週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

9月3

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2018.no.32

■田んぼの学校ではみんなで案山子(かかし)作りをしました。

 田んぼの学校では総出で案山子(かかし)作りをしました。家族単位でアイデアと工夫を持ち寄って作った18体、田んぼを囲んだ風景はまさにスズメの襲来への守りは完璧でしょう。今年は稲の実りが早く、校長からは稲刈りの2週間前倒しが発表されました。今年の稲作もいよいよクライマックスに入りつつあります。子どもたは案山子よりのコオロギやカエルを追うことに夢中でした。

野菜食堂のかんたんレシピ

★★豚肉入り根菜のうま煮★★

 生姜の千切りを少し炒めて豚肉を炒めてから乱切りにした根菜を入れて炒めたら鰹ダシ汁を加えてみりん、醤油で煮物の味付けにします。根菜が煮えたらきくらげを入れて、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけて盛ります。

★★サツマイモと玉ねぎのサラダ★★

 9月になってサツマイモの新物が出てきましたので、さっそくサラダにしました。5?くらての細切りにしてゆでて、玉ねぎのスライスを混ぜて塩・コショウ、マヨネーズで味付けして黒ゴマをふります。おかずにもなるサラダです。

★★モロヘイヤのかき揚げ★★

 茎から葉だけを外してザク切りにしたモロヘイヤにゆでて茎から切り外したトウモロコシ、玉ねぎのスライス、人参の千切り、舞茸を混ぜて小麦粉をまぶしておきます。揚げる直前に冷たい卵水と小麦粉で作った天ぷら衣を加えてざっくりとまぜたら高温の油で揚げます。いつもは明日葉で作るかき揚げですが出荷されないので試したモロヘイヤが意外なおいしさで、和え物だけでなく天ぷらにも合う野菜だとわかりました。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 これを書いている土曜日には札幌にいる就職坊主から連絡が入って「今日は取材もないので休んでいる、食べ物が買いにくいのだけが心配」。電気は金曜日の夜のうちに戻ったようです。木曜日の夜中に目が覚めてしまいラジオを聞いていた午前3時、緊急地震速報を生で聞きました。そのまま眠れない夜。震源が南北海道ということがわかり、札幌の震度なども発表された4時ころ、ラインで連絡を入れてみました。電話は札幌市に迷惑だろうからインターネットにしました。すぐに「だいじょうぶだけど停電になった」と返事。朝になってから「災害取材に出る」とライン。忙しいだろうからと連絡はひかえていましたが午後になって「父さんにもらったラジオが役に立っています・ありがとう」と突然のライン。札幌に転居する時に「ラジオなんて聞かない」といって嫌がる坊主に無理やり持たせたラジオが生きたようです。持たせた時には「震災が起きて停電したらラジオが生死を分ける」といったのでした。新聞社の社員なのだからしばらくは大変なのはしかたありません。来週は北海道からの野菜が止まり、じゃがいも、玉ねぎ、ほうれん草など品薄となります。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

 昨年からの宿題だった多摩川の鮎をやっと測定できる量を獲ることができました。結果はやはり疑ってきた通りで、川のコケだけを食べる鮎はセシウム汚染していました。2.1ベクレルと微量ですが、多摩川の源流域には焼却ごみの処分場があり、8000ベクレルまでのゴミを埋め立てることが許されているのでこれからが心配です。コケには放射能が吸着しやすいのです。宿題だった多摩川の鮎の測定には成功しましたが、また宿題が残りました。セシウム137と同時にI-131 放射性ヨウ素131も検出してしまったのです。これはウラン系列の 天然物質の 影響なのか、近くに大きな病院もあるので排水に含まれることが多いヨウ素を検出したのか、判断が分かれるところです。病院によろ子図の汚染はほうこくがあります。専門家と相談しながら調査します。
http://Minnanods.net