週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

11月7日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2011.no.41

■今年の新米は12月に入ってから出荷されます。現在は稲刈り中。

 おコメの産地の福島県熱塩加納村から稲刈りの便りが届きました。今年は原発震災の影響で作付け制限がかけられて、東京電力福島原発から100キロ以上離れているここでも許可が下りて田植えをしたのが遅れました。幸いにも新潟県を襲った夏の水害の被害も軽くて(新潟山形に近い地域です)天候にも恵まれて稲は元気に育ちました。刈り取り後、セシウム134、137の検査を行って「不検出」だった場合に限り出荷されます。ちなみに、事前調査では「不検出」でした。みさと屋店頭に新米が届くのは12月に入ってからになります。おいしい新米を楽しみにしてください。

■大粒の「富有柿」入荷

 小粒の平種無柿に代わって富有柿が届きました。大粒で食べやすくおいしい柿の主力品種です。柿は大昔に中国から伝わって、日本で改良されてきた果物です。原産は中国大陸でも今は日本古来の果実といえるでしょう。ビタミンCがたいへん多いので、疲れを癒やすのに最適です。食べ過ぎはからだを冷やすので注意しましょう。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★小松菜と舞茸のからし和え★

1.浸しにした小松菜と湯通しした舞茸を合わせて、2.たっぷりの花鰹を加えてから、3.からしを溶いた醤油で和えます。
* 舞茸の香りと小松菜の青臭い味はからしとよく合います。

★ブロッコリーのくるみ味噌和え★

1.固めにゆでたブロッコリーと軽く湯通ししたしめじを用意します。2.空炒りしたくるみをすり鉢ですってから味噌と蜂蜜を加えてよく混ぜたところに3.ブロッコリーとしめじを入れて和えます。
* 冬野菜のブロッコリーはこれからおいしくなります。くるみ味噌はよく合います。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 当店のホームページにご来訪いただいた方が10万人を超えました。たいへん光栄なことです。毎週更新作業をしてくださっているウェブデザイナーさんにもお礼を申し上げます。みさと屋は今年7月で25周年、原発事故がなければ記念行事でもしていたのですが、忙しすぎてできませんでした。11月26日(土)に藤川母が作った新蕎麦を手打ちそばにして味わっていただく食事会をささやかに催したいと思います。

映画「サッカーの街」

 福島県の放射能汚染のことを少しでも知っていただこうと考えてみさと屋の藤川が作成したつたない映画です。福島の子どもたちのこの夏の記録。DVD貸し出しています。


 『持続可能で平和な
エネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


■包丁砥ぎ器

 玄米食を勧める「陰陽ライフ」さんが扱っているものです。よく砥げます。包丁が切れないというご家庭に貸し出します。気に入ったらお買い上げを 2860円だそうです。