(under construction) (奥州街道+鎌倉街道をあるく会/会報224号より)(under construction)

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・当会では、月に1回のペースで古街道を歩いています。今月は、下記の企画です。
・参加される方は、当日、下記により集合してください。事前申込、会費などは必
要ありません。
・一緒に古街道を歩く仲間を求めていますので、初めて参加される方も歓迎します。
・お問い合わせは、このページの最下段の宛先までメールを下さるか、大竹(下記
の今回主催)までお電話下さい。

古代東海道の駅路を歩こう!5(登戸〜中央〜千葉寺〜生実)

■企 画■
古代官道・東海道/下総編@(河曲駅〜大倉駅)
■日 時■
1999.1/30(土) 11時10分〜17時頃
■集 合■
総武線・千葉駅/西口改札外(東京寄り階段を上ってください)
■コース■
登渡神社(旧河曲駅)〜中央区役所+市立美術館(昼食)〜亥鼻公園(千葉城址)
〜千葉寺〜青葉の森公園+中央博物館(休憩)〜白旗〜南生実町(旧大倉駅)
[歩行約8KM]
■その他■
■千葉駅までは、総武線快速で東京駅から40分。東京発10:25千葉行が便利です。
■雨天の場合は延期します。不明の場合は大竹までお電話下さい。
■終了後、新年会+意見交歓会を汐見丘町(各種レストランが集積し「千葉の代官
山」と呼ばれる)で実施します。1999年のウォーキング計画も相談します。
■今回主催■
大竹 亮 ■自宅:043-213-1621
■今後の予定■
2月 古代東海道の駅路を歩こう!6(店屋駅〜浜田駅)
3月 古代東海道の駅路を歩こう!7(浜田駅〜相模国府)
4月 昭和二十年東京地図をたどる・4(本郷・上野)
    (以降は次回決定)

▲活動主旨▲

■古代官道とは■奈良・平安の中央集権国家時代には、都から全国に向けて
『官道』が整備された。約16kmごとに駅家が置かれ、幅員6〜12mの立派な側溝
付舗装道路が、ほぼ一直線の最短距離で各地の国府を結んでいた。従来は記録文
書からの推定の域を出なかったが、近年になって各地の発掘等で実態が判明しつ
つある。
■古代東海道■都から海沿いに関東に至る行政圏であり、官道名称でもある。
足柄峠から関東に入り、相模国府(平塚)、武蔵国府(府中)、下総国府(市川)
等を経て、常陸国府(石岡)が終点であるが、その先は勿来関等から奥州方面へ
伸びていた。
■東海道の変遷■古東海道は、相模(三浦半島)から東京湾を渡って上総(市原)
から常陸(石岡)に至っていたが、武蔵国の東山道から東海道への編入(771年)、
下総4駅の廃止(805年)等を経て、延喜式(927年)に示す《相模−武蔵−下総−常陸》
の最短経路が成立したと考えられている。
今回歩くコースは、下総国府(市川)と上総国府(市原)を結ぶ路線の一部である。
 
▲今回の見どころ▲

               
■登渡神社■下総台地の海岸段丘の突端に位置し、都川低地の千葉都心部を挟んで
亥鼻公園(千葉城)と対峙する要衝。古代東海道の河曲駅があったとも想像できそ
うな場所である。
■市立美術館■中央区役所と併設された都心美術館。旧川崎銀行の歴史的建物を保
存し、鞘堂方式で新しいビルに包み込んだユニークな建築。
   
■千葉城址■千葉都心部を見下ろす台地突端上にある中世・千葉氏の本拠地(1126-1455)。
現在は立派な天守閣城が建っているが、もちろん中世にこんな城は実在しなかった。
        
■千葉寺(せんようじ) ■市内最古、 709年創建の古刹。
 
■青葉の森公園■公園内には充実した中央博物館があるほか、珍しいことに江戸時
代の東金街道が自然の中に旧状のまま保存されている。
    
■生実町■近世森川氏の陣屋跡や北生実城址が並び、陣屋の門前通りの面影が残る。
■南生実町■大覚寺山古墳、森台貝塚、南生実城址などが集まり、市の埋蔵文化財セ
ンターが設置されている。上総国府(市原)から佐倉・成田を経て常陸国府(石岡)
へ直行する初期東海道本道との合流点であり、この付近に大倉駅があった(後に廃止)
とも推定される。
    

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