奥山たえこ:東京都杉並区議会議員(無所属)

« 中野区議会傍聴:日の丸掲揚請願は継続に。写真撮影さえ禁止とは! | メイン | 日誌(抄):2012年6月11日〜6月17日 »

議会のあり方はそれぞれ:中野と杉並

昨日6月13日(2012年)の、ブログを見て、「中野遅れてる、杉並進んでる」と感じた方がいると思います。

ただ、陳情、請願の扱いについても、彼我は大きく異なっており、こちらは逆転です。
中野区議会は、市民から提出されたものはすべて取り上げて、審議すると聞きました。
実際昨日の審議では、十数本を扱っていました。

一方杉並は、(憲法に定められた請願権に基づく)請願でさえ、受け取っただけで、そのまま=「塩漬け」にしている例が少なくありません。
#4,5年前、中野・杉並区境にある、警察学校跡地に設ける予定の避難地の面積を巡って大問題になり、中野では100本超える陳情が出た時、夜までかかってすべてを審議した。杉並はほおったままであったことがありました。
#杉並区議会では、この審査率の低さがずっと問題視されており、最近やっと、かなり審議するようになりました。その時に、「中野では〜」と良い引き合いに出したこともしばしばです。

というわけで、議会の開かれ度合いは、一面では測れないとも言えます。
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