杉並区電子地域通貨事業、再構築に
◆変更点:実施予定 2011年12月→2012年度
「日本で初めて、世界で初めて」と持ち上げられている杉並区電子地域通貨事業ですが、
小さなお店にとっては費用負担が過大(月に2千円)。かといって加入しないと置いてきぼりにされる・・・と不安の声。また大きな仕組みをつくっても儲かるのはシステム業者だけなんじゃないかといった声も出ています。3月の予算特別委員会でも、そういった点が指摘されました(堀部やすし委員など)。
#奥山は、所管の区民生活委員会で、昨年秋に質疑しました。
それを受けて今回、実施時期を延ばし、その間
(1)サービス内容と費用負担
(2)協働の仕組みづくり
(3)行政・民間サービスの付加等
の再構築を行うことになりました。
6月末に、新たなスキーム骨子をまとめるとのことです。
突っ走らなかったことはよいことです。
ただ、費用負担の問題は簡単には解決しません。
というのは、いまでも区が少なくない金額を負担するのです。
小さい商店の負担を、区がさらに肩代わりせよという意見には、奥山は反対です。それは自己負担すべきものです。
今後も、調査観察を続けます。
コメント
この時は突っ走りませんでした。しかし、6月にまとめたとされる案は焼き直しに過ぎず、税金の無駄使いにならないために杉商連がより良いものにしていただきたいとの提案は黙認され、提案がない、参加を見合わせたと曲解され、なんと、実現の目途も立たず、具体性のない提案しかしていない業者には9000万円以上支払われているのが現状です。
投稿者: 上原正 | 2011年11月10日 16:44
付け足しますと、杉商連、商店街が参加しないのなら、大手企業、大手チェーンと連携し検討するということのお話も聞きました。
これはシャッター商店街を生み出してきた典型できな道を歩んでいると考えています。
投稿者: 上原正 | 2011年11月10日 16:47