報告会にご参加ありがとうございました。
昨日、保坂のぶと社民党衆議院議員と一緒に、区政・国政報告会を開催しました。
奥山の方からは、杉並の教育問題の現状を簡単にご報告。
さらに、
<続きは、「続きを読む」まで>
■税金のムダづかいはなぜ起こるのかについて、
首長と地方議会との構造的関係により、議会に提案する議案の原案を通したい首長と、自分の公約を実現してもらいたい議員(議員は、首長が認めてくれない限り、自分では実現する手段をほとんど持たないと言えます)との利害が一致して、公約の競い合い(過剰な、もしくはばらまきの施策)が起こると説明し、杉並区議会における実例「我が党が実現しました!」のからくりを挙げました(ここに再掲することは、いまのところ控えます)。
■働く議員の見分け方について(こういう命題を立てること自体、「奥山は働く議員です」と自称していることになりますね(^_^))
会場に、杉並区議会議員の政務調査費の出納簿と領収書の情報公開を行なった方が参加なさっていたので、ご感想を聞きました。
これらを見ると、議員の日常活動の実態、税金(政務調査費は、もちろん税金です。しかも非課税)使用についての感覚(多くの議員が、その大半をニュースの作成/発送に費やしており、他には事務所費、人件費などに。議会質問などとの関連はほどんど見出せないとのこと)、事務能力(領収書の形式をなしていないものでも通用させている)などが判るとのことでした。「ぜひ、みなさん、ご自分の選んだ議員のだけでも見に行って下さい」とのことでした。
時間がないので、詳細は省きましたが、議員の活動内容は、委員会での質疑に如実に現れます。まったく質疑しない人(けっこういます)は論外として、「●●は何ですか?」や数字を尋ねるという質疑は、質疑の体をなしていません。事情をよく分かっていて、「それは、こうすべきでないのか」という風に、詰めて行くのが本当の議会質疑です。テレビで見るような法廷でのやり取りといったらよいでしょうか。
会場とのやりとりの中で、他の議員が何をしているのか、評価して教えてほしいというご要望がありました。
保坂さんは、議員の活動は、国会の場で見たことなどは分かるが、その他の多くは外にはほとんど見えない。例えば、自分の活動でもと具体例を示しながら、秘書でさえ、国会の秘書は身近にいるから分かるが、地元の秘書は把握していないだろうと説明しました。
奥山は、報告するとなると、公的な場面でのこと以外は、「ウラをとる」のが困難。しかし、公式発言なら、報告、説明、解説は可能なので、努めてみるとお答えしました。
保坂さんは、精力的にブログで発信しています。その秘訣をいつか聞こうと思って尋ねたら、意外な答えが返ってきました(明日にも書きます)。
奥山も、見習って、がんばります!