週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

2月20

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2017.no.7

■晩柑のトップバッターとして「伊予柑」が登場しました。

 晩柑と呼ばれる温州みかん以外の柑橘類が出てくると春を感じます。まずは伊予柑です。伊予国(現在の愛媛県あたり)で発見されたミカンで、最近までオレンジ類の変種といわれていましたが、日本農業新聞の最近の報道によると遺伝学研究の結果で紀州みかんの血を引いていることがわかったそうです。なるほどミカンのようなオレンジのようなジューシイな香りが持ち味の食べやすいミカンです。ひとつずつでも量り売りをします。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★★信田巻と野菜の煮物★★

 昼夜を問わずお食事セットの主菜としておだしすることが多い煮物です。スティック状に切ったごぼうと人参を醤油とみりんの薄味で下ゆでしてから油抜きをして四角に切り開いた揚げで2本ずつ巻いて、干瓢(かんぴょう)で3か所しばります。これを3つに切り分けて他の野菜といっしょに鰹ダシで煮込みます。これとほとんど同じものをインドのチベット寺院のゲストハウスで食べたことがありますので、仏教の精進料理の奥深いところに流れている料理の発想なのかもしれません。ただしインドではカレー味でした。日本ではダシ汁8、みりん、醤油各1の味を基本にします。

★★豆トマトサラダ★★

 付け合せのために作った簡単サラダです。常備の「豆サラダ」というベジタリアン用の金時豆とタマネギのサラダにキュウリとトマトを加え塩・コショウを追加しました。

★★春菊のナムル★★

 旬の春菊をナムルにしました。ゆでた春菊ともやし、千切りの人参とキュウリを胡麻油と塩、炒り白ごまで和えます。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 2.19総がかり行動「みんなで豊かに!みんな大切にされる社会に!に」スタッフとして参加、貧困や格差の問題についてたいへん勉強になりました。魚焼き台は苦労して自分で解体、汚れを落として鉄くず屋さんへ。ドキドキしましたが引き取ってもらえました。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

 測定依頼の申し込み電話は相次いだ週でしたが、実際には試料は届きませんでした。そこでいつかやってみようと思っていた自宅のハウスダストの測定を行いました。掃除機のゴミを出して計ってみたのです。いままでも数例の実績があり、以前は高い数値を示していたのに今回は不検出です。時間の経過のためでしょうか。不安な方はぜひ。


http://Minnanods.net