【緊急署名 沖縄の民意に応えてください】─メールでの署名の呼びかけ─


  ■ 辺野古への基地建設断念と普天間基地の無条件返還を求めます ■
  ● 署名は鳩山内閣総理大臣に提出します。


◆鳩山首相への要請事項◆
 1.今こそ、沖縄の民意を最優先してください。
 2.名護市辺野古への「移設計画」を断念してください。
 3.普天間基地の無条件返還を実現してください。

◆要請の趣旨◆
 沖縄の悲願は、一貫して「基地のない平和な島」の実現です。
 1995年9月、沖縄で起きた米兵によるレイプ事件に対する島ぐるみの怒りに直面して、日米両政府は96年4月、普天間飛行場の「返還」を合意しました。しかしそれは、沖縄本島東海岸沖に代替基地(海上施設)を新設することでした(同年12月、SACO最終報告)。◆96年9月の沖縄県民投票では、89%が「基地の整理・縮小」を求める意思を明確に示しました。◆さらに97年12月の名護市民投票では、過半数が「辺野古への海上ヘリ基地建設NO!」を表明しました。
 しかし、自民党政権は、沖縄の頭越しに辺野古への基地建設を強行しようと、莫大な経済振興資金をもって沖縄の人々を懐柔しようとしました。◆それに対し2008年7月、沖縄県議会は「辺野古への新基地建設に反対する」意見書を採択、日本政府、米政府、沖縄県知事に突きつけました。◆09年8月の衆院選では、沖縄県の選挙区・比例区で自民党・公明党が全敗し、◆今年1月24日の名護市長選挙では「辺野古・大浦湾の美しい海に新たな基地は造らせない」と主張した稲嶺進候補が当選しました。
 数々の世論調査でも、沖縄の世論は一貫して「普天間の県外・国外移設」が多数を示してきました。沖縄の民意が「基地の新設」にも「県内移設」にも絶対反対であることは、今や誰の目にも明らかです。
 私たちは、鳩山政権が「沖縄の民意」を正面から受け止め、実現すべきことを、鳩山首相に対して強く要請します。

辺野古への基地建設を許さない実行委員会

●政府・与党の沖縄基地問題検討委員会が機能不全の様相を呈する一方、政府内でキャンプ・シュワブ陸上案が浮上したというニュースが伝えられるなど、普天間移設をめぐる情勢が急速に煮詰まってきました。なお不透明ながら、鳩山政権は「県内移設やむなし」と決意して沖縄の民意無視の方向に舵を切ったのかもしれません。
 メールでの署名だとすぐ対応できるのだがという声が多くのみなさんから届き始めましたので、これまでの呼びかけに加え、メール署名もみなさんに呼びかけることにしました。今や、一人でも多くの署名が必要です。ご理解をいただきたいと思います。●

【メール送信による署名の方法】
◆署名は個人・団体(グループ)を問いません。
 ○ 署名していただける方は、氏名と住所をお知らせ下さい。
 ○ 団体(グループ)署名の場合は事務所の所在地ないし連絡先を記して下さい。
   ※ 氏名と住所および団体名とその所在地・連絡先はネットで決して公表いたしません。

 ● 署名の連絡先は次の通りです。
    henoko.no-hutenma.out@mbn.nifty.com
   上記メールアドレスは署名専用です。

 ◆署名の集約
第1次集約は2010年3月10日、第2次集約は同年3月31日です。普天間基地の移設先の決定について情勢が非常に緊迫していますので、署名はなるべく早く、できれば第1次集約に間に合うように送信して下さい。

 ◆寄せられた署名は、手書きの署名とともに、鳩山首相に提出します。

【ご協力のお願い】署名される方にお願いします。このメールをみなさんの友人やお知り合いの方々にご転送下さい。またご関係のメーリングリストやそれぞれのブログ、ホームページでご紹介下さい。どうか、よろしくお願いします。
 ◆〔個人情報の保護について〕
 署名者の氏名と住所および署名団体名とその事務所の所在地や連絡先をインターネット上で公表することはありません。ただし署名の件数については、署名簿の提出後、手書きの署名数と合わせて、みなさんに報告します。

●辺野古への基地建設を許さない実行委員会
 問い合わせ先:090-3910-4140(一坪) Tel/Fax 03-5275-5989(市民のひろば)
 http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html

(2010.02.22)