6月5日清掃リサイクル対策特別委員会報告速報
この日は、清掃一部事務組合(=「一組」)の方々が、「廃プラスティックの焼却」の説明に来庁。質疑1時間半ほどの内奥山は30分ほど質疑した(これは議事録に起こさない。彼らは、区議会=区民への説明責任がない人たちなので!)。
説明はプラを消却しても「安全」に終止。それを鵜呑みにしていては、議員の役目は果たせない。
そこで、今回方針の「効果」を尋ねた。
昨年、一組が助役たちに示した資料の中に、廃プラスティック焼却の「環境負荷への影響」項目があって、「最終処分場の延命化=約45万平方メートル(約59%)削減」とある。
この数字だけを見たら、「ほー、プラを燃やすと、埋立て量が6割も減るのか、すごいね、いいことじゃないか」と誰しも思うのではないだろうか。
実はこれ、一組取扱量(埋め立て地全体の2割)の6割だから、全体では1割強となる。廃プラ焼却の理由が処分場の逼迫にあるのなら、「全体では1割強占める」の数字をこそ示すべきだろう。「6割」に一体なんの意味があるのか。誤解を意図的に引き出すものであって、詐欺的資料と言わざるをえない。
プラの焼却は、180度と言っていいくらいの政策転換なのだ。区議会議員の力が及ばない(変でしょ、でも仕組み的にそうなっているのです。でも奥山は引かない)なんてことにめげず、追及していきます。