奥山たえこ:東京都杉並区議会議員(無所属)

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杉並区の天下り(2)

職員が退職後、杉並区や区の関係機関に再就職する例はいくつもあります。
#元職員でなければならないきまりはありません。

筆頭は副区長(以前は「助役」と呼んでいました)、杉並は2人います。松沼さんと菊池さん。二人とも元部長。
#副区長は元職員であった方(ほう)が、役所の仕事(厳密な予算主義や手続きが法令に従う必要があるなど民間とはかなり異なる仕組み)が分かっているので、好都合だと思います。しかし、2人とも元職員である必要があるのかどうか。民間人でのよいのではと思います。
#いまの山田宏さんが区長になる前は、杉並区では、助役を勤めた方が次の区長になるのが通例でした。最近は他区でも、政治家区長が増えています。
#選び方は、区長が選んで、議会に示す。議会が同意すれば、任命されます。奥山の会派は2人とも反対しました。
#給与は、月額895,000円(区長は、1,117,000円)。その他の給与として地域手当、通勤手当、期末手当及び退職手当があります。


代表監査委員にも、元職員(部長級)を充てるのが、杉並区の通例です。
現在、四居(よつい)誠さん。
監査委員は区の仕事のチェック役。実は議会以上に調査権限のある面があって、本気になれば(?)、相当な仕事ができます。で、かつての同僚を本気で手厳しく(例えば、裏金作りなどが昨年大きな問題になりました)調べ上げることが出来るのかどうか、大変疑わしいと思っています。人には情というものがあるからです。もっと悪く詮索すると、過去の自分の仕事の検証だって必要になります。だから、杉並区の職員を充てるのはおかしいとの理由で選任には反対しています。
#給与は、月額690,000円です。地域手当、通勤手当、期末手当及び退職手当も支給されます。


なお、選挙管理委員長の報酬(給与ではない)は、月額303,000円です。期末手当及び退職手当(ボーナス、退職金)はありません。
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