杉並区住基ネット訴訟最高裁判決:棄却
本日7月8日、最高裁から、杉並区の代理人法律事務所に「本日午前、判決文を発送した」旨の電話連絡があったそうです。
内容は、「棄却。申立ては受理しない」としか、いまのところ詳細は不明。
ちなみに、この訴訟は、大まかに言うと、
(1)杉並区が提供する住基ネット情報を、都/国は受取る義務が在ることを確認する。
(2)都や国が受取らない(=住基ネットに参加できない)ことで杉並区が被った費用を賠償請求する。というものです。
#2006年に大阪高裁で勝訴となった、いわゆる「住基ネット差し止め訴訟」は、住基ネットに反対の立場です。杉並区の訴えは、残念ながら、「住基ネットに早くつながせろ訴訟」であり、両者は訴えの立脚点が異なります。
詳細が判ったら、ご報告、解説します。
これを受けて、区議会の総務財政委員会(奥山所属)と区民生活委員会の合同審査会が、7月16日(水)(時間はまだ未定)開催予定です。