週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

11月21日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2011.no.43

■鍋料理の季節です。たっぷりのキノコで温まってください。

 先週から鍋料理のことばかりで、白菜やポン酢のことを書いていますが、今週はきのこです。これも鍋にたっぷり入れておいしい野菜ですね。きのこは放射能を吸着しやすいので(これは確かな研究によって裏づけられています)、野生のものや原木栽培のものは産地がどこであろうと危険です。この意味では福島産は関係ありません。東日本全体が危険です。しかし、室内栽培のものはまったく安全です。みさと屋の長野県からの産直きのこは天然の味を残しておいしいです。ビタミン類が豊富で食物繊維もたっぷりで栄養満点、しかも低カロリーのきのこはまさに健康野菜です。たくさんご注文ください。

■お弁当お届け先の風景

 冬の気候がやってきて、毎日お弁当をお届けしている、府中市の大学の5階からの風景が楽しみな季節となりました。天気がいいときれいな富士山が見えるのです。これを見るのは3月以来です。しかしこの府中と富士山の間にどれほどのセシウム134と137が降り積もっているのでしょうか。全く別世界になってしまいました。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★おからサラダ★

 野菜食堂の名物料理です。1.よく炒ったおからを洋風スープでしっとりさせて、2.塩・コショー、マヨネーズで味付けするだけの簡単な料理です。3.野菜はお好みのものを。水でさらしたタマネギはぜひ入れてください。これは「おから」がおいしいものでなければなりません。

★くるま麩の酢豚風★

1.水で戻した車麩と乱切りにしたナスを高温の油で素揚げにします。2.タマネギ、人参、椎茸を食べやすい大きさに切って炒めたら、ナスと車麩も加えて炒めます。3.合わせ調味料(醤油、ケチャップ、みりん、酢、水、片栗粉)を加えて炒めて出来あがりです。
「豚」でなくても意外なおいしさです。ぜひお試しください。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 19日の土曜日「国際有機農業映画祭」にコメンテーターのひとりとして参加しました。農作物と放射能の吸着作用について詳しい話が聞けてたいへん参考になりました。収穫期を迎えた福島では様々な実験と詳しい調査活動が行われています。コメや野菜がどのような条件の時にセシウムを吸い込んでしまうのか、「除染」のために植えるには何がいいのか、勉強しました。これからが勝負です。

映画「サッカーの街」

 福島県の放射能汚染のことを少しでも知っていただこうと考えてみさと屋の藤川が作成したつたない映画です。福島の子どもたちのこの夏の記録。DVD貸し出しています。


 『持続可能で平和な
エネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


■包丁砥ぎ器

 玄米食を勧める「陰陽ライフ」さんが扱っているものです。よく砥げます。包丁が切れないというご家庭に貸し出します。気に入ったらお買い上げを 2860円だそうです。