奥山たえこ:東京都杉並区議会議員(無所属)

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2005年三定 一般質問 9月16日

1 教科書採択について
2 支援費制度とヘルパー労働について

1 教科書採択について
(1)採択環境の公平さ
○今回の教科書採択において、扶桑社の、白表紙本流出という事実が判明しているが、文部科学省の指導や公正取引委員会の特殊指定に照らして、どのように受けとめているか。
○そのような違反をした発行者について、今後の教科書配布はどのようになるのか。
○8月12日の教育委員会において、傍聴者に団扇、スカーフを禁じた経緯、理由、誰が指示したのか伺う。藤岡氏の傍聴は、「団扇、スカーフ」に相当する審議に影響を与えることではないか。
○採択日に臨時のガードマンが来ていたが、その規模と費用についてうかがう。
○学校の調査報告書の書き換えについて、公表した教師の個人名を把握しているか。また、都教委は把握しているか。当該教師の服務監督権及び人事権は、どこにあるのか。
○学校調査において、順位をつけてはいけないという理由とその根拠は何か。
(2)教育委員の選出方法 .
○杉並の教育を考える懇談会提言書で「教育委員への若い世代や女性の登用など」とあるが、現在の委員構成はこれにかなっているか。
○選任に当たっては、文書で経歴を示すだけでなく、当該人物に抱負を語らせてはどうか。
○中野区の方式(準推薦制)を取り入れてはどうか。
(3)学ぶ道具としての教科書
○保護者から、扶桑社の教科書使用拒否の申し出があった場合、どのように対応するか。
○8月12日の教育委員会の審議において、「扶桑社本が、学習指導要領に一番かなっている」という発言があったが、「我が国の歴史に対する愛情を深め、国民としての自覚を育てる」ことにかなっている典型的な部分を扶桑社本から具体的に挙げよ。
○扶桑社本について、今回の国の検定回数は何回あったのか。また、修正は何箇所あったのか。
○他の教科書にあって扶桑社にない項目とその理由を挙げよ。
○「受験に不利」という声や、「他区に引っ越す。越境入学をする。」という声に対してどうこたえるか。

2 支援費制度とへルパー労働について
質問 1)支援援費制度における移動介護事業(ガイドへルプ)の意義をどう考えるか。
質問 2)1回あたりの利用時間はどれくらいあるのか。
質問 3)居宅生活支援費の引き下げの内容はどのようなものか。
質問 4)引き下げにより、今後ガイドへルプ事業担当事業所の減少や、受け入れ態勢の縮小(長時間へルプの拒否など)が予想されるが、区としてどう考えているか。

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