3.20 イラク占領反対世界一斉共同行動

ロンドンに2万5千人!

「嘘つきブレア!」「戦争ではなく教育にお金を!」

 3月20日世界一斉共同行動の日、ロンドンでの行動の様子のレポートが届きました!

 レポートは、昨年11月21日のロンドンでの様子を伝えていただいた、前川ゆうこさんからのものです。
 英国での創意・工夫にあふれたデモンストレーションの様子が伝わってきます。
 
 前川さん、ありがとうございました。



 3月20日正午、ロンドンのハイドパークに約2.5万人(主催者発表で10万人)が全国各地から駆けつけた。曇天の中、会場は笛太鼓の音や演説をする人の声で賑わった。整列し、トラファルガー広場までの約4キロの道のりをそれぞれ思いを叫びながら練り歩いた。中高生のグループは「戦争ではなく教育にお金を!」と盛り上がる。オックスフォードから参加したサラ・ミラーさん(29)は「私達の税金でイラクの人々が殺されている。おかしい事に対してNOと言い続けなくてはならない。」と語った。

 また、今回目立ったのは「嘘つきブレア(Bliar=Blair とLiarを引っ掛けて)」や「嘘で塗り固められた一年」などの政府への不信感を表したポスターだ。

 大量破壊兵器問題で揺れたイギリス国民の間には“裏切られた”感が広がっている。ブッシュ大統領とブレア首相の関係を皮肉った人形等も多く見られた。その他には、親米であったスペイン元首相の写真にバツを付け「あと2人(ブッシュとブレア)」と書いたプラカード等、近づく米英選挙を意識した物もあった。

 戦争、福祉切捨て、イラクの脅威誇張などを繰り返すブレア政権に対する人々の怒りが見て取れた。
ハイドパークへ集合
嘘つきブレア
(Bliar=Blair とLiarを引っ掛けて)
ブッシュとブレア
1ポンドが子供を救える
嘘つきブレア
グアンタナモ湾
(米がアフガンでの捕虜を虐待している基地)
行進
大量破壊兵器を作っているのは誰だ
行進
教育にお金を!
戦争ではなくお茶でも入れろ