週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

1月14日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2013.no.2

■見かけは悪いけど、最高においしい「冬姿・縮みほうれん草」

 寒い時期にほうれん草を栽培するのには、ハウスの中かビニールのトンネルの中で寒さや霜を避ける方法が主流ですが、あえて路地栽培をして霜にもさらして 育てる人もいます。この方法では育つのに時間がかかる上にほうれん草は上には伸びずに地を這に横に広がっていきます。アクが強くなる一方で甘味も増して味 が濃いのでこちらの方がおいしいというお客様もいます。今の時期だから味わえる冬限定のほうれん草をぜひ。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★切干大根とたまごの炒めもの★

 ダシ汁で煮る切干大根もおいしいですが、野菜食堂では炒め物にすることがあります。
1.戻した切干大根と人参、椎茸、いんげんなどを炒めて淡口醤油とみりん で味付けします。2.卵を別のフライパンでスクランブル風にふんわりと焼いておいて加え3.切干大根となじませたら胡麻油を加えます。

★打ち豆入りひじきの煮物★

 おなじみのひじき煮ですが、見慣れない物が入っています。東北地方で作られる「打ち豆」です。煮た緑大豆をつぶして乾燥させたもので、主に煮物に加えて 食べます。煮てあるのでそのまま加えればいいのです。みさと屋には藤川の母が作ったものがあります。料理に使うのですが、ご希望の方には格安でお分けして います。ぜひ手に取ってみてください。

★畑のカツ煮★

 野菜食堂の人気オリジナル料理です。
1.車麩に昆布ダシで味付けしたものを2.フライにして、3.カツ丼風に玉ねぎといっしょに鰹ダシで卵とじにします。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 仕事初め早々からたいへん忙しくなってしまいました。体調は戻っていないのですが・・・。土曜日は店のスタッフに迷惑をかけな がら参加した核兵器廃絶関係の会議で旧知のオーストラリア人医師のティルマン・ラフさんに会いました。この人は5年ほど前にノーベル平和賞を受賞した「核 戦争防止世界医師会議IPPNW」の代表者のひとりです。藤川とはインドのウラン鉱山問題の同志で、同じ草深いインド先住民の地を踏んだ仲間という意識を 共有しています。相手は大変なVIPなのに私のことを覚えていいてくれます。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


■包丁砥ぎ器

 玄米食を勧める「陰陽ライフ」さんが扱っているものです。よく砥げます。包丁が切れないというご家庭に貸し出します。気に入ったらお買い上げを 2860円だそうです。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

休み中に会津から浜通りのいわき市まで移動しましたが、会津の放射線量は東京とほとんど変わらないのに、山を越えて中通りに出ると途端に高くなることを再 確認しました。2年近く経過してもほとんど低下していないのです。郡山南インターの入り口付近では測定器を少し地面に近づけただけですぐに 2?3?Sv(10倍以上)になります。また少し山に入って三春町付近になるとまた東京と変わりません。これは本当に悲劇的なことですが、放射能の影響を ほとんど受けていない地域も福島県にはたくさんあることを再確認したのでした。