週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

8月27日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2012.no.33

■ オリーブの香り豊かなアレッポの石鹸はいかがですか? 525円です。

 約1000年前、現在はシリアにあるアレッポという町は地中海地方とシルクロードを結ぶ交易の地として栄えていました。スーク(市場)、キャラバンサラ イ(らくだ商隊の宿)などが立ち並んでたいへん賑やかだったそうです。日本は平安時代です。アレッポでは、この時代にオリーブ油を石鹸に加工する産業が始 まって現在に至ります。アレッポの石鹸はヨーロッパに伝わって、世界の石鹸のモデルとなりました。それが現在にも伝わっていて、みさと屋でも扱っているアレッポの石鹸なのです。この文化を破壊しないで欲しい、誰かの代理戦争のような争いならばすぐに止めてこれ以上の人命が失われないようにして欲しい、そん なことを願いながらこの石鹸の販売を続けていきます。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★ブロッコリーのくるみ和え★

 長野県の高原からブロッコリーが届いています。この野菜にはくるみがよく合います。

1.フライパンで空煎りしたくるみをすり鉢ですって、2.蜂蜜少々と味噌を加 えます。3.ゆでたブロッコリーとしめじの衣で和えます。サラダで食べるのとはちょっと違う和風のブロッコリーの食べ方といえるでしょう。

★車麩と野菜の串揚げ★

 野菜食堂のランチの主菜の人気メニューです。 1.車麩は「畑のカツ」と同じ下ごしらえをします。水で戻してから昆布ダシで煮て、醤油で薄く味をつけておきま す。2.玉ねぎ、しいたけなどの野菜といっしょに串に刺して、水溶き小麦粉とパン粉の衣をつけて揚げます。野菜食堂ではおいしい圧搾法一番しぼりの高級な油で 揚げていますのでフライ料理の味には自信があります。日替わりのおすすめメニューですが、ぜひご賞味ください。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 今年もやってきた福島県須賀川市の子どもたち。須賀川市が放射能のことで話題になることは少ないのですが、それは市の中心地 の放射線量が低いからです。この子どもたちの住む旧岩瀬村の地域は山沿いの地域であるためにかなり放射線の数値が高い中での生活を強いられています。私た ちは10年は続けようという決意を持って2年目のプログラムを実施しました。写真は最終日に伊藤学市議会議長といっしょにぬくもりステーションで記念撮影 です。福島を忘れないために来年もがんばります。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


■包丁砥ぎ器

 玄米食を勧める「陰陽ライフ」さんが扱っているものです。よく砥げます。包丁が切れないというご家庭に貸し出します。気に入ったらお買い上げを 2860円だそうです。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

「夏休み子とも放射能測定教室」のひとりめとして川崎市の今井望君がやってきました。藤川の説明を受けてから自分で試料を測定器にセットしました。持って きたのは庭の土壌と群馬県産のキャベツです。キャベツは不検出でしたが、土からはかなりの濃度のセシウムを検出、夏休みの自由研究としてはかなりの重い内 容となるでしょう。しかし現実です。