週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

5月16日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2011.no.18

■やわらかい春キャベツがやっと出荷されました。今年は無農薬。

 毎年この時期に春キャベツの第一便を出荷してくれる三浦半島の黒崎有機栽培研究会から今年も届きました。やっぱり柔らかい春の味はいいですね。葉の影に虫が潜んでいるのは困りものですが、それもまだ少ないようです。厚い外葉は味噌汁のダシを取るのに使うことをお勧めします。いい味が出ます。ぬか床があるご家庭は漬物にしましょう。無駄にせず全部を使っていただけるとうれしいです。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★竹の子の土佐煮★

1.糠などで下ゆでした竹の子を食べやすい大きさに切って、2.鰹ダシで煮てから、3.みりん、淡口醤油を加えて煮込みます。ダシ8、みりん、醤油1の割合を基本にしてください。4.最後に花鰹をのせます。

竹の子ご飯も淡口醤油が合います。きれいにできます。1.コメと鰹ダシを同量程度、そこに酒少々と淡口醤油を入れて水分は通常のご飯より少し多めがいいでしょう。2.味見をしてみて、野菜の煮物より少し薄めくらいの味でいいでしょう。

 福島県の竹の子から放射能が検出されて出荷停止となりました。この時期の竹の子は激しい成長力を持っているので土壌からの吸収も多いのでしょう。みさと屋のこの竹の子は静岡県産なので、心配することはないのですが、出荷できない福島の竹の子はどうしたらいいのかと思うと心が痛みます。出荷してもらって年寄りだけで食べるというのもひとつの方法ですが、家庭の食事で子ども用と大人用を分けて作るというのも難しいですよね。放射能のことは難しいです。気が滅入ります。

★豆腐の梅しそはさみフライ★

1.水切りした豆腐に梅びしおと青しそをはさんで2.小麦粉の衣とパン粉をつけて揚げます。これだけでおいしい豆腐料理になります。はさむのは味噌でもおいしくできます。味が濃いものがいいと思いますが何でも薄切りの豆腐にはさんで試してみてください。野菜食堂の人気メニューのひとつです。豆腐がおいしくなければ台無しです。豆腐はぜひ元気屋の豆腐でお願いします!

 

八百屋オヤジ
ひとりごと

 原発事故の影響は汚染水が大量に流出している海の汚染がこれから重要なポイントになるでしょう。そんな中でもう1カ月近くも福島沖で海洋調査の準備をしていたグリーンピースの「虹の戦士号」が日本政府が調査を断ったために福島を離れました。ついに領海内に入ることもできませんでした。NGOの自主調査も拒否するという政府の方針は最悪です。「風評被害」などということはいえなくなりました。50キロの沖合いでグリーンピースが漂流していた海草の放射線を計測したら1万ベクレルを超えて針が振り切れたそうです。

 『持続可能で平和な
エネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。