(1)杉並区職員にも"天下り"あります。
天下り、杉並にはありませんか?と尋ねられました。
国の仕組みとは違うけれど、お役人様が区の関係団体で退職後に働いている例は、いくつもあります。
#国の天下りは、同期の誰かが役人のトップ地位である事務次官になると、残った同期役人たちが揃って早期退職し、現職中に関連の深い事業の団体に就任する慣例・仕組みだと言えましょう。その団体に有利な仕事を引いてくる存在として重宝だからという側面もあるようです(納税者からは"ムダ使い")。
区の場合、60歳定年まで勤め上げたお役人が、年金の出る65歳まで勤めるのが通例。その間の給与を稼ぐためであって、その団体への利益誘導という側面は薄いと言えます。
だから、杉並区に言わせれば「天下り」ではないのかも。でも市民感覚では、現役時の地位とつながりを利用して第二の職を得ること。これって、立派な(?)天下りです。だって、なぜ役人だけが? 現役時代しっかり給与ももらっているのだし、共済年金もあるのだから引退すればよろしいでしょうと。人材が必要だったら、民間に求めればよいではないかと。不公平だと、以前から考えていました。
では、どんなところに、天下っているのか?
例えば、区民センターの事務局などには、退職課長が就任します。
社会福祉協議会には、現役職員が従事する例もありますが、現在は退職した元職員が従事しています。
ほかにも、たくさんあります。
たとえば、選挙管理委員会の委員には、以前の助役が就任しています。なお、元議員もいます。そうです。このポストは、退職議員の天下り先でもあるのです(選んだのは、区議会)。
お給料ですか? ちゃんと区は払ってますよ。
続きは、水曜日に。
では、また。
P.S. お手紙ありがとうございます。