週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

6月6日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2011.no.21

■初夏の果物が登場しています。先週はメロン、今週からはスイカ

 梅雨入りして雨が続いて肌寒い日が続きましたが、暑くてじめじめとした梅雨らしい日も先週末から始まりました。しばらくはからだが慣れるまでたいへんです。野菜と果物でビタミンをたくさん取り入れておきましょう。  長崎からのメロンが入荷しました。今週は千葉の小玉スイカが届く予定です。甘夏、ニューサマーオレンジもまだありますのでよろしくお願いします。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★野ぶきの煮物★

 福島の実家から「野ぶき」がたくさん届きました。産地が限定されていない福島の山菜を食べることはお勧めできませんが、これは南会津の山で採れたもので放射線量は東京と比べてもほとんど変わらないレベルなので安心して食べていただけます。

1.まな板の上に並べて塩をふってゴシゴシとすり込みをしてからたっぷりのお湯でさっとゆでます。2.冷水にさらしてから薄皮をむきます。たいへんな時間と労力を必要としますが新鮮な蕗(フキ)の味は労力を裏切りません。 3.揚げなどといっしょに煮るとおいしい煮物になります。醤油1、みりん1、ダシ汁8、の割合が基本でしょうか。佃煮風の濃い味でも合います。

★サンマの生姜煮★

 今年のサンマ漁はどうなるのでしょうか。みさと屋が25年おつきあいしてきた三陸水産は原発事故後の海の幸は一切扱わないと宣言していますが、それはともかく秋には三陸沖で獲れたサンマを食べるという日本人の食習慣そのものが微妙な状況です。サンマが獲れる秋頃には太平洋の汚染状況はどうなっているのか、まったく不透明です。「下ごしらえ済みサンマ」の在庫はまだございます。ぜひ今のうちに食べてください。昨年のサンマの一番おいしい時期に頭とワタを取って冷凍真空パックして保存してあります。

1.このサンマを筒切りにして2.水と醤油8対1、酒1、乱切りにしてアク抜きしたごぼう、たっぷりの生姜スライス砂糖を入れて3.圧力釜で5分煮ます。青魚を煮る時には砂糖が決め手です。他の料理には使わない野菜食堂ですが、青魚だけは砂糖で煮ます。4.下ゆでした大根は、圧力釜を開けてから加えてふたをせずに少しだけ加熱します。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 携帯電話の支払いは親子4人分を一本化していました。保育士になった兄は中学生になって夜練習があるサッカークラブに入った時から持っていますから10年です。初給料をもらった彼は携帯をスマートフォンの類に代えたのを機に支払いを家族から分離して独立しました。確かに今まで「お前だけ電話代を使いすぎる」と父のカミナリが落ちたことが何回もありました。でも、いきなり抜けなくてもいいのに。母は「なんだか淋しい」といいました。父は空いた穴の大きさに愕然として落ち込んでいます。携帯の家族割引は崩壊です。

 『持続可能で平和な
エネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。