ここで、各湿原のアイヌ語の意味を一覧にしておきます。重要なことです。
@風蓮:フレペッ
赤い・川。赤っぽい「やち水」の流れる川
A春国岱:スンクニタイ
エゾマツ・林。海岸の湿地なのに目立つエゾマツが、そのまま地名に。
B霧多布:キタプ
カヤを刈る所。チセ(家)の屋根を葺く萱を刈りとる場所。
C厚岸:アッケウシ
アツシ皮(オヒョウニレの樹皮)を剥ぐところ。衣服を作る繊維を楡の木から頂いた所。
D別寒辺牛:ペカンぺウシ
ヒシの多い所。菱の実は食糧。「ヒシクイ」の菱です。
E釧路:クシル、クスリ
越える道。この川から根室・斜里方面へ越えて行った。
どうですか。200年ぐらい前の風景が目に浮かびますか?
このツアーのタイトルは、
「湿原の保護
〜ラムサール条約指定湿地を巡って〜」
ということになりましょう。
また、それはアイヌ語地名を、当時とさほど変わらない風景として確認しながら辿る旅とも言えます。
皆さん、どうぞお申し込みを!
by
Nak @ 千歳