特別職報酬等審議会傍聴→非公開でした。
特別職報酬等審議会とは、区長や副区長、議員等の報酬やボーナス、議員の政務活動費の金額等について、区長の諮問を受けて審議し、答申を出す会です。
#「お手盛り」の批判を避けるため中立的な組織として設置されているのですが、実際のメンバーは、区の関係団体の当て職であり、実質的には追認機関の色が濃いと、奥山は考えています。
本日の会合を傍聴に行ったところ、「非公開にする」と決まったので、議事が始まるタイミングで、粛々と退席してきました。
ただ、次のようなやり取りがありました。
会長が「条例では原則公開ですが、忌憚ないやり取りをしていただくために、非公開にしようと思いますが、いかがですか」に対して、委員「いつも非公開としているようだが、なぜですか」。総務課長「経済が右肩上がりの時は、まあ、〜ですが、報酬を下げるという話になると、どなたが下げると言ったのかは、言いにくい面がありますので」。〜。〜。委員「では経済の状況で、公開・非公開が決まるのですか」、「説明になっていません」、「ならば条例を原則非公開にしてはどうですか」などのやり取りがあって、挙手で採決を取り、賛成多数で、非公開と決定しました。
今回の議題に、「政務活動費」(議員に支給される経費、年間192万円!)があったので、よけいに気になります。