有事立法の今国会成立は事実上困難な状況になりました。世論と運動の力で二度と再び容易に提案できないような徹底廃案に追い込めるか､民主党との妥協や取引による継続協議､再提案の道に進むかが今問われています。

　 国会審議過程や阿部官房副長官の早稲田大学での講演、福田発言、防衛庁リスト問題等でより明らかになってきたことは、この有事法制の動きが明らかに米の「対テロ」先制攻撃戦争拡大政策に連動しそれを支援するものであること、です。

　その意味では有事立法を徹底廃案に追い込む道は、米ブッシュ政権の「対テロ」戦争拡大の危険性をいかに具体的に暴露するか、小泉政権と政府与党がいかにこの米ブッシュ政権の戦争拡大政策に追随しているかを具体的に暴露することが重要です。

　こうしたことについて学習･討論しながら夏から秋の国会に向けて有事法制反対の運動の基本方向、私たちはどう行動するのかを確認してゆきましょう。

　是非ご参集ください。