「中間報告」発表後の情勢の特徴は各自治体に見られるように、保守層の一部を含む、広範な人々が反対を表明していることである。
このことは、基地を抱える現地で住民が様々な基地問題・基地被害に対して怒り・不満を抱いていることを背景としている。
基地問題や基地被害は政府や米軍・自衛隊によって巧妙に隠され、見え難くされている面もある。基地問題、基地被害をフィールドワークなども含めて、リアルに認識し、それを宣伝してゆこう。

● 各地の反基地運動と連携してゆこう。

各地で広範な反基地運動が活性化している。この動きは、イラク戦争反対、有事法制反対の時とは異なった層を含み、異なった形で盛り上がりの可能性を秘めている。
各地の運動の情報を収集し、それらと連携してゆくことで、運動の高揚に我々も貢献しよう。
ピース・ニュースの特徴を生かして、全体の運動に連携し貢献してゆこう。

● 反基地の運動を、教育基本法改悪阻止、憲法改悪阻止、国民投票法に反対する運動、共謀罪新設に反対する運動などと連携させて、政府・与党を追い詰めていこう。