<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2006.no.15
■先週は「ふきのとう」料理でしたが、今週は「野ぶき」です。
先週は暑いくらいの日があったり寒かったりする日々でした。激しい雨も降りました。春から初夏の気候になりつつあります。気温の差についていけずに熱を出している人が多いです。栄養をとって休息をとることが必要ですね。野菜をたっぷり食べましょう。
先週は「ふきのとう」の天ぷらを紹介しましたが、今週は伊豆の山から「野ぶき」が届きました。まな板の上で塩をふってごりごりと転がしながら擦ったら、軽くゆでて薄皮を水につけながらむき、しばらく水につけておいてからダシ汁(醤油1、みりん1、鰹ダシ8程度)で煮ます。この時期にしか味わえない春の香りです。
同じ南伊豆からは「竹の子」も届いています。糠で煮てアク抜きをしてからやはり鰹ダシで煮て食べてください。ワカメを添えるのが一般的な「若竹煮」という組み合わせです。
■野菜食堂のかんたんレシピ
★ししゃもフライ★
今週も料理とはいえない簡単なもので失礼します。決め手はみさと屋の三陸水産の「ししゃも」を使うということ(笑)です。これが自然の味で美味しいのです。野菜食堂ではお弁当用に下の写真のようにたくさん作ります。簡単なのにたいへん評判のいい料理なのです。このフライは下味をつけません。「ししゃも」の味だけで十分なので、そのまま水溶き小麦粉とパン粉をつけて揚げるだけです。ソースの味も合いますが、塩を軽くふって食べてみてください。この「三陸ししゃも」はもちろんそのまま焼いてもおいしいです。
■美容に、健康の素「はとむぎ粉」
薬膳の方では、利尿作用があって体のむくみを取ることで知られている「はと麦」。からだの老廃物を排泄してくれるので、肌の美容に効果が高いといわれています。粉になっていますので、小麦粉を使う感覚で何にでもお使いください。お菓子作りケーキにも利用できます。500g、¥945。「ハト麦」には「粒」のものもあります。ごはんに混ぜて炊くのもいいし、小豆と混ぜてカボチャと煮て「いとこ煮」にしても。粉と粒を使い分けてぜひご利用ください。
■182に掲載
調布市のタウン誌「182」で紹介されました。無料誌なのでぜひお手に。
|