週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

4月23

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2018.no.16

■今年も田んぼの学校が始まりました。植物観察会から。

 

 今年も新しい生徒を迎えて田んぼの学校が始まりました。まずは休んでいた間に育った草花について植物の先生から話をうかがいました。無農薬の田んぼには春の七草も含めてたくさんの食べられる草が育っています。田んぼから抜いたばかりの野蒜をかじってみる子どもたち、辛い辛いといいながらも「ネギみたい」といって喜んでいました。みんなの家では先週から「種籾の発芽」という自宅授業が行われていて、植物観察の後で苗床作り、そして明日は種まきです。

野菜食堂のかんたんレシピ

★★くるま麩と野菜の煮物★★

 水で戻したくるま麩を6等分、そして大根、人参、蓮根、里芋などをいっしょに煮込んだ煮物です。鰹ダシ汁8の割合に対して1のみりんから加えて甘味を吸わせてから醤油1も加えて煮込みます。

★★れんこんの豆腐はさみフライ★★

 水切りしたもめん豆腐に人参、しめじ、長ネギのみじん切りと卵、おろし生姜をを加えて炒めた豆腐の具を作ります。下ゆでした蓮根のスライス2枚ではさんでパン粉の衣をつけて揚げます。豆腐の具はそのまま丸めて焼くと豆腐ハンバーグになります。

★★くるま麩と野菜の甘酢炒め★★

 水で戻したくるま麩と人参、蓮根、椎茸を素揚げにします。たまます。玉ねぎのスライスとピーマンを、炒めて、揚げた野菜も加えます。ケチャップ2、みりん1、醤油1、酢1、水1の割合で合わせ調味料を作っておき、片栗粉を少し入れてよく混ぜながら炒めます。肉を使わない簡単な酢豚のような料理ですが、揚げた麩が調味料の味をよく吸ってたいへんおいしい料理となります。

八百屋オヤジ
ひとりごと

  田んぼの学校では日曜日に「種まき」。開校式で配られた種籾をみんなが発芽させたのを、土曜日に作った苗床にまきました。一般の農家では今ではこんな手のかかることはしないのですが、そこは学校ですから古来の方法をやってみようということなのです。これから6月の田植えまでカルガモたちから種と稲の芽を守る日々が続きます。福島からこごみなど山菜が届き、測定室が忙しい一週間でした。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

 東大和市産のタケノコの依頼を受けて測定、ひとつは不検出が続いている場所のものですが、ひとつは毎年検出し続けている場所の定点調査です。今年もまたセシウム137のみ4.32ベクレルを検出しました。東京のタケノコでもまだ危険なものがあるのです。セシウム134が減衰してきた分の放射能は早めに減るのですが、半減期が30年の137はほんとうにしつこく影響し続けます。
http://Minnanods.net