週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

6月11

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2018.no.22

■田んぼの学校、今週はいよいよ田植え、みんな泥んこです。

 

 今年も田植えを迎えました。雨模様なので時間を早めて始めた作業、それでも大勢が集まって一列で植えていくことができました。半分は小学生以下の子どもです。収穫祭用のもち米と、みんなで分けるためのうるち米を場所を区切って植えました。結局は受粉するときにかなり交配してしまって混じるのですが、それでも餅米は収穫祭の餅つきに使えます。古典的な田植えで泥だらけです。

野菜食堂のかんたんレシピ

★★イワシの南蛮漬★★

 たいへん好評なイワシの南蛮漬、これを作ると油が使えなくなるので夜の営業を終えてから最後の仕事になります。酢、みりん、醤油各1に対して水1.5の割合で煮たてて、蜂蜜と鷹の爪を少々加えて漬け汁を作ります。玉ねぎのスライスと人参の千切りを大量に用意します。三枚におろしたイワシに小麦粉に片栗粉を少し加えた粉をまぶして高温の油で揚げて熱いうちに漬け汁に入れます。最後に野菜をまぶして一晩冷蔵庫に入れておきましょう。

★★きくらげ入りニラ玉★★

 きくらげをぬるま湯で戻します。塩で薄味をつけたスクランブルエッグを焼いておきます。胡麻油で玉ねぎときくらげを炒めて、ニラとたまごを加えて、塩、醤油少々で味付けをしてさっと混ぜたらできあがりです。きくらげはビタミン類が本当に豊富な食材で、日常的に食べておきたいきのこです。乾燥された製品がほとんどなので戻すとかなりの量になります。みさと屋の商品としてのきくらげは国産にこだわる(熊本産)ので高価なのが残念ですが、それでも戻した時の「大量感」があるので安心とともにお勧めです。カルシウムや鉄分を多く含むほか、食物繊維やたくさんのミネラル成分を含む貴重な食材です。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 田植え前日の田んぼでは「しろかき」の作業。稲を植えたら泥んこ遊びはできないので、この日がラストチャンスです。泥投げ、泥サッカー、泥レスリング、泥泳ぎと、子どもたちはみんな泥だらけ、誰かが「泥んこ星人」と名付けていました。去年は泥水を嫌がっていた子たちも今年はみんな泥の中へ。稲刈りまでいっしょに体験できたら貴重な体験です。店でもバケツ栽培・・・。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

 土壌プロジェクトの地図帳のための海産物についてのデータを集めています。福島県漁連のサイトを調べると、原発事故当時に100ベクレル超えの魚がたくさんあったのが、現在はゼロになったと強調されていました。しかし100以下の実測値はどこにも示されていません。現在数値に迫って福島周辺の海の状態を明らかにしたいと思いますが、しかし荷が重い仕事ではあります・・・。
http://Minnanods.net