山田宏師範館理事長参考人招致動議否決さる
8日(水)で6日間の決算審査がすべて終わりました。
その直後、奥山と同じ会派の小野清人議員が、山田宏(=杉並区長)師範館理事長を参考人招致するという動議を提出しました。提出理由は、師範館と教育委員会との協定書の成立時期が判然としない、講師や嘱託員の選択に山田氏の意向が強すぎるのではないかなどで、ご本人に聞かないと分からないことが多々あるからです。
裁決をしたところ、招致に賛成した人は、一人会派のけしば誠一委員、堀部やすし委員、北島邦彦委員、松尾ゆり委員、そしてわが会派の小野清人、すぐろ奈緒、私奥山たえこの7名。反対は、残りの41名でした。
そんな大差なのか! と驚くかもしれません。残念ながら、杉並区議会の勢力図はこのようになっています。
#共産党は師範館については聞きたいことがあるといいながら、参考人招致は大変なことだ、イレギュラーなことだ。他に話を聞く機会がある(いつだろう? 文教委員会? まさか!?)と言った理由で、招致には反対しました。
ところで、山田宏氏は区長としてこの決算委員会中、ずっと出席していました。
つまり「参考人に呼べ!」と言われている人物は、ずっとそこにいたわけで、参考人招致の動議の裁決もずっと見ていました。なんか変な感じ。
#なお、山田さんは、区長としては答弁できるけど、師範館理事長の立場では参考人として招かない限り、会議の仕組み上、答弁できません。