週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

8月19日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2013.no.30

■ 渾身のお弁当です。夏休み中に作った福島の子供たちの夕食です

 今年も調布市に福島の子どもた ちがやってきました。原発事故の 影響を深く受けた須賀川市岩瀬地 区のサッカーチームです。今年で 3年め、しつこく続けていこうと 話し合っています。3泊の間の朝 食は宿泊する深大寺に甘えてしま うのですが、他の5食を市民で分 担して作るのですが、みさと屋も 夏休み中でそのすべてを引き受け ることはできず、初日の夕食のJ リーグの観戦夕食弁当と、2日目 の少年サッカーリーグ戦の試合会 場への昼食ケータリングを引き受けました。2種のコロッケに卵焼き、豚の生姜焼きとポテトサラダと子どもたちが好きそうな物を揃えた弁当を作ったのですが、みんな昼ごはんの深大寺でのおいしい手打ち蕎麦を食べすぎていたので野菜食堂の「薄味の」お弁当は、かなり残ってしまいました。残念 です。

写真は土曜日の横浜FマリノスvsFC東京戦に招待してもらって3万人の観衆の前で選手たちと触れ合った子どもたちです。残念ながらFC東京は子どもたちに勝利をプ レゼントすることはできませんでしたが、子どもたちは初めてのJリーグの 試合を楽しみ、そしてマリノス中村俊輔のプロのプレーを体験しました。

 日曜日は「調布・福島フレンドリー カップ」の試合でした。福島の4年と 5年の2チーム、調布の3チームずつ の合計8チーム総当たりのリーグ戦で す。調布の子たちの健闘もあり福島は 全敗でしたが、それでも何点かのゴー ルを決めることができました。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★なすと豆腐のマーボー丼★

 その試合の合間の食事をケータリングすることになりました。炎天下で3試合をするので、食べやすさ、塩分、水分を考えてマーボー豆腐をご飯に乗せた丼にしました。もう1品は冷蔵庫で冷やした豚汁です。温かいご飯と冷たい汁、そこにキュウリの塩漬けを添えました。このメニューは子どもたちにも好評で、前夜の不評だったコロッケ弁当の面目を 挽回しました。豆腐が元気屋なので味がちがいます。素揚げにしたなすがた っぷり入っています。適度な辛さと塩分がサッカー少年にぴったりでした。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 そんなわけで夏休みのみさと屋は休んでばかりではありませんでした。炎天下のケータリングで真っ赤に日焼けしてしまいました。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


■包丁砥ぎ器

 玄米食を勧める「陰陽ライフ」さんが扱っているものです。よく砥げます。包丁が切れないというご家庭に貸し出します。気に入ったらお買い上げを 2860円だそうです。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

 福島からの帰りに南会津で買った「ちたけ」という天然のキノコを計測してみました。セシウム137だけが20ベクレル超、134はまったく検出しませんでした。以前にも経験したことですが、これは昔からある核実験時代かチェルノブイリの放射能です。福島県内のキノコでも原発事故の影響は受けていないのです。