【外環】杉並区地域PI始まる
外環(東京外郭環状道路)
これまで予定路線だったものが今年の1月に基本計画決定され、建設へと1コマ進んでいます。
7月26日(土)杉並区役所にて、第1回杉並区地域PI課題検討会が開催されました。
参加登録総勢:99名。地元町内会/商店会の27名+公募72名。8つのテーブル。
総合進行役は、大戸徹さん(大戸まちつくり研究所)。
1:30開始、主催者挨拶に続いて、これまでに蓄積された外環の概要説明にほぼ1時間半。
実は、他の自治体(外環は7自治体を通る)では、説明はそこそこに、「ワークショップ」に移るのです(国交省が描いたシナリオ)。
しかし、外環の問題点の共有もできないまま「ワークショップ」形式で進めたのでは、何も明らかになることなく、形だけ「住民の声を聞きました」になってしまう! という懸念が、住民から出されていました。
そこで杉並区は名称を「グループ検討」に変更し、事前に国交省に対して、きちんと説明してくれと伝えていました。
よって、説明の時間だけはたっぷりとりましたが、問題は内容です。杉並区が提出した質問への回答説明の内容に具体性がない! と住民から、厳しく追及されていました。
それに対し、「反対ばかりを言っても進まない!」という住民もいて、「反対を言うのではない、中身のある回答を求めているのです」というやりとりもあって。さて、どう進めていきましょうという場面になりましたが・・・。
それでも、進行役の促しで、テーブルごとに1時間の「グループ検討」を行ない、いま時点での疑問などの声が出されました。
次回は、9月開催の予定です。