山の木を切って燃やすことが、人の暮らしにつながっていたころの話。
山には、こんな連中がいるという
だれだかわからないけど、昔からいる
山の葉ずれ、田んぼのさざめきにまじって
ほら、どこからか笑い声が・・・まだ一般にはなじみの薄い森林(木質)バイオマスエネルギー。それを分かりやすく、それでいて知識伝達型の教材のようにならない形で伝えたい・・・。作者=神奈川森林エネルギー工房代表・十文字修とイラストレーター=中川恵子さんとのキャッチボールの積み重ねで出来あがった絵本は、そんな想いがこめられています。
切り株で踊り、笑いころげる里山天使たちと、一人の少年との出会い。
なんだか、たのしそうだね
いっしょにおどろうよ
僕にもおどれるかな
ちょっと手伝ってくれればね新エネルギー促進法の中に、バイオマスエネルギーが正式に位置付けられました。森林資源のエネルギー利用は、これから発展してくるとともに、様々な困難も明かになってくることでしょう。
炭や薪にかわって、新しい木の燃料が作られだした
その名はペレット
木の火はまた人の暮らしにともるだろうか
煙はひととき空を旅し
ふたたびどこかの森になる
『森林バイオマスおとぎ話 里山天使』
(文・十文字修 絵・中川恵子 制作・神奈川森林エネルギー工房、2002年3月)A4版35頁 頒価:500円ご希望の方は、下記事項を必ずご記入の上、当会事務局までお申し込み下さい。郵便振替用紙を同封して、報告書をお送りします(送料は実費をいただきます)。
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※絵本のイメージをお伝えするために、『里山天使』に収められている2枚の絵を紹介します。