参院選挙中の7月4日、「沖縄に基地を押し付けるな!決着はついてないぞ!7.4新宿ど真ん中デモ」が400名の参加でにぎやかに行われました。
参院選では政府・与党、財界、保守層、大手マスメディアなどにより消費税、財政再建等に意図的に焦点が合わされ、沖縄普天間問題は争点から外されている状況です。このような状況を何とか打破して、普天間問題、辺野古基地建設問題が「決着していない」ことをアピールするため、「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」と「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」が共同で行ったものです。
集会の最後には訓練移転や基地移設先として「日米共同声明」に挙げられた徳之島の大久保町長も挨拶をされました。「徳之島では99%の住民が反対だ」、「徳之島は沖縄同様に米軍政下に置かれ、そこから復帰運動をした実績がある。その実績を元に闘う」、「日本は被爆国として軍縮の先頭にたたなければならない」、「北朝鮮の核の脅威などと言われるが脅しにすぎない、抑止力論はおかしい」等の発言で参加者から大きな賛同の声や拍手が上がりました。
東京新宿駅アルタ前、歌舞伎町、新宿3丁目周辺は多くの若者も集まる繁華街です。この繁華街の中心部を若者中心のデモ隊が元気よくアピールしました。沿道からは手を振る人やビール片手に飛び入りで参加する人もいました。
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