●我々はブッシュ政権が世界の人々を脅し殺すことを止めさせなければならない。彼らは敵ではない。
●「戦争の鷹」たちは、1945年のヒロシマとナガサキの経験による、核兵器使用に対するタブーを破ることを決定した。
●全ての大量破壊兵器はこの惑星上から放逐されるべきだ。しかしこのことは最大の大量破壊兵器の兵器庫・・好戦的なジョージ.W.ブッシュとその仲間・・が除去されることなしには不可能である。

「イラク攻撃をするな!」の声が全米に
高揚するアメリカの戦争反対運動

■アメリカでブッシュ政権のイラク攻撃に反対する平和運動が急速な勢いで盛り上がっています。
この新しい高揚は、今までとは異なるいくつかの特徴をもっています。

■先ず、運動がアメリカ中の各都市へ、大都市から小さな街にいたるまで全国に広がっています。
1月18日行動の
各地域での組織センターのリストは毎日増えつづけ、今やリストのページを開くと転送時間がかかりすぎフリーズ状態となります(試さない方が良いかも?)。

■そしてその主張は、はっきりと
ブッシュ政権の先制核攻撃をやろうとする軍事ドクトリンそのものを批判しています。世界から大量破壊兵器を放逐するにはブッシュを放逐する以外にないと!

■そして、カナダの運動体から始まった、「アメリカ自身を査察しろ!」という主張と戦術も取り入れて、18日には
ワシントン海軍工廠へデモを行い、査察を要求します。

■私たちも、イラク戦争加担を進める小泉政権を追い詰める闘いを強化し、この力強い運動に連帯していきましょう!!。



全米数百ヶ所でイラク戦争反対の抗議ー国際人権デー
サンフランシスコ インディ・メディア・センターのhpより

 12/10:国際人権デーを記念して全米の数百の都市で戦争反対の抗議が行われた火曜日、140人以上の人々が逮捕された。

 シカゴの連邦政府ビルは少しの間、封鎖された。そしてニューヨーク市では、国連に向かう米使節の前でダニエルエルスバーグ他、大勢の人が逮捕された。ロサンゼルスでは数百人の著名人がブッシュと彼の戦争計画を厳しく批判する発言を行った。

写真はhttp://sf.indymedia.org/のhpより
 

 ベイエリアでは、オークランドの連邦政府ビルで数百人が抗議した。サンタローザでは200人が米軍リクルートセンターを封鎖した。

 


 フレスノでも戦争反対のデモンストレーションが行われた。


SCENARIO & POLITICS OF JAN. 18

1月18日ワシントンd.c.大衆デモのシナリオと主張
International A.N.S.W.E.R.のhpより

 世界はある政府の手による大量破壊兵器により脅迫されている。その国は、核兵器を持たない国を含む他国に対して、侵略的な先制攻撃で、明白に核兵器使用を計画し、脅しているのだ。

 全ての目がイラクからくるとされている脅威に集中しているなかで、ブッシュ政権は抜け目なく、米軍事ドクトリンと戦略を、政策として宣言しておくだけのものから、予測される衝突のなかで大量破壊兵器を実際に使用するための準備として再編成した。

 この理由から、1月18日、全米からの人々がワシントンDCのキャピタルビルディング西側に結集しワシントン海軍工廠に向け、大衆デモで行進する。・・そこは、アナコスティア河に軍艦が停泊する、ワシントンDC南東部の労働者階級の地域にある巨大な軍事基地である。

 我々はアメリカの大量破壊兵器の即刻の撤去を要求する。そして人民の検査チームは米国の非通常兵器システムについての完全な申告と自由なアクセスを要求する。

 ブッシュはイラクを世界の平和にとっての特別の脅威として、世界の注意力をイラクの武装解除に向けようとしているが、核戦争と大量破壊兵器使用の真の脅威は米政府によってもたらされている。

 これが、ブッシュの反イラクの合唱の手品に加わって平和への道だ信じている人たちに一時停止と方向転換とを与える、(1月18日行動の)主張である。

 2002年12月11日付けワシントンポスト紙は、「先制攻撃は米国の戦略的ドクトリンの一部である」と見出しで書いた。秘密の新しいブッシュドクトリンは、合衆国を攻撃していない国に対してだけでなく、核兵器保有の可能性のない国に対しても核兵器を使用することを計画することによって「50年にわたる核拡散防止の努力を中止する」。

 A.N.S.W.E.R.は全ての大量破壊兵器はこの惑星上から放逐されるべきだと信じる。しかしこのことは最大の大量破壊兵器の兵器庫・・好戦的なジョージ.W.ブッシュとその仲間・・が除去されることなしには不可能である。

 これらの「戦争の鷹」たちは、1945年のヒロシマとナガサキの業火の恐怖を世界が経験した後、成長した核兵器使用に対するタブーを破ることを決定した。

 イラクからではなく、ホワイトハウスから持ち出されている、そしてブッシュの軍事ドクトリンに体現されている、むき出しの脅しと大量破壊兵器使用の計画から我々の注意をそらせようとすることは卑怯で馬鹿げたことである。

 我々はブッシュ政権が世界の人々を脅し殺すことを止めさせなければならない。彼らは敵ではない。