裁判傍聴3つはしご
昨日、5月11日は、裁判傍聴3つはしごしました。
(1)「日本国籍のなしくずし剥奪を許さない会」=「日本国籍確認訴訟」
日本国籍のなしくずし剥奪を許さない会
(2)「裁判所前の男」大高氏でっち上げ暴行逮捕事件
(3)たばこ病訴訟横浜地裁控訴審
たばこ病をなくす横浜裁判
(1)「日本国籍のなしくずし剥奪を許さない会」=「日本国籍確認訴訟」
日本国籍のなしくずし剥奪を許さない会
在日朝鮮人は、戦後サンフランシスコ講和条約後、日本国籍を「喪失」とされました。それまで「日本人」とされていたのに、です。これは法務省民事局長の通達によるものです(この事実はつい最近、佐藤文明さんによって発見された)。それに対して、剥奪された本人が、「日本国籍確認訴訟」を起こしたのが、この裁判です。
弁護士は、張学錬さん。フィリピン人と日本人との間に生まれた子どもの日本国籍を認めた最高裁判決(憲法の教科書を書き換えさせるほどの重大判決)を引き出した方です。
(2)「裁判所前の男」大高氏でっち上げ暴行逮捕事件
裁判所のよく行く方はご存知ですが、裁判所前にいてハンドマイクスピーカーで、裁判が恣意的に行われていることを訴え続けていた大高さんが、逮捕されました。それもどうも暴力を振るうことが出来ない位置関係での話で、でっち上げだと思われます。
その大高さんの公判が開かれました。私は時間前に行ったのに、「傍聴券が必要です。もうなくなりました」と、まったく予告なく、33名で締め切り。空席が出ていたのに入れてくれませんでした。傍聴券配布の場合、通常は事前に予告します。
傍聴した人の話によると、大高さんが裁判長に「あんたの名前は? 今日は何しにきたの?」と尋ねたら、裁判長は目が点になって、退廷を命じたそうです。
(3)たばこ病訴訟横浜地裁控訴審
横浜地裁での原審は、原告敗訴だったものの、たばこの依存性を認めた判決が出ています。その控訴審。
原告の訴えのは、たばこは健康を害するし依存性があるということを販売会社は知っていたので購入者に伝える義務があるのに、それをしなかった義務違反があるというものです。
なお、裁判長は、たばこ広告がどのようなものであったか知りたいので、当時のポスターやテレビコマーシャルを見たいと言います。しかし原告(JT)は、どちらも残っていないと回答。結局、雑誌広告なら新聞の縮刷版で探せるのでと、週刊朝日を調べてくるようにと命じていました。
詳しい内容は、サイトをご覧下さい。